環境
 健康への影響が懸念される自動車から排出される超微粒子は、従来の対策では除去するのが難しい。本書では、その最新の測定法、低減技術、人体影響、国内外の規制動向を解説する。
2005年5月26日
本体28,400円+税
260頁
B5
ISBN4-86043-079-4
 
執筆者全25名
 
序論 ディーゼル車の排出ガス規制とその対策技術
 
1 挙動・メカニズム

ナノ粒子の凝集コントロールおよび安定分散技術
 
DEPの物理化学的特性
 

自動車排出ナノ粒子の性状と生成メカニズム
   
 
 
2 測定・評価
自動車排出ナノ粒子の測定・評価の重要性

ナノ粒子の計測に関する校正技術の課題
 
自動車排出ガス中のナノ粒子計測のための新しいDMAの開発
 

排ガス中のナノ粒子の計測─電子式低圧インパクタによる計測
 
ディーゼル排気中ナノ粒子の低減技術
 

自動車排ガス用パーティクルサイザによる計測法
   
 
 
3 生体影響

ナノ粒子の沈着、体内動態
 
呼吸器・循環器系影響の疫学
 

ディーゼル排ガスの生殖系および脳神経系への影響
 
動物実験による排気微粒子の健康への影響評価と今後の展開
 
4 自動車排出ナノ粒子に係る現状と今後の展開

ディーゼル排出ガス微小粒子を巡る国内外の動向
 
国際標準計測装置─非解離イオン化法全プロファイル分析質量計測装置─の開発に向けて
 

東京都におけるディーゼル車規制の状況とその影響
   
 
 
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