設備・機械 CD-ROM 試読不可
発刊にあたって
下記のような方々にご購入をお薦めします。
建物の設計・施工・メンテナンス・苦情処理などに関わっている技術者の方。
吸音・遮音関連の材料に関連する業務の方。
鉄道・自動車関連で音と振動に関連する業務に関わっている方。
振動・騒音問題で何らかのトラブルでお困りの方。

建物の居住空間,鉄道・自動車などの移動空間等では程度の差はあるものの音・振動に対する 何らかの防御(防音・防振)が必要になります。防音・防振に関係する要因として吸音と遮音 及び振動制御は必須項目であり、関連の基礎理論を理解することが対策を考えるうえで必須となり、 この理解があって初めて有効な吸音・遮音構造体の選択、あるいは新たな構造体を創り出すことも 可能となります。当講座では「なぜ吸音するのか」「遮音のメカニズムは何か」といった物理現象 としての本質に主眼に置いて解説しています。

2016年10月21日
本体46,278円+税
DVD1枚(約240分)+A4テキスト
(株)R&D支援センター
 
著者 京都大学工学研究科教授 工学博士 高橋 大弐

はじめに
1-1 生活空間における音と振動の実態
1-2 吸音・遮音・振動制御が関係する問題とは?

音と振動の基礎事項
2-1 音の物理と心理的効果
2-2 音って何?
2-3 音の反射・吸収・透過

吸音の基礎理論
3-1 吸音とインピーダンス
3-2 吸音のメカニズム
3-3 微細穿孔板(MPP)の吸音
3-4 吸音率の測定
3-5 吸音による減音効果
   

遮音の基礎理論
4-1 振動と音の伝搬
4-2 遮音のメカニズム:隙間のない壁体をなぜ音が透過する?
4-3 空気音の遮音
4-4 個体音の遮音
4-5 床衝撃音

防振の基礎理論
5-1 振動伝達の簡易モデル
5-2 防振の考え方
5-3 ダンピングの測定と応用

おわりに
 
吸音・遮音および振動制御の基礎習得 Copyright (C) 2016 NTS Inc. All right reserved.