高分子 CD-ROM 試読不可
エポキシ樹脂は、接着性や絶縁特性など非常に高いパフォーマンスを持つが、エポキシ主鎖の化学構造および選択する硬化剤や副資材によって、その物性は大きく異なる。ここでは、エポキシ樹脂(主鎖)の化学構造を理解し、さまざまな硬化剤との反応機構を捕らえることで、 硬化物の良い物性を得るための基礎的な考え方を示す。加えて、副資材の一つで大きく物性を変えることのできるフィラーの使い方と、熱衝撃試験による 耐クラック性解析により、硬化物の物性評価に関する方法論を紹介する。
2016年3月31日
本体46,278円+税
DVD1枚(240分)+A4フルカラーテキスト(スライド124枚)
(株)R&D支援センター
 
■講師:久保内 昌敏
東京工業大学 大学院理工学研究科 化学工学専攻 教授

エポキシ樹脂の化学構造と特徴
1. エポキシ樹脂硬化物の高分子構造
2. ビスフェノール型エポキシ樹脂の構造と特徴
3. ノボラック型エポキシ樹脂の構造と特徴
4. その他のエポキシ樹脂

主な硬化剤と硬化メカニズムの基礎
1. 硬化剤と活性水素
2. アミン系硬化剤との反応
3. 酸無水物系硬化剤との反応
4. フェノール系硬化剤との反応
5. その他の硬化剤

 副資材とその効果
1. 副資材の種類と特徴
2. フィラーを充填したエポキシ樹脂の機械的特性
3. 無機フィラーを充填したエポキシ樹脂の耐水性・耐食性

エポキシ樹脂の耐熱衝撃性の評価方法
1. 熱衝撃とは
2. 熱衝撃試験方法
3. フィラーを充填したエポキシ樹脂の耐熱衝撃性評価
 
 
エポキシ樹脂の化学構造と硬化剤および副資材の使い方 Copyright (C) 2016 NTS Inc. All right reserved.