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●口絵
●発刊のことば
●執筆者一覧 |
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序 |
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第1章 | 生命機能としての糖鎖と応用 <木塚 康彦/是金 宏昭/谷口 直之> |
1 | はじめに |
2 | 糖鎖生物学研究の変遷─ N 型糖鎖を例に |
3 | おわりに |
第2章 | グライコマテリアルサイエンス時代を迎えて <小林 一清> |
1 | 「糖鎖(glycans)」の両輪として |
2 | 太陽の恵みを受けて |
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3 | 有限な資源をいかに有効に活用するか |
4 | 糖鎖(多糖)は複雑系である |
5 | 糖鎖(多糖)の研究をさらに深化させるために |
6 | 産業界の大きな寄与 |
7 | 心の豊かさに向けて多糖文化が寄与できないだろうか |
8 | 再び,「糖鎖」の両輪として |
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糖鎖の生命科学─機能 |
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第1章 | 生体内の糖鎖 |
第1節 | 糖タンパク質─構造・生合成・代謝 |
[1] | N 結合型糖鎖 <顧 建国> |
1 | はじめに |
2 | N 結合型糖鎖の生合成 |
3 | N 結合型糖鎖の機能 |
4 | おわりに |
[2] | O─グリカンの化学的性質とムチンの生物学的意義 <中田 博> |
1 | はじめに |
2 | ムチン |
3 | O─グリカンの生合成と構造 |
4 | O─グリカンおよびムチンの生物学的機能 |
[3] | 非典型的なO 結合型糖鎖 <岡島 徹也/古川 鋼一/小川 光貴> |
1 | はじめに |
2 | トロンボスポンジン1 型リピートにおける糖鎖修飾 |
3 | 上皮成長因子ドメインにおけるO 型糖鎖修飾 |
[4] | O-GlcNAc <秋元 義弘/川上 速人> |
1 | はじめに |
2 | O-GlcNAc 修飾とその機能 |
3 | 疾患との関係 |
4 | O-GlcNAc の検出法 |
5 | おわりに |
第2節 | GPI アンカー <平田 哲也/木下タロウ> |
1 | 背景 |
2 | GPI アンカー型タンパク質の生合成 |
3 | GPI 欠損症 |
第3節 | プロテオグリカン |
[1] | コンドロイチン硫酸 <灘中 里美/北川 裕之> |
1 | はじめに |
2 | コンドロイチン硫酸の構造と機能 |
3 | コンドロイチン硫酸の生合成 |
4 | コンドロイチン硫酸の合成異常と病気との関連 |
5 | おわりに |
[2] | ヘパラン硫酸 <水本 秀二/菅原 一幸> |
1 | はじめに |
2 | HS と結合する機能性タンパク質とシグナル伝達 |
3 | HS の生合成経路 |
4 | ヘパラン硫酸のノックアウトマウスおよびトランスジェニックマウスの解析 |
5 | ヘパラン硫酸の生合成異常によるヒトの遺伝病とその他の疾患 |
6 | 有機合成・創薬 |
7 | おわりに |
第4節 | 糖脂質 <古川 鋼一> |
1 | はじめに |
2 | スフィンゴ糖脂質の合成 |
3 | 糖脂質合成酵素の輸送とクラスター形成 |
4 | 糖脂質の生物学的意義 |
5 | 遺伝子KO マウスが示したスフィンゴ糖脂質の神経機能 |
6 | 各臓器における糖脂質の機能 |
7 | 外来性病原体や毒素と関連した糖脂質の機能 |
8 | おわりに |
第5節 | レクチン <山本 一夫> |
1 | レクチンとは |
2 | レクチンの性質 |
3 | レクチンの機能 |
4 | おわりに |
第6節 | 分解酵素 |
[1] | グリコサミノグリカン・プロテオグリカンの分解 <山田 修平/水本 秀二/菅原 一幸> |
1 | 代謝概要および細胞外での分解 |
2 | GAG 鎖の代謝分解 |
3 | GAG の代謝にかかわる酵素をコードする遺伝子のノックアウト(KO)マウスおよびトランスジェニックマウス |
4 | GAGの代謝異常によるヒトの遺伝病とその他の疾患 |
[2] | シアリダーゼ <宮城 妙子> |
1 | シアル酸とシアリダーゼ |
2 | シアリダーゼの機能 |
3 | シアリダーゼ異常 |
第7節 | 多糖の構造・生合成・代謝 <中村 保典> |
1 | はじめに |
2 | デンプン,グリコーゲン,セルロースの構造 |
3 | デンプンの生合成・代謝 |
4 | グリコーゲンの生合成・代謝 |
5 | セルロースなど細胞膜多糖類の生合成 |
第2章 | 糖鎖と生命 |
第1節 | 受精 <北島 健> |
1 | 受精の過程 |
2 | 精子運動と糖鎖 |
3 | 精子先体反応と卵外被糖鎖 |
4 | 精子─卵黄膜接着と糖鎖 |
5 | 卵表層反応と糖鎖 |
6 | まとめ |
第2節 | プロテオグリカンと四肢の発生 <小林 孝/木全 弘治> |
1 | はじめに |
2 | プロテオグリカンとグリコサミノグリカン |
3 | 四肢の発生と肢芽 |
4 | 四肢の発生とプロテオグリカン |
5 | おわりに |
第3節 | 細胞間情報伝達,Notch 情報伝達 <松本顕治郎/石尾 彬/松野 健治> |
1 | はじめに |
2 | Notch 情報伝達系 |
3 | Notch のO 型糖鎖修飾 |
4 | Notch のN 型糖鎖修飾 |
第4節 | 神経 ─神経可塑性と糖鎖─ <岡 昌吾> |
1 | はじめに |
2 | 眼優位性可塑性と糖鎖 |
3 | シナプス可塑性と糖鎖 |
4 | HNK─ 1 糖鎖 |
5 | その他の糖鎖 |
6 | おわりに |
第5節 | 免疫 |
[1] | NKT <田代 卓哉/谷口 克> |
1 | NKT 細胞とは |
2 | NKT-TCR による糖脂質CD1d 複合体の認識 |
3 | 糖脂質の構造と活性 |
4 | NKT 細胞の臨床応用 |
5 | 結論 |
[2] | Siglec <安形 高志> |
1 | はじめに |
2 | Siglec の基本構造 |
3 | Siglec の名称と進化 |
4 | Siglec の発現パターン |
5 | Siglec の機能 |
6 | Siglec のかかわる疾患 |
7 | Siglec と感染症 |
8 | Siglec の医療応用 |
9 | おわりに |
[3] | 免疫応答・炎症を調節するヘパラン硫酸・ヘパリンとヘパラナーゼ <東 伸昭> |
1 | はじめに |
2 | 免疫細胞に発現するヘパラナーゼは基底膜分解に関与する |
3 | 血管内皮細胞表層のヘパラン硫酸の放出は炎症の進行を二相性に制御する |
4 | ヘパラナーゼは免疫細胞に作用しサイトカイン・メディエーター産生を調節する |
5 | おわりに |
[4] | ガレクチン <山下 克子/井手尾浩子> |
1 | はじめに |
2 | ガレクチンファミリーの構造 |
3 | ガレクチンの糖結合特異性 |
4 | 哺乳類ガレクチンファミリーの多様な組織分布と機能 |
5 | ガレクチンの細胞外への分泌機構 |
6 | ガレクチンの病原体に対する防御機構 |
7 | 今後の課題 |
[5] | 真菌細胞壁糖鎖受容体デクチンの免疫機能 <安達 禎之> |
1 | はじめに |
2 | dectin-1 の概要 |
3 | 発現細胞と受容体発現調節 |
4 | (1 → 3)─β─D─グルカン相互作用におけるdectin-1 の特異性 |
5 | dectin-1 のリガンド糖鎖最小単位 |
6 | dectin-1ノックアウトマウスの腹腔マクロファージ |
7 | β─グルカン受容体にかかわる細胞内シグナリング |
8 | dectin-2 |
9 | MCL(dectin-3) |
10 | おわりに |
[6] | 自然免疫 <深瀬 浩一> |
1 | はじめに |
2 | 自然免疫受容体 |
3 | おわりに |
第6節 | サイトカイン,増殖因子:ミッドカインを一例に <門松 健治> |
1 | はじめに |
2 | ミッドカインファミリーの構造 |
3 | MK の機能 |
4 | MK の糖鎖結合能と受容体 |
5 | 研究の意義と今後の方向 |
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第7節 | リンパ球ホーミング <川島 博人> |
1 | リンパ球ホーミング |
2 | 6─スルホシアリルルイスX 糖鎖とリンパ球ホーミング |
3 | 糖鎖コア構造とリンパ球ホーミング |
4 | ヘパラン硫酸によるケモカインの提示とリンパ球ホーミング |
5 | 活性化リンパ球のホーミングにおける糖鎖の機能 |
第8節 | 糖タンパク質の品質管理機構 <鈴木 匡> |
1 | はじめに |
2 | グルコースのトリミングとカルネキシン・カルレティキュリンサイクル |
3 | EDEM によるデマンノシレーションと分解レクチンOS─ 9 の変性タンパク質認識 |
4 | 細胞質におけるイベント:糖鎖認識ユビキチンリガーゼ(Fbx ファミリータンパク質)と,脱糖鎖酵素(PNGase) |
第9節 | 糖タンパク質の細胞内輸送 <佐藤 匡史/加藤 晃一> |
1 | はじめに |
2 | 積荷受容体による糖タンパク質の選別と輸送 |
3 | L 型レクチン(VIP36 およびERGIC─ 53) |
4 | マンノース6 ─リン酸受容体 |
5 | おわりに |
第10節 | 細菌毒素の受容体としての糖脂質 <古川 鋼一/近藤 裕史/北村 勝/古川 圭子> |
1 | はじめに |
2 | 代表的な細菌毒とその結合糖脂質 |
3 | 最近報告された細菌毒素と糖鎖受容体 |
第3章 | 糖鎖と疾患 |
第1節 | がん |
[1] | ガングリオシドによるがんの悪性形質の制御機構─神経外胚葉系腫瘍 <古川 鋼一/大川 祐樹/松本 康之/大海 雄介/橋本 登/山内 祥生/古川 圭子> |
1 | はじめに |
2 | 種々のがんにおけるジシアル酸化ガングリオシドのがん形質増強機能 |
3 | モノシアル酸化ガングリオシドの悪性シグナル抑制機能 |
4 | おわりに |
[2] | 上皮腫瘍 <神奈木玲児> |
1 | はじめに |
2 | 早期がんにおける糖鎖不全現象と糖鎖関連遺伝子のエピジェネティック・サイレンシング |
3 | 早期がんにおける糖鎖異常の機能的意義 |
4 | 進行がんにおける低酸素抵抗性の獲得と代謝偏倚 |
5 | 低酸素抵抗性と細胞運動能およびオートファジーの亢進 |
6 | 上皮間葉転換(EMT)とがん幹細胞 |
7 | 血管内皮細胞への接着と血行性転移 |
第2節 | 糖鎖と脂肪肝 <三善 英知/鎌田 佳宏> |
1 | 脂肪肝とは? |
2 | 糖転移酵素のトランスジェニックマウスと脂肪肝 |
3 | 単純脂肪肝とNASH を鑑別する糖鎖マーカーの開発 |
4 | 今後の糖鎖と脂肪肝研究 |
第3節 | アルツハイマー病の中心分子に結合するO 型糖鎖 <北爪しのぶ> |
1 | アルツハイマー病患者に見られる病理的変化 |
2 | APP のO 型糖鎖付加 |
3 | タウのO-GlcNAc 化 |
4 | まとめ |
第4節 | 筋ジストロフィー <遠藤 玉夫> |
1 | はじめに |
2 | α-DG と糖鎖 |
3 | O-Man 型糖鎖合成経路 |
4 | O-Man 型糖鎖とα─ジストログリカノパチー |
5 | 新たなα─ジストログリカノパチーの原因遺伝子 |
6 | おわりに |
第5節 | 慢性閉塞性肺疾患(COPD と糖鎖) <高 叢笑/藤縄 玲子/谷口 直之> |
1 | はじめに |
2 | コアフコース欠如と肺気腫の発症 |
3 | 肺におけるグリコサミノグリカン(GAG)の抗炎症作用 |
4 | おわりに |
第6節 | 糖尿病 |
[1] | インスリン <井ノ口仁一> |
1 | はじめに |
2 | ガングリオシドGM3 はインスリンシグナル伝達を抑制する |
3 | マイクロドメイン病としてのインスリン抵抗性 |
4 | メタボリックシンドローム治療標的としてのスフィンゴ糖脂質生合成経路 |
5 | おわりに |
[2] | Glc 輸送体 <大坪 和明> |
1 | はじめに |
2 | GnT-IVa 糖転移酵素 |
3 | GnT-IVa 欠損におけるGLUT2 の機能・局在障害 |
4 | GLUT2 のβ 細胞表面安定発現メカニズム |
5 | N 型糖鎖修飾によるGLUT2 のβ 細胞膜マイクロドメイン局在制御 |
6 | 高脂肪食摂取による酸化ストレスとグルコースセンサー機能障害 |
7 | おわりに |
第7節 | 感染(細菌)─ピロリ菌を中心に <川久保雅友/伊藤 有紀/福田 穰/中山 淳> |
1 | はじめに |
2 | 胃腺粘液に特徴的なαGlcNAc |
3 | αGlcNAc のピロリ菌に対する作用 |
4 | αCGL のピロリ菌における発現意義 |
5 | CG を介した免疫担当細胞の認識機構 |
6 | iNKT細胞のピロリ菌感染における役割 |
7 | おわりに |
第8節 | 感染(ウイルス)─インフルエンザウイルスへマグルチニンの糖鎖ウイルス学─ <鈴木 康夫> |
1 | はじめに |
2 | インフルエンザウイルスの宿主域 |
3 | A 型インフルエンザウイルスが持つ2つの糖タンパク質スパイク,へマグルチニンおよびノイラミニダーゼ |
4 | インフルエンザウイルスへマグルチニンの構造と機能 |
5 | インフルエンザウイルスへマグルチニンのレセプターおよびレセプター結合特異性 |
6 | インフルエンザウイルスHA に対するレセプターシアロ糖鎖結合特異性のアッセイ法 |
7 | 鳥インフルエンザウイルスのヒト型レセプター結合適応変異 |
8 | おわりに |
第9節 | 先天異常(CDG) <和田 芳直> |
1 | Congenital Disorders of Glycosylation(CDG)の疾患概念と分類 |
2 | 症状・診断 |
3 | 質量分析による分子診断スクリーニング |
4 | 原因遺伝子の特定 |
5 | 予後・治療 |
第10節 | ギラン・バレー症候群 <濱田 征宏/楠 進> |
1 | はじめに |
2 | 概念 |
3 | 先行感染エピソード |
4 | GBS の発症機序 |
5 | GBS の診断 |
6 | 抗糖脂質抗体 |
7 | GBS の治療 |
第11節 | 糖鎖蓄積症 <松田 純子> |
1 | はじめに |
2 | リソソームとリソソーム病 |
3 | リソソーム病の神経病態 |
4 | リソソーム病の治療と糖鎖 |
5 | おわりに |
第4章 | iPS と糖鎖レクチンタイピング─レクチンによる細胞の規格化 <豊田 雅士/梅澤 明弘> |
1 | はじめに |
2 | マーカーとしての糖鎖とレクチン |
3 | 細胞の表面糖鎖構造を全体として捉える〜糖鎖プロファイル |
4 | iPS 細胞の医療展開と細胞の規定 |
5 | 糖鎖構造解析から糖鎖機能解析へ |
6 | おわりに |
第5章 | 動物モデル |
第1節 | ショウジョウバエが解き明かす,糖鎖による,発生とシグナル伝達の制御 <不破 尚志/西原 祥子> |
1 | はじめに |
2 | コア1 β1,3 ガラクトース転移酵素 |
3 | O─マンノース転移酵素 |
4 | 硫酸転移酵素 |
5 | グリコサミノグリカン |
6 | おわりに |
第2節 | 線虫でこそわかる糖鎖の新機能 <野村 一也/秋好紗弥香/松田 采子/野村 和子> |
1 | はじめに |
2 | 線虫の利点 |
3 | 線虫糖鎖遺伝子研究 |
4 | 細胞分裂を制御する糖鎖遺伝子群 |
5 | その他の糖鎖遺伝子の機能解析 |
6 | まとめ |
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糖鎖の構造解析・プロファイリング |
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第1章 | 質量分析グライコミクス/グライコプロテオミクスの進展へ貢献する質量分析法 <蟹江 治/大黒 周作> |
1 | はじめに |
2 | フラグメントイオンから得られる構造情報 |
3 | 構造解析に用いるイオン種 |
4 | 構造解析に有用な新たなパラメータ |
5 | 今後の展望 |
第2章 | HPLC マッピング法による糖鎖プロファイリング <矢木 宏和/加藤 晃一> |
1 | はじめに |
2 | HPLC による糖鎖の分離・同定 |
3 | 糖鎖プロファイリング技術による異性体識別 |
4 | 糖鎖プロファイリングのグライコミクス研究への応用 |
5 | おわりに |
第3章 | キャピラリー電気泳動法を用いた糖鎖プロファイリング <掛樋 一晃/山田 佳太> |
1 | はじめに |
2 | 分析メソッド |
3 | 培養がん細胞中のO 結合型糖鎖プロファイリング |
4 | ヒト血清タンパク質由来N 結合型糖鎖のプロファイリング |
5 | 抗体医薬品中の非ヒト型糖鎖(α-Gal エピトープ構造)の検出 |
6 | おわりに |
第4章 | レクチンを用いた相互作用解析:FAC とレクチンマイクロアレイ <平林 淳> |
1 | はじめに |
2 | フロンタル・アフィニティ・クロマトグラフィ(FAC) |
3 | レクチンマイクロアレイ |
4 | おわりに |
第5章 | 等温滴定型熱量計を用いたレクチン─糖鎖の分子間相互作用測定 <松尾 一郎/武田 陽一> |
1 | はじめに |
2 | 等温滴定型熱量計とは |
3 | 小胞体関連糖鎖とCRT との相互作用解析 |
4 | 今後の展望 |
第6章 | NMR <山口 拓実/加藤 晃一> |
1 | はじめに |
2 | 均一な糖鎖を発現する遺伝子改変酵母を利用した安定同位体標識法 |
3 | 常磁性プローブ導入による糖鎖の立体構造解析 |
4 | 糖脂質含有バイセルを用いた糖鎖クラスターとタンパク質との相互作用解析 |
5 | おわりに |
第7章 | X 線結晶構造解析 セレン含有糖鎖を用いた糖鎖結合タンパク質の位相決定法 <牧尾 尚能/加藤 龍一> |
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1 | X 線結晶構造解析と位相情報 |
2 | セレノメチオニンを用いた位相決定 |
3 | セレン含有糖鎖を用いた構造決定 |
4 | 既知構造とセレン含有糖鎖を用いて決定した構造の比較 |
5 | まとめ |
第8章 | 1 分子観察用ガングリオシドプローブの開発と脂質ラフト研究への応用 <安藤 弘宗/鈴木 健一/楠見 明弘/木曽 真> |
1 | はじめに |
2 | 動的な脂質ラフト像 |
3 | ガングリオシドプローブ |
4 | おわりに |
第9章 | 計算化学 <山口 芳樹> |
1 | はじめに:"実験"vs"計算"? |
2 | 分子シミュレーションとは |
3 | 分子動力学計算の流れ |
4 | 糖鎖の立体構造と計算 |
5 | おわりに |
第10章 | 多糖の構造解析 |
第1節 | 糖鎖構造決定 <鈴木 志保/北村 進一> |
1 | はじめに |
2 | 精製 |
3 | 構成糖分析 |
4 | メチル化分析 |
5 | 一次元NMR・DEPT |
6 | 二次元NMR |
7 | おわりに |
第2節 | 多糖の分子量と分子量分布 <北村 進一/鈴木 志保> |
1 | 分子量分布と平均分子量 |
2 | 分子量測定法 |
第3節 | X 線回折 <野口 恵一/北村 進一> |
1 | 繊維回折データ収集 |
2 | 繊維周期の算出と分子鎖構造の推定 |
3 | 格子定数の推定(回折斑点の指数付け) |
4 | 結晶構造モデルの検討 |
5 | 構造精密化 |
6 | 放射光を用いた生体材料のマイクロビームX 線回折 |
第4節 | 小角X 線散乱法(SAXS) <湯口 宜明> |
1 | はじめに |
2 | 小角X 線散乱法 |
3 | ギニエの近似式 |
4 | カラゲナン |
5 | キシログルカン |
6 | おわりに |
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糖鎖の工学─合成・機能 |
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第1章 | 糖鎖合成─合成手法 |
第1節 | 立体選択的グリコシル化反応 <眞鍋 史乃> |
第2節 | 2─デオキシ糖のグリコシル化 <田中 浩士/高橋 孝志> |
1 | はじめに |
2 | 2─デオキシ糖の立体選択的グリコシル化 |
3 | β 選択的グリコシル化反応 |
4 | α 選択的グリコシル化反応 |
5 | まとめ |
第3節 | シアル酸のグリコシル化反応 <花島 慎弥> |
1 | はじめに |
2 | シアル酸の化学的グリコシル化反応 |
3 | おわりに |
第4節 | 新規合成手法 |
[1] | 固相合成 <田中 克典> |
1 | はじめに |
2 | N 結合型糖鎖の固相合成 |
3 | おわりに |
[2] | フルオラス合成 <後藤浩太朗/畑中 研一> |
[3] | ワンポットグリコシル化 <高橋 孝志/田中 浩士> |
1 | はじめに |
2 | 直鎖型OPG |
3 | 分岐型OPG |
[4] | マイクロ波合成 <長島 生/清水 弘樹> |
1 | はじめに |
2 | メチルグリコシドを糖供与体として利用する |
3 | マイクロ波を利用したルイスX(LeX) 3 糖体の合成 |
4 | 結語 |
[5] | マイクロリアクターを利用したグリコシル化 <深瀬 浩一> |
1 | はじめに |
2 | 隣接基関与を使用した立体選択的グリコシル化 |
3 | α 選択的シアリル化法の開発 |
4 | β 選択的マンノシル化法の開発 |
5 | グリコシルアスパラギン合成 |
6 | Kdo─グリコシル化 |
7 | まとめ |
[6] | 電解グリコシル化 <野上 敏材> |
1 | はじめに |
2 | 電気化学的なグリコシルトリフラートの発生・蓄積 |
3 | 自動合成への応用 |
[7] | 環境調和型グリコシル化反応 <佐々木 要/高橋 大介/戸嶋 一敦> |
1 | はじめに |
2 | 固体酸触媒を用いた環境調和型のグリコシル化反応 |
3 | イオン液体を用いた環境調和型のグリコシル化反応 |
4 | おわりに |
第2章 | 糖鎖合成(化学合成)と機能 |
第1節 | 生理活性ガングリオシドの合成 <今村 彰宏/安藤 弘宗/石田 秀治/木曾 眞> |
1 | はじめに |
2 | ガングリオシド合成の概略 |
3 | 新規合成戦略による全合成 |
4 | 今後の展開 |
第2節 | 複合糖質合成 <稲津 敏行> |
1 | 構造が明確で均一な複合糖質の重要性 |
2 | Fmoc-Asn(糖鎖)-OH を用いる糖鎖─タンパク質相互作用解析 |
3 | 糖鎖─シクロデキストリン複合体の合成 |
4 | おわりに |
第3節 | 糖タンパク質品質管理の稼働状況を知る 〜化学合成基質による糖鎖プロファイルの再構成〜 <岩本 将吾/平野 真/松尾 一郎/戸谷希一郎> |
1 | はじめに |
2 | 糖鎖を介したタンパク質品質管理とフォールディング病 |
3 | 糖タンパク質品質管理機構の稼働状況を糖鎖で調べるには? |
4 | 再構成糖鎖プロファイルによる糖タンパク質品質管理機構の評価 |
5 | おわりに |
第4節 | 糖タンパク質合成 <和泉 雅之/伊藤 幸成/梶原 康宏> |
1 | はじめに |
2 | 均一な糖鎖構造を持つ糖タンパク質の合成戦略 |
3 | 糖タンパク質の立体構造形成と分析 |
4 | 変性糖タンパク質プローブの合成と利用 |
5 | おわりに |
第5節 | グリコサミノグリカン合成 <田村 純一> |
1 | はじめに |
2 | コンドロイチン硫酸繰返しオリゴ糖の合成 |
3 | ビオチン化コンドロイチン硫酸4 糖の合成 |
第6節 | 免疫増強複合糖質 <藤本ゆかり> |
1 | はじめに |
2 | ペプチドグリカン(PGN) |
3 | リポ多糖(LPS) |
4 | おわりに |
第7節 | β(1,3)グルカンの合成 <田中 浩士/高橋 孝志> |
1 | はじめに |
2 | β グルカン糖鎖の合成上の問題点 |
3 | 長鎖β グルカン糖鎖の合成例 |
4 | おわりに |
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第8節 | 結核菌細胞壁複合糖質 <石渡 明弘> |
1 | はじめに |
2 | 巨大な細胞壁複合糖質成分の合成研究 |
3 | おわりに |
第9節 | リポオリゴ糖の合成 <山ア 良平> |
第10節 | 標的糖鎖光分解用生体機能分子 <高橋 大介/戸嶋 一敦> |
1 | はじめに |
2 | 糖鎖を光分解する小分子─アントラキノン─ |
3 | アントラキノン─レクチンハイブリッド分子による標的糖鎖光分解 |
4 | アントラキノン─ボロン酸ハイブリッド分子による標的糖鎖光分解 |
5 | アントラセン─ケンプ酸ハイブリッド分子による標的糖選択的光分解 |
6 | おわりに |
第3章 | 糖鎖の合成─生物系 |
第1節 | 糖鎖プライマー法 <佐藤 智典> |
1 | はじめに |
2 | 糖鎖プライマー法の原理 |
3 | 糖鎖プライマーの設計の一般性 |
4 | バイオコンビナトリアル合成法と糖鎖ライブラリーの構築 |
5 | 糖鎖プライマー法の活用(1) |
6 | 糖鎖プライマー法の活用(2) |
7 | おわりに |
第2節 | 酵素法と酵母細胞を利用した糖タンパク質合成 <千葉 靖典> |
1 | はじめに |
2 | 酵母によるヒト型糖タンパク質生産 |
3 | 酵素法による糖タンパク質合成 |
第3節 | 植物を利用した糖タンパク質合成 <藤山 和仁> |
1 | はじめに |
2 | 植物糖鎖修飾能改変技術 |
3 | 医療用糖タンパク質生産 |
4 | おわりに |
第4節 | 酵素合成T:加水分解酵素を利用した糖鎖合成 <正田晋一郎/小林 厚志/野口 真人> |
1 | はじめに |
2 | 脱水縮合によるグリコシド結合生成 |
3 | 糖転移反応によるグリコシド結合生成 |
4 | おわりに |
第5節 | 酵素合成U:糖転移酵素を利用した糖鎖合成 <比能 洋/西村紳一郎> |
第6節 | 酵素合成V:糖転移酵素を利用した糖鎖合成 <碓氷 泰市/尾形 慎> |
1 | はじめに |
2 | バクミドシステムを用いた糖転移酵素の発現と糖鎖合成 |
第7節 | 酵素合成IV:ホスホリラーゼを利用した糖鎖合成 <北岡 本光> |
1 | はじめに |
2 | ホスホリラーゼの活性 |
3 | ホスホリラーゼの組み合わせによる糖鎖調製 |
第8節 | 酵素合成V:エンド型グリコシダーゼを利用した糖鎖合成 <梅川 碧里/芦田 久/山本 憲二> |
1 | はじめに |
2 | エンドグリコシダーゼのグリコシンターゼ様変異体の創製 |
3 | Endo-MN175Qを活用したシアロ糖タンパク質の効率的合成 |
4 | その他のエンドグリコシダーゼによる糖転移反応とその応用 |
5 | おわりに |
第4章 | 多糖の合成と修飾 |
第1節 | グライコポリマー <三浦 佳子> |
1 | グライコポリマーとは |
2 | グライコポリマーと多価効果 |
3 | グライコポリマーを用いた糖鎖機能材料の調製 |
第2節 | 糖鎖デンドリマー 〜その場観察可能なウイルス,微生物類の検出薬への応用〜 <幡野 健/松岡 浩司> |
1 | はじめに |
2 | カルボシランデンドリマー |
3 | 感染症検査薬への応用 |
4 | おわりに |
第3節 | 植物デンプン代謝のエンジニアリング <中村 保典> |
1 | はじめに |
2 | アミロペクチン分子構造のエンジニアリング |
3 | アミロース含有量のエンジニアリング |
4 | 多重遺伝子エンジニアリング:デンプン粒構造のエンジニアリング |
5 | デンプン代謝マスフローの制御 |
6 | おわりに |
第4節 | 機能化アミロースの酵素合成 <門川 淳一> |
1 | はじめに |
2 | 化学─酵素法によるアミロースグラフト化複合多糖の合成 |
3 | おわりに |
第5節 | ブロックポリマーの酵素合成 <西村 智貴/秋吉 一成> |
1 | はじめに |
2 | ホスホリラーゼによるアミロース重合反応 |
3 | アミロース系ブロックポリマーの酵素重合 |
4 | アミロース系ブロックポリマーのバイオマテリアルへの応用 |
5 | まとめ |
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メディカルサイエンスと糖鎖 |
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第1章 | 医薬品開発 |
第1節 | 抗体 <岡部 尚文/名渕 義明/石黒 敬弘> |
1 | はじめに |
2 | IgG における糖鎖構造 |
3 | 糖鎖分析法 |
4 | 糖鎖改変によるADCC 活性増強技術 |
5 | ADCC 活性増強技術の臨床応用 |
第2節 | 糖タンパク質エリスロポエチンの化学合成 <岡本 亮/梶原 康宏> |
1 | はじめに |
2 | 糖タンパク質の化学合成戦略 |
3 | エリスロポエチンの化学合成 |
4 | 化学合成糖タンパク質の生理活性評価 |
5 | おわりに |
第3節 | バイオ後続品の品質・安全性・有効性確保 <山口 照英> |
1 | はじめに |
2 | バイオ後続品のレギュラトリーパス |
3 | バイオ後続品の製法確立と品質特性解析 |
4 | 非臨床試験 |
5 | 臨床試験 |
6 | 製造販売後調査 |
7 | バイオ後続品開発の今後 |
第4節 | ヒアルロン酸 <板野 直樹> |
1 | はじめに |
2 | ヒアルロン酸の物理化学的性質 |
3 | ヒアルロン酸の生理学的性質 |
4 | ヒアルロン酸生合成機構 |
5 | ヒアルロン酸合成異常と疾患 |
6 | 医薬品としてのヒアルロン酸 |
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7 | ヒアルロン酸誘導体の開発 |
8 | 今後の展望 |
第5節 | インフルエンザウイルス感染阻害剤 <山本 憲二> |
1 | はじめに |
2 | シアロ糖を結合したポリマー阻害剤 |
3 | シアロ糖鎖をリガンドとして結合したグリコポリマー阻害剤 |
4 | 一段階で合成されるインフルエンザウイルス感染阻害剤 |
5 | おわりに |
第2章 | 検査・試薬 ─糖鎖センサー─ <三浦 佳子> |
1 | はじめに |
2 | 糖の検出とバイオセンサー |
3 | 糖鎖─タンパク質相互作用を利用したバイオセンシング |
4 | レクチンをベースとするバイオセンサー |
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第3章 | イメージング |
第1節 | 糖鎖イメージング <野ア 聡/田中 克典/深瀬 浩一/渡辺 恭良> |
1 | はじめに |
2 | PET を用いた分子イメージング技術 |
3 | PET を用いた糖鎖クラスターのイメージング |
4 | おわりに |
第2節 | 糖鎖の蛍光イメージング <鈴木 匡> |
1 | はじめに |
2 | click 反応を利用した糖鎖のイメージング |
3 | 修飾糖の生細胞への取り込み:"バイオオルソゴナル"な反応なら問題はない?? |
4 | FRET による特定糖タンパク質の可視化 |
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ヘルスケアサイエンスと糖鎖 |
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第1章 | ヘルスサイエンスと糖鎖 <鷹羽 武史> |
1 | はじめに |
2 | 食品の一次機能と糖鎖 |
3 | 食品の二次機能と糖鎖 |
4 | 食品の三次機能と糖鎖"糖質" |
5 | 化粧品と糖鎖 |
第2章 | 糖鎖と食品の物性 |
第1節 | 多糖のレオロジーとゲル化挙動 <西成 勝好/新田 陽子> |
1 | はじめに |
2 | 多糖水溶液のレオロジーとゲル化 |
3 | 多糖の液晶形成 |
4 | 多糖ゲルの弾性率 |
第2節 | デンプンと加工デンプン <栗田 賢一/市原 敬司> |
1 | はじめに |
2 | デンプンの構造 |
3 | デンプンの性質と食品利用 |
4 | 加工デンプン |
5 | 新たなデンプン物性改変へのチャレンジ |
6 | 今後 |
第3節 | 水溶性大豆多糖類 <中村 彰宏> |
1 | はじめに |
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2 | 大豆の繊維質と水溶性大豆多糖類の製造方法 |
3 | 基本的性質 |
4 | 分子構造 |
5 | 乳化機能とメカニズム |
6 | おわりに |
第3章 | 食品生理機能と糖鎖 |
第1節 | 難消化性デキストリン(ファイバーソル2) <岸本 由香> |
1 | はじめに |
2 | 難消化性デキストリンの生理機能 |
3 | おわりに |
第2節 | オリゴ糖 <中久喜輝夫> |
1 | はじめに |
2 | オリゴ糖の種類と製造方法 |
3 | オリゴ糖の機能特性と利用 |
4 | おわりに |
第3節 | リン酸化オリゴ糖カルシウム <釜阪 寛> |
1 | 調製方法と特徴 |
2 | オーラルヘルスへの応用 |
3 | 初期むし歯の再石灰化と再結晶化 |
4 | POs-Ca 配合製品の開発 |
5 | まとめ |
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マテリアルサイエンスと糖鎖 |
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第1章 | バイオマテリアル |
第1節 | イオン性多糖を用いた遺伝子のデリバリーシステム <佐藤 智典> |
1 | はじめに |
2 | 遺伝子/キトサン複合体 |
3 | 遺伝子/糖修飾キトサン複合体 |
4 | 遺伝子/キトサン/アニオン性多糖複合体 |
5 | まとめ |
第2節 | 多糖の疎水化によるナノゲル形成と機能 <竹田 茂生/秋吉 一成> |
1 | はじめに |
2 | プルラン |
3 | マンナン |
4 | ヒアルロン酸 |
5 | サイクロアミロース |
6 | 酵素合成グリコーゲン |
第3節 | 多糖・核酸3 重らせん複合体によるDDS <櫻井 和朗/宮本 寛子/望月 慎一> |
1 | はじめに |
2 | シゾフィラン(SPG)/核酸複合体 |
3 | 核酸医薬CpG 核酸のデリバリーへの応用 |
4 | おわりに |
第4節 | シクロデキストリンを用いたドラッグデリバリーシステム <東 大志/本山 敬一/有馬 英俊> |
1 | はじめに |
2 | CyD を基盤とした低分子薬物のDDS |
3 | CyD を基盤としたタンパク質性薬物のDDS |
4 | CyD を基盤とした遺伝子・核酸医薬のDDS |
5 | おわりに |
第5節 | 医薬製剤用のセルロース誘導体 <早川 和久> |
1 | 従来の医薬製剤用途と使用されるセルロース誘導体 |
2 | 近年開発されてきている用途 |
3 | 最近開発された医薬製剤用のセルロース誘導体 |
4 | 医薬用添加物について |
第6節 | アルギン酸材料による再生医療 <原 正之> |
1 | はじめに |
2 | アルギン酸の構造と性質 |
3 | アルギン酸のG およびM の組成および配列とゲル化能 |
4 | 生体適合性と細胞接着性 |
5 | 組織工学や細胞移植治療における細胞培養の足場材料(scaffold) |
6 | 組織工学や細胞移植治療における免疫隔離膜 |
7 | 薬物送達系(drug delivery system ; DDS) |
8 | 細胞の保存や輸送時の保護剤としての利用 |
9 | 可逆的なゲル化能の利用 |
10 | マイクロリアクター(microreactor)への利用 |
11 | 移植用の細胞培養槽(bioreactor)への利用 |
12 | 組織工学にかかわる印刷技術への利用 |
13 | アルギン酸と他の材料の組み合わせ |
14 | まとめ |
第7節 | キチンによる外科治療 <南 三郎> |
1 | はじめに |
2 | キチンおよびキトサンの生体活性効果の発現と創傷治癒促進メカニズム |
3 | キチンおよびキトサンの生体活性効果のまとめ |
第8節 | 細胞外マトリックス分子の糖鎖による肝再生の制御 <作田 香子/佐野 琴音/小川 温子> |
1 | はじめに |
2 | 細胞外マトリックス分子,VN の役割 |
3 | 肝再生に伴うVN の糖鎖変化 |
4 | 肝再生に伴う星細胞接着伸展活性の変化 |
5 | 肝再生に伴うコラーゲン結合活性の変化 |
6 | 細胞外マトリックス分解へのVN の関与 |
|
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7 | クロマトフォーカシングによるVN のシアリル化変動の解析 |
8 | まとめ |
第9節 | バクテリアセルロースのバイオ応用 <田渕 眞理> |
1 | はじめに |
2 | 医療計測材料への応用進展 |
3 | 医療材料への応用 |
第2章 | ナノテクノロジー,産業利用 |
第1節 | セルロースシングルナノファイバー <磯貝 明> |
1 | はじめに |
2 | TEMPO 酸化セルロースナノフィブリルの構造と特長 |
3 | TOCN 含有複合材料の構造と特長 |
4 | おわりに |
第2節 | セルロースペーパー触媒 <北岡 卓也> |
1 | はじめに |
2 | セルロース結晶の触媒マトリックス利用 |
3 | 紙の上で紙がつくるセルロースペーパー触媒 |
4 | おわりに |
第3節 | キチンナノファイバー <伊福 伸介> |
1 | カニ,エビ殻,キノコからのキチンナノファイバーの単離 |
2 | キトサンナノファイバーの調製 |
3 | キチンナノファイバー補強透明プラスチックフィルム |
4 | まとめ |
第4節 | セルロース系多糖の液晶機能材料 <西尾 嘉之/巽 美緒/佐藤 潤一> |
1 | はじめに |
2 | セルロースの形態・構造上の特徴 |
3 | セルロース誘導体の分子性液晶と応用─光学機能の制御を中心に─ |
4 | セルロースナノクリスタルの液晶と応用─メゾフィラー機能を中心に─ |
第5節 | 結晶セルロースおよび結晶セルロース製剤と応用事例 <五味 俊一> |
1 | 結晶セルロースとは |
2 | 粉体グレードについて |
3 | コロイダルグレード(結晶セルロース製剤)について |
4 | コロイダルグレードの応用 |
5 | おわりに |
第6節 | シクロデキストリンの分子認識による自己修復ゲル <高島 義徳/原田 明> |
1 | はじめに |
2 | シクロデキストリンとは |
3 | CD を用いた自己修復性超分子ヒドロゲルの作製 |
4 | Azo 修飾ポリマーのAzo 部位の構造の違いによるゲル形成の変化 |
5 | CD-CUR とpAC12Azo からなるヒドロゲルの形成と光刺激応答性 |
6 | CD 修飾ポリマーとフェロセン修飾ポリマーによる酸化還元応答性自己修復性超分子ヒドロゲル |
7 | CD 修飾モノマーとゲスト分子修飾モノマーの包接錯体の重合による自己修復性超分子ヒドロゲルの作製 |
8 | 結言 |
第7節 | シクロデキストリンによる環境浄化 ─汚染油中の有害物質を除去・回収できるシクロデキストリン材料─ <木田 敏之/明石 満> |
1 | はじめに |
2 | 非極性溶媒中でのCD 誘導体の分子認識能 |
3 | CD 誘導体を用いた油(オイル)中からのポリ塩化ビフェニル(PCB)の除去・回収 |
4 | おわりに |
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安全性評価と課題 糖タンパク質バイオ医薬品の開発と品質・安全性評価 <川崎 ナナ/原園 景/石井 明子> |
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1 | はじめに |
2 | 糖タンパク質バイオ医薬品開発状況 |
3 | 糖タンパク質医薬品の品質・安全性評価 |
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4 | 品質管理戦略の構築 |
5 | 製造方法の変更 |
6 | おわりに |
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第1章 | 多糖 |
第1節 | デキストリン <末武 周一> |
第2節 | ペクチン <大和谷和彦> |
第3節 | タマリンドシードガム <大和谷和彦> |
第4節 | ガラクトマンナン <大和谷和彦> |
第5節 | アラビアガム <大和谷和彦> |
第6節 | 寒天 <柴 克宏> |
第7節 | カラギーナン <岩元 勝昭> |
第8節 | キサンタンガム <大和谷和彦> |
第9節 | プルラン <清水 明寿> |
第10節 | カードラン <梯 悦宏> |
第11節 | ジェランガム <大和谷和彦> |
第12節 | デキストリン脂肪酸エステル <鈴木 挙直> |
第13節 | 両親媒性キトサン誘導体 <酒井 康雄/吉岡 寿> |
第2章 | オリゴ糖 |
第1節 | マルトオリゴ糖 <藤本 佳則> |
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第2節 | イソマルトオリゴ糖 <中西 泰介> |
第3節 | シクロデキストリン <藤本 佳則> |
第4節 | トレハロース <丸田 和彦> |
第5節 | ニゲロオリゴ糖 <藤本 佳則> |
第6節 | ゲンチオオリゴ糖 <藤本 佳則> |
第7節 | フラクトオリゴ糖 <上野 慶一> |
第8節 | ラクトスクロース <伊藤 哲也> |
第9節 | ラフィノース <阿部 達也/菊地 裕人> |
第10節 | ガラクトオリゴ糖 <金井 晴彦> |
第11節 | ラクチュロース <関 信夫/渡井 直樹> |
第12節 | イソマルツロース(パラチノースR) <永井 幸枝> |
第3章 | 配糖体 |
第1節 | 糖転移ヘスペリジン <宅見 央子> |
第2節 | ルチン配糖体 <長井 敦史> |
第3節 | グルコシルアスコルビン酸 <石原 達也> |
第4節 | グリセリルグルコシド <長井 敦史> |
| 索引 |
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