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ペプチドライブラリーの構築とスクリーニング技術 |
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第1節 | ペプチドアレイライブラリーの作製法と短鎖機能性ペプチドのスクリーニング |
1. | はじめに |
1.1 | ペプチドの多様性 |
1.2 | ペプチドライブラリーの作製 |
1.3 | ペプチドアレイ細胞機能アッセイ法 |
1.4 | アミノ酸配列の残基置換 |
1.5 | ランダムライブラリーの作製と探索 |
2. | 配列―機能相関 |
2.1 | コレステロール吸収抑制ペプチドのルール |
2.2 | 細胞接着ペプチドのルール |
3. | その他の機能性ペプチド探索 |
3.1 | 遊離ペプチドライブラリー |
3.2 | 細胞内機能性ペプチドライブラリー |
4. | おわりに |
第2節 | 新しい生理活性ペプチドの探索法〜迅速・正確にスクリーニングする技術〜 |
| はじめに |
1. | 歴史的背景 |
1.1 | 組織からのペプチド抽出・精製法 |
1.2 | 平滑筋の収縮・弛緩を指標とした活性検出法 |
2. | 生物活性を指標とする新規ペプチド探索 |
2.2 | 標的とする受容体 |
2.2.1 | 一般的な細胞機能を有する受容体 |
2.2.2 | オーファン受容体 |
2.3 | 活性検出系 |
2.3.1 | Gαq共役型受容体の細胞内シグナル検出 |
2.3.2 | Gαs共役型受容体の細胞内シグナル検出 |
2.3.3 | Gαi共役型受容体の細胞内シグナル検出 |
2.3.4 | Gα12/13共役型受容体の細胞内シグナル検出 |
2.3.5 | β-アレスチンを介した細胞内シグナル検出 |
2.3.6 | ラベルフリー技術を用いたシグナル検出 |
3. | 生物活性に依存しない新規ペプチド探索 |
3.1 | 遺伝子情報からの新規ペプチド探索 |
3.2 | 質量分析計を用いた新規ペプチド探索 |
| おわりに |
第3節 | ファージディスプレイ法と次世代シークエンサーを利用したペプチドの網羅的配列探索・解析 |
| はじめに |
1. | ランダムペプチドファージライブラリーからの特異的ペプチドの単離 |
1.1 | T7ファージディスプレイライブラリー |
1.2 | ランダムペプチドライブラリーの構築 |
1.3 | ランダムペプチドライブラリーから特異的ファージの選別の概要 |
1.4 | 抗コラーゲンモノクローナル抗体に結合する結合ペプチドの同定 |
1.5 | 抗コラーゲンモノクローナル抗体に結合する結合ペプチドの特性解析 |
2. | 次世代シークエンサーを利用したペプチドの網羅的配列探索・解析 |
2.1 | NGSを使ったファージライブラリー中のペプチドの網羅的配列解析による結合配列同定 |
2.2 | エピトープペプチド2次ライブラリーからのNGS解析による結合重要残基の同定 |
| おわりに |
第4節 | mRNAディスプレイ法によるペプチドのスクリーニング |
| はじめに |
1. | mRNAディスプレイ法とは |
1.1 | mRNAディスプレイ法の利点 |
1.2 | mRNAディスプレイ法によるセレクション手順 |
2. | mRNAディスプレイ法によるセレクションの実例 |
2.1 | タンパク質間相互作用阻害ペプチド |
2.2 | バイオ医薬品に膜透過性を付与するペプチド |
| おわりに |
第5節 | 構造ゆらぎ抑制ペプチドライブラリーを用いた高性能標的結合ペプチドのスクリーニング法の開発 |
| はじめに |
1. | 蛍光足場タンパク質gFPSの開発 |
1.1 | ペプチドの組み込みに適したループの探索 |
1.2 | gFPSに組み込むことができるペプチドの長さの調査 |
1.3 | gFPSに組み込んだHER2結合ペプチドの結合評価 |
2. | 高性能標的結合ペプチドのスクリーニング法の開発 |
2.1 | gFPSの酵母ディスプレイと標的結合評価 |
2.2 | 高性能標的結合ペプチドのスクリーニング法 |
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| おわりに |
第6節 | cDNAディスプレイ法によるペプチドスクリーニング技術 |
| はじめに |
1. | cDNA ディスプレイ法の特徴 |
1.1 | cDNA ディスプレイ法とmRNA ディスプレイ法 |
1.2 | cDNA ディスプレイ法に用いるピューロマイシン・リンカー |
1.3 | ピューロマイシン・リンカーを用いた迅速な分子間相互作用解析 |
2. | cDNAディスプレイ法によるペプチドスクリーニング |
2.1 | IL-6Rに対する環状ペプチドアプタマーの取得 |
2.2 | GPCRに結合するペプチドアプタマーの生細胞スクリーニング |
2.3 | ペプチドライブラリーを用いた酵素基質の網羅的評価 |
2.4 | がん細胞特異的な膜透過ペプチドの探索 |
| おわりに |
第7節 | ペプチドビーズライブラリーを用いた標的探索 |
| はじめに |
1. | ペプチドライブラリーの構築 |
2. | ペプチドビーズライブラリーを用いたスクリーニングと探索 |
3. | 選別ペプチドビーズの配列解析(deconvolution) |
| おわりに |
第8節 | 標的分子とタンパク質ライブラリーのペリプラズム発現によるスクリーニング技術 |
| はじめに |
1. | ペプチドディスプレイ技術 |
1.1 | 無細胞合成系ペプチドディスプレイ技術 |
1.2 | 細胞表層系ペプチドディスプレイ技術 |
1.3 | 大腸菌ペリプラズムペプチドディスプレイ技術 |
2. | ペプチドディスプレイに適用する鋳型ペプチド |
3. | ペリプラズム発現スクリーニングにおける標的分子 |
3.1 | 膜タンパク質 |
3.2 | 可溶性タンパク質 |
4. | Intra periplasm secretion and selection (PERISS)法 |
4.1 | PERISS法の原理 |
4.2 | PERISS法の実施例 |
4.3 | PERISS法の利点と欠点 |
5. | 今後の展開 |
第9節 | 化学修飾ペプチドファージライブラリの構築と標的タンパク質に対するリガンドスクリーニング |
| はじめに |
1. | 化学修飾によるbicyclicペプチドファージライブラリの構築とプロテアーゼ阻害ペプチドのスクリーニング |
2. | 糖修飾によるレクチン指向型糖ペプチドファージラリブラリの構築とレクチン結合性糖ペプチドリガンドのスクリーニング |
3. | M13ファージの直接修飾によるペプチドファージライブラリの拡張 |
4. | T7ファージを利用した化学修飾ペプチドファージライブラリ |
5. | システイン残基を介さないペプチドファージライブラリの化学修飾法 |
第10節 | 糖鎖修飾の多様性に着目した糖ペプチドライブラリ構築技術 |
| はじめに |
1. | 糖ペプチド合成の基礎 |
1.1 | O-結合型糖鎖を有する糖ペプチドの合成戦略 |
1.1.1 | 糖アミノ酸の入手 |
1.1.2 | 糖ペプチドの固相合成 |
1.1.2 | 糖転移酵素による糖鎖伸長 |
2. | 糖鎖自動合成法による糖ペプチドライブラリ構築の加速戦略 |
2.1 | 水溶性プライマー法による糖鎖自動合成法 |
2.2 | 水溶性プライマー法による糖ペプチドライブラリの迅速構築 |
3. | 糖ペプチドライブラリの利用を想定したライブラリ構築戦略 |
3.1 | ムチン型糖ペプチドライブラリを用いたエピトープ解析 |
3.2 | 糖ペプチド提示ナノ粒子をもちいた動態解析 |
3.3 | 小規模糖ペプチドライブラリを用いたNMRによる糖ペプチド配座解析 |
4. | 糖ペプチドライブラリ構築技術の展望 |
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ペプチドミメティックの開発と中分子創薬研究への応用 |
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第1節 | ペプチドミメティックを活用した中分子創薬研究 |
| はじめに |
1. | コンフォメーション固定型環状ペプチドと一次構造を模倣したペプチドミメティック |
1.1 | コンフォメーション固定型環状ペプチドの創製 |
1.2 | 一次構造を模倣したペプチドミメティック(ペプチド結合等価体)の導入 |
2. | 二次構造を模倣したペプチドミメティック |
2.1 | HIV-1遺伝子由来タンパク質からの抗HIV活性物質の創出 |
2.2 | -ヘリックスミメティックーステープルペプチドの創製 |
3. | 高次構造を模倣したペプチドミメティック |
3.1 | HR1領域由来ヘリックスペプチド(N36)の三量体ミメティックの創出 |
3.2 | HR2領域由来ヘリックスペプチド(C34)の三量体ミメティックの創出 |
4. | 2価型GPCRリガンド |
4.1 | 2価結合型CXCR4リガンドの創出 |
| おわりに |
第2節 | ペプチドミメティクスによる鎮痛薬の設計 |
| はじめに |
1. | オピオイド受容体の特徴 |
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2. | 構成アミノ酸の置換:2',6'-Dimethyl-L-tyrosine (Dmt)によるTyr1の置換 |
2.1 | [Dmt1]DALDA |
2.2 | [Dmt1]EM-2 |
2.3 | H-Dmt-Tic-OH |
3. | オピオイドペプチドの環状化 |
3.1 | H-Tyr-c[N -D-A2bu( , -diaminobutyric acid)-Gly-Phe-Leu] |
3.2 | H-Tyr-c[D-penicillamin(Pen)-Gly-Phe-D-Pen] |
3.3 | c[D-Arg-Phe-Lys-Dmt](Cyclodal)とその鏡像体 |
4. | 多種受容体を標的とするリガンドの設計 |
4.1 | H-Dmt-Tic [CH2NH]Phe-Phe-NH2 |
4.2 | H-Dmt-Tic-OHを有するジ-、トリ-ペプチド |
4.3 | [Dmt1-EM]類似体 |
4.4 | キメラペプチド |
4.5 | cholecystokinin (CCK)アンタゴニストとの組み合わせ |
4.6 | neurokinin 1受容体 (NK1)アンタゴニストとの組み合わせ |
4.7 | nociceptin受容体 (NOP)アンタゴニストとの組み合わせ |
| おわりに |
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ペプチドの安定性を確保する技術 |
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第1節 | 糖鎖修飾技術によるペプチドの血中安定性向上 |
1. | ボトルネックとなるペプチドの血中安定性とそれに対する改善策 |
2. | 糖鎖修飾によるペプチド安定化技術 |
3. | 発現技術による安定性向上例 |
4. | ペプチド修飾素材としての糖鎖利用 |
5. | 糖鎖修飾による血中安定性の向上の最新動向例と今後の展望 |
第2節 | ペプチド結合を触媒する新たな酵素 |
1. | アミド結合を形成する酵素 |
2. | ATP-grasp酵素 |
2.1 | L-アミノ酸リガーゼ |
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2.2 | オリゴペプチド合成酵素 |
2.3 | ペプチドリガーゼ |
2.4 | アミノ基結合型キャリアタンパク質 |
2.5 | 協働的なペプチド結合形成 |
3. | おわりに |
第3節 | ペプチドの不安定性を解決するペプチド結合の置換技術 |
| はじめに |
1. | アルケン型ペプチド結合等価体の先駆けと分類 |
2. | アルケン型ジペプチドイソスター |
3. | ハロアルケン型ジペプチドイソスター |
4. | アルキル置換アルケン型ジペプチドイソスター |
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ペプチドの合成技術の開発 |
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第1節 | 修飾ペプチドの優れた合成手法の開発 |
| はじめに |
1. | アディポネクチン |
1.1 | アディポネクティンについて |
1.2 | 用いられた技術--チオエステル法とネイティブケミカルライゲーション法 |
1.3 | アディポネクチンの合成5) |
2. | ビッグアンジオテンシン-25 (Bang-25) |
2.1 | ビッグアンジオテンシン-25 について |
2.2 | 用いられた技術--O-アシルイソペプチド法 |
2.3 | ビッグアンジオテンシン-25 の合成22) |
3. | インスリン |
3.1 | インスリンについて |
3.2 | O-アシルイソペプチド法を利用したインスリンの合成30) |
4. | リン酸化ユビキチン |
4.1 | ユビキチンについて |
4.2 | 用いられた技術--NCL反応後の one-pot 脱硫反応を可能にする「イミダゾールNCL法」 |
4.3 | リン酸化ユビキチンの合成 |
| おわりに |
第2節 | 医薬品を指向したペプチドおよびペプチド模倣体の合成と開発 |
| はじめに |
1. | α-アミノアルキルホスホン酸誘導体 |
1.1 | α-アミノアルキルホスホン酸誘導体の性質 |
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1.2 | アミノ酸を模倣したα-アミノアルキルホスホン酸誘導体の合成 |
2. | アルツハイマー病治療薬を目指したAβを加水分解する抗体の開発 |
2.1 | ペプチド結合を加水分解する抗体について。 |
2.2 | アルツハイマー病とAβ |
2.3 | Aβを加水分解する内因性抗体酵素 |
2.4 | Aβケミカルプローブによる抗体酵素の探索 |
| おわりに |
第3節 | フローマイクロリアクターによるペプチド合成 |
| はじめに |
1. | ペプチド合成とマイクロフロー合成 |
2. | β−ペプチドのマイクロフロー合成 |
2.1 | 世界初のβ−ペプチドのマイクロフロー合成 |
2.2 | フルオラスタグを利用するβ−ペプチドのマイクロフロー合成 |
3. | α−ペプチドのマイクロフロー合成 |
3.1 | α−ペプチドの固相マイクロフロー合成 |
3.2 | 光反応を駆使するα−ペプチドのマイクロフロー合成 |
3.3 | 迅速かつ強力なカルボン酸の活性化を基盤とするα−ペプチドのマイクロフロー合成 |
3.4 | 光反応を駆使する環状ペプチドのマイクロフロー合成 |
| おわりに |
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抗体誘導ペプチド、機能性ペプチドの創製、設計、開発 |
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第1節 | 抗体誘導ペプチドの開発 |
| はじめに |
1. | ワクチン、抗体医薬から抗体誘導ペプチド(能動免疫)の研究 |
2. | 抗体誘導ペプチドの応用例(アミロイドベータ、アンジオテンシンII、DPP-4) |
第2節 | ペプチドの抗体誘導能解析 |
| はじめに |
1. | 研究方法 |
1.1 | 患者 |
1.2 | CH401MAPのペプチド合成 |
1.3 | HLAタイピング及びペプチド・MHCの結合親和性の予測 |
1.4 | フローサイトメトリー |
1.5 | サイトカインELISA |
1.6 | 統計解析 |
2. | 結果 |
2.1 | 患者 |
2.2 | HLAタイピング及びペプチド・MHCの結合親和性の予測 |
2.3 | フローサイトメトリー |
2.4 | サイトカインELISA |
3. | 考察と展望 |
第3節 | 機能性ペプチドの創製技術 |
| はじめに |
1. | 機能性ペプチドとは |
1.1 | ワクチンへの応用が可能なペプチド |
1.2 | 細胞・臓器へのデリバリーが可能なペプチド |
1.3 | 細胞内侵入ペプチド |
2. | 機能性ペプチド創出に向けたペプチドライブラリ技術 |
2.1 | 酵母ディスプレイ17) |
2.2 | ファージディスプレイ |
2.3 | リボソームディスプレイ |
2.4 | One-bead-one-compound(OBOC)ペプチドライブラリ |
3. | ファージディスプレイを用いたペプチドのスクリーニング技術 |
3.1 | ファージディスプレイの特徴 |
3.2 | パンニングによるスクリーニング |
4. | ファージディスプレイを用いた機能性ペプチドの創出 |
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4.1 | がんを標的としたファージペプチドライブラリの応用 |
4.2 | 組織を標的としたファージペプチドライブラリの応用 |
4.3 | ファージディスプレイとPSIFを組み合わせた細胞侵入ペプチド(CPP)のスクリーニング |
| おわりに |
第4節 | 機能性ペプチドの探索 |
| はじめに |
1. | ペプチドアレイを用いた細胞機能評価 |
1.1 | アポトーシス誘導ペプチド |
1.2 | ペプチドアレイ上に合成した抗体エピトープによるアレルギー反応の誘導 |
2. | 抗体結合ペプチド |
2.1 | 抗体精製のためのIgG-Fc結合ペプチドの探索 |
2.2 | ペプチドを用いた抗体のホモジニアス検出 |
3. | アミラーゼの活性を阻害するペプチド |
4. | 金ナノ粒子結合性ペプチドの探索と金ナノ粒子の合成 |
4.1 | 金ナノ粒子結合性ペプチドの探索 |
4.2 | ペプチドを利用したAuNP合成 |
第5節 | タンパク質、リポソームの乾燥保存に利用可能な新規ペプチドとその作用機構 |
| はじめに |
1. | LEAタンパク質 |
1.1 | LEAタンパク質の特徴 |
2. | LEAペプチドの分子科学的特徴 |
2.1 | LEAペプチドのアミノ酸配列 |
2.2 | LEAペプチドの構造 |
2.3 | LEAペプチドの基本的物性 |
3. | リポソームの融合防止 |
3.1 | LEAペプチドによるリポソームの融合防止効果 ― 実験による検証 ― |
3.2 | LEAペプチドによるリポソームの融合防止メカニズム ―計算機シミュレーション― |
4. | タンパク質の凝集抑制 |
4.1 | LEAペプチドによるリゾチームの凝集抑制 |
4.2 | LEAペプチドによるα-カゼインの凝集抑制 |
5. | 酵素の失活防止 |
5.1 | LEAペプチドによるLDHの乾燥保護効果 |
5.2 | LEAペプチドによるBDGの乾燥保護効果 |
6. | 結 語 |
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糖鎖模倣ペプチドによる治療薬開発 |
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第1節 | 糖鎖模倣ペプチドによる抗インフルエンザ薬の研究 |
| はじめに |
1. | インフルエンザと抗インフルエンザ薬の現状 |
1.1 | インフルエンザとは |
1.2 | ワクチンと抗インフルエンザ薬 |
2. | ペプチドライブラリーを用いた糖鎖模倣ペプチドの選択 |
2.1 | 糖鎖を模倣してHAに結合するペプチドs26) |
2.2 | ステアロイル化した糖鎖模倣ペプチドによるウイルスのMDCK細胞への感染阻害活性 |
2.3 | 糖鎖模倣ペプチドのデンドリマー設計 |
2.4 | デンドリマー化した糖鎖模倣ペプチドによる感染阻害 |
3. | ペプチド阻害剤の計算機による設計 |
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3.1 | 計算機支援によるペプチド設計 |
3.2 | HAと相互作用する7残基ペプチドのドッキングシミュレーション |
第2節 | 糖鎖模倣ペプチドによる悪性腫瘍治療薬の開発 |
| はじめに |
1. | 糖鎖模倣ペプチドの同定 |
2. | 悪性腫瘍血管内皮表面マーカーとしてのAnxa1 |
3. | IF7:ANXA1-結合による悪性腫瘍標的ペプチドの同定 |
4. | トランスサイトーシスによるANXA1の 血管内皮通過 |
5. | IF7を用いた悪性腫瘍治療 |
6. | 臨床応用への道 |
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ペプチド医薬品の製剤化技術 |
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第1節 | ペプチド・タンパク性医薬品の消化管ならびに経粘膜吸収性の改善 |
| はじめに |
1. | 製剤添加物 (吸収促進剤)の利用 |
2. | 薬物の分子構造修飾 |
3. | 薬物の剤形修飾 |
4. | 薬物の新規投与経路の開発 (経肺吸収ならびに経皮吸収) |
| おわりに |
第2節 | 抗HIVペプチドのデポ製剤化 |
| はじめに |
1. | 抗HIVペプチド |
1.1 | コレセプターCXCR4結合阻害 |
1.2 | 膜融合阻害 |
1.3 | HIVタンパク質の相互作用阻害 |
2. | 抗HIVペプチドに必要な製剤化概念 |
2.1 | 薬物送達システム |
2.2 | 薬物デポとその創剤原理 |
2.3 | 注射型放出制御デバイス |
3. | 抗HIVデポ製剤化に向けた試み |
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3.1 | 塗布型ゲル製剤 |
3.2 | 注射型抗HIVペプチドデポ製剤 |
4. | 抗HIVペプチド開発の展望と課題 |
第3節 | ペプチドやたんぱく質の粉末吸入剤化とその評価―凍結乾燥ケーキを用いた新規粉末吸入システムー |
| はじめに |
1. | ODPIシステムの特長 |
1.1 | 凍結乾燥法を利用した簡便な製造方法 |
1.2. | 製剤として微粒子の集合体ではない凍結乾燥ケーキの採用 |
1.3. | シンプルな構造の粉末吸入デバイス |
1.3.1. | 携帯性に優れたデバイス |
1.3.2. | エアカーテン効果を有するデバイス |
1.4 | 吸入流量依存性の少ない粉末吸入システム |
1.4.1 | デバイス流量の設定 |
1.4.2 | 健常人を用いたγ-シンチグラフィーによるODPIシステムの評価 |
2. | 幅広い権利を有する排他性の高い特許 |
| おわりに |
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ペプチド医薬品のドラッグデリバリー技術・投与方法の開発 |
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第1節 | がん細胞薬物ターゲティングを目指した機能性ペプチド修飾型エクソソームの開発 |
| はじめに |
1. | エクソソームの細胞内移行におけるマクロピノサイトーシス誘導の重要性 |
2. | 人工コイルドコイルペプチド修飾型エクソソームの上皮成長因子受容体標的とマクロピノサイトーシス誘導 |
3. | アルギニンペプチド修飾型エクソソームのマクロピノサイトーシス誘導とがん細胞内への高効率な取り込み |
| おわりに |
第2節 | 溶解性マイクロパイルを用いたペプチドの吸収性向上 |
| はじめに |
1. | マイクロニードル、マイクロパイルとは |
1.1 | マイクロニードルの形状とサイズ |
1.2 | マイクロニードルの素材 |
2. | 溶解性マイクロパイル |
2.1 | 溶解性マイクロパイルの構造 |
2.2 | 2層溶解性マイクロパイル |
3. | 溶解性マイクロパイルの経皮的ペプチドデリバリーシステムとしての可能性 |
3.1 | MW1kDaのペプチド:デスモプレッシンおよび酢酸リュープロレイン |
3.2 | MW6kDaのペプチド:インスリン、インスリン誘導体、塩基性線維芽細胞増殖因子b-FGF |
4. | まとめ |
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第3節 | Tight junction modulatorを用いたペプチド医薬品の経粘膜吸収促進技術 |
| はじめに |
1. | Tight junctionバリア制御による吸収促進法の有用性 |
1.1 | Tight junction |
1.2 | 細胞間隙を介した薬物吸収促進法の可能性 |
2. | Tight junction modulators |
2.1 | 第1世代のTJ modulator |
2.1.1 | カプリン酸ナトリウム |
2.1.2 | キトサン |
2.1.3 | その他の第1世代TJ modulator |
2.2 | 第2世代のTJ modulator |
2.2.1 | Occludin peptide |
2.2.2 | C-CPE |
2.2.3 | AT1002 |
2.2.4 | その他の第2世代TJ modulator |
3. | 今後の展望 |
| おわりに |
第4節 | ペプチドナノチューブの分子設計 |
| はじめに |
1. | ペプチドナノチューブとは? |
2. | ドラッグデリバリー担体としての利用 |
3. | 内部を機能化した環状ペプチド(CP)の利用 |
4. | ナノチューブ形成の制御と薬剤取り込みの実験結果 |
| 結論 |
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細胞膜透過性ペプチドの設計、開発、評価 |
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第1節 | ジ置換アミノ酸を利用した膜透過性ペプチドの開発 |
| はじめに |
1. | α,α-ジ置換アミノ酸 |
1.1 | 天然に存在するジ置換アミノ酸 |
1.2 | ジ置換アミノ酸の合成と生理活性 |
1.3 | ジ置換アミノ酸含有ペプチドの二次構造 |
2. | ジ置換アミノ酸を利用した膜透過性ペプチド |
2.1 | Aib含有ペプチド |
2.2 | 環状ジ置換アミノ酸含有ペプチド |
2.3 | 側鎖架橋とジ置換アミノ酸を組み合わせたペプチド |
| おわりに |
第2節 | 細胞膜透過性ペプチドの細胞内移行能評価に影響を及ぼす要因 |
| はじめに |
1. | 分子内FRETを利用したCPPの細胞内移行能評価法 |
1.1 | 分子内FRETを利用したCPP-Cargo連結ペプチドの設計と合成 |
1.2 | イメージングフローサイトメーターと分子内FRETペプチドの組み合わせによる細胞内移行能評価 |
2. | CPPの細胞内移行能評価に影響を与える要因 |
2.1 | CPP処理時の培地中血清濃度の影響 |
2.2 | フローサイトメーターによる測定時のPBS(-)希釈の影響 |
2.3 | 細胞の生死による影響 |
| おわりに |
第3節 | 腫瘍ホーミング機能を有するペプチド開発とその展開 |
| はじめに |
1. | 細胞膜透過ペプチドについて |
1.1 | 細胞膜透過ペプチド |
2. | 腫瘍ホーミングペプチド |
2.1 | 腫瘍ホーミングペプチドとは? |
2.2 | 腫瘍ホーミングペプチドの分離法 |
3. | 腫瘍ホーミングペプチドの応用・展開 |
3.1 | 腫瘍ホーミングペプチドの応用に関する基礎的検証 |
3.2 | 制がん応用を目的としたペプチドの現況 |
| おわりに |
第4節 | 細胞膜透過性ペプチド創製を指向したPUREシステムとmRNAディスプレイ法による大環状Nアルキルペプチドの超高速スクリーニング |
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| はじめに |
1. | 環状Nアルキルアミノ酸のリボソーム翻訳ペプチドへの導入 |
1.1 | 様々な環状Nアルキルアミノ酸の翻訳ペプチドへの導入 |
1.2 | 多環Nアルキルペプチドライブラリーの翻訳合成 |
2. | 翻訳後変換反応を利用した荷電Nアルキルアミノ酸の翻訳ペプチドへの導入 |
2.1 | 翻訳後の化学選択的変換反応を用いた正荷電Nアルキルアミノ酸の翻訳ペプチドの導入 |
2.2 | 翻訳後の酵素反応を用いた負荷電Nアルキルアミノ酸の翻訳ペプチドの導入 |
3. | Nアルキルアミノ酸の翻訳効率を改善したtRNAの開発 |
3.1 | Nアルキルアミノ酸の翻訳効率改善を目指したtRNAのスクリーニング |
3.2 | 高効率翻訳tRNAを用いた様々なNアルキルアミノ酸の翻訳 |
4. | 大環状Nアルキルペプチド用の翻訳開始基質の開発と新規環状ペプトイドの同定 |
4.1 | 大環状Nアルキルペプチドライブラリー構築のための新規翻訳開始基質の開発 |
4.2 | タンパク質・タンパク質間相互作用を阻害する新規環状ペプトイド化合物の開発 |
| おわりに |
第5節 | 新しい細胞膜透過ペプチド『ポリヒスチジン』の発見と応用研究 |
| はじめに |
1. | ポリヒスチジンの発見と細胞膜透過メカニズムの解明 |
1.1 | きっかけは低pH選択的CPPの開発研究 |
1.2 | ポリヒスチジンの細胞膜透過能 |
1.3 | ポリヒスチジンの細胞膜透過メカニズム |
1.4 | ポリヒスチジンの細胞内局在 |
2. | 動物細胞に対するポリヒスチジンの応用研究 |
2.1 | ポリヒスチジンのタンパク質輸送能:ポリヒスチジン融合タンパク質 |
2.2 | ポリヒスチジンのリポソーム輸送能:ポリヒスチジン修飾リポソーム |
2.3 | ポリヒスチジンの生体内挙動:腫瘍ターゲティング |
3. | 酵母・植物細胞に対するポリヒスチジンの応用研究 |
3.1 | ポリヒスチジンの酵母・植物細胞に対する細胞膜透過 |
| おわりに |
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各疾患に対するペプチド性医薬品の研究開発 |
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第1節 | アミロイド性凝集の防止をめざした機能性ペプチドの合成研究 |
1. | アミロイド線維の構造形成における基本的共通原理の解明 |
1.1 | アミロイド構造の研究 |
1.2 | アミロイド性分子のステム形成領域の特定 |
1.3 | アミロイド構成分子の分子内構造性 |
1.4 | プロトフィラメントβシート中の分子間配列様式とプロトフィラメント間の積層様式 |
1.5 | アミロイド線維中のβシートスタッキングにおける構造規制 |
1.6 | アミロイド線維のサイズパラメータと分子配列様式の関係 |
1.7 | アミロイド線維構造の多形性の発現機構とβシートスタッキング様式 |
1.8 | アミロイド線維形成に関する基本機構のモデル |
2. | アミロイドーシスの予防に向けたアミロイド様集合体形成の制御メカニズムの解明 |
2.1 | プリオンタンパク質のアミロイド形成とアミノ酸残基変異 |
2.2 | 変異体合成と動的光散乱法を用いたバルナーゼペプチドのアミロイド様線維の形成制御メカニズムの解明 |
2.3 | プリオンタンパク質のアミロイド形成を防止するペプチドの合成とそのメカニズムの検証 |
第2節 | 環状ペプチドによる増殖因子受容体、サイトカイン受容体の活性化 |
| はじめに |
1. | 受容体を活性化する環状ペプチドの取得 |
1.1 | 受容体に結合する環状ペプチドの取得 |
1.2 | 環状ペプチドのホモ二量体化による受容体の活性化 |
1.3 | 二量体化環状ペプチドによる細胞応答 |
2. | 環状ペプチドによる受容体活性化の可能性と展望 |
2.1 | HGF、Metの機能および疾患との関わり |
2.2 | 環状ペプチドの優位性、可能性 |
3. | アゴニスト抗体との比較 |
| おわりに |
第3節 | 活性酸素の産生を抑制するペプチド |
| はじめに |
1. | 疾患における活性酸素の位置づけ |
1.1 | 活性酸素 |
1.2 | 活性酸素を標的とする治療 |
2. | 血液凝固第九因子由来ペプチドの機能 |
2.1 | 血液凝固第九因子の機能と構造 |
2.2 | FIX活性化ペプチドの機能発見の経緯 |
2.3 | F9.APの機能 |
3. | 疾患モデルにおける有効性 |
2.1 | 敗血症モデル |
2.2 | 脳外傷モデル |
2.3 | 低酸素血症モデル |
2.4 | 脳梗塞モデル |
2.5 | 安全性 |
4. | 展望 |
第4節 | 副作用の少ないペプチド抗炎症薬の開発 |
| はじめに |
1. | 創薬シーズMTI-U |
1.1 | MTI-Uのキャラクター |
1.2 | MTI-Uの抗炎症作用機序 |
1.3 | MTI-U+細胞透過性ペプチドのin vitro実験 |
2. | MTI-U+細胞透過性ペプチドの動物実験 |
2.1 | カラゲニン足浮腫抑制試験 |
2.2 | クロトン油誘発結膜炎抑制試験 |
3. | MTI-U由来酸性アミノ酸領域+細胞透過性ペプチドの動物実験 |
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3.1 | ダニ抗原誘発アトピー性皮膚炎抑制試験 |
3.2 | コラーゲン誘導性関節炎(リウマチモデル)抑制試験 |
4. | MTI-U抗炎症薬の今後の展開 |
第5節 | 経口抗線維化ペプチド薬の開発 |
| はじめに |
1. | レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系阻害薬の臓器保護効果は全て同じなのか? |
1.1 | ACEIとアンギオテンシンII受容体拮抗薬の違い |
1.2 | ACEに存在する2つの酵素活性化部位と内因性抗線維化ペプチド |
2. | AcSDKPによる抗内皮細胞?間葉系細胞分化、抗線維化効果 |
2.1 | AcSDKPによる糖尿病腎線維化抑制機構 |
2.2 | AcSDKPを用いた経口投与実験 |
3. | 今後の展開 |
第6節 | セルフアジュバンティングストラテジーによる合成ワクチン開発 |
| はじめに |
1. | アジュバントについて |
1.1 | 免疫システムについて |
1.2 | アジュバントとは |
2. | セルフアジュバンティングストラテジー |
2.1 | TLR2リガンド |
2.2 | TLR4リガンド |
2.3 | CD1dリガンド |
2.4 | その他のアジュバントと今後の展望 |
第7節 | 光照射によりがん細胞を特異的に死滅させるペプチドシステムに関する研究 |
| はじめに |
1. | 可視光照射によりがん細胞を特異的に死滅させるペプチドシステム |
2. | 中性子線照射によりがん細胞を特異的に死滅させるペプチドシステム |
| おわりに |
第8節 | がん化学療法におけるジペプチドの併用効果 |
| はじめに |
1. | アンセリン |
1.1 | アンセリンとは |
1.2 | アンセリンによるDOXの制がん効果増強作用 |
1.3 | DOXの腫瘍細胞膜透過ni |
1.4 | 薬物代謝酵素活性へのアンセリンの影響 |
2. | テアニン |
2.1 | テアニンとは |
2.2 | DOXの制がん効果および腫瘍細胞膜透過性に対するテアニンの作用 |
2.3 | 転移腫瘍及び耐性腫瘍に対するテアニンの効果 |
2.4 | グルタメ−トトランスポ−タ−を介するテアニンの作用 |
3. | タウリン |
| おわりに |
第9節 | キナーゼドメイン相互作用面を標的とした阻害ペプチドの探索 |
| はじめに |
1. | 阻害剤耐性変異体チロシンキナーゼ |
1.1 | ABL |
1.2 | EGFR |
1.3 | FGFR |
2. | ATP結合ポケット以外を標的とした創薬 |
2.1 | キナーゼドメイン間相互作用を標的とした創薬 |
2.2 | キナーゼドメイン間相互作用面 |
2.3 | キナーゼドメイン間相互作用阻害ペプチドの取得 |
| おわりに |
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がんペプチドワクチンの研究開発動向 |
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第1節 | 企業側から見るペプチドワクチンの開発 |
| はじめに |
1. | ペプチドワクチンの課題 |
1.1 | ペプチドのメリット、デメリット |
1.2 | ホットトピック:ペプチドの不純物 |
2. | ペプチドワクチンの開発 |
2.1 | 開発中のペプチドワクチン |
2.2 | ペプチドカクテル |
2.3 | Neoantigen |
2.4 | ペプチドワクチン以外のがんワクチン開発 |
3. | ブライトパス・バイオのペプチドワクチン開発 |
| おわりに |
第2節 | 卵巣癌に対するがんペプチドワクチンの開発 |
第3節 | 転移進行性膀胱癌に対するがんペプチドワクチンの開発 |
| はじめに】 |
1. | 膀胱癌に対するがんペプチドワクチン療法の現況 |
2. | 膀胱癌遺伝子発現情報解析による標的遺伝子の抽出 |
3. | 標的遺伝子由来ペプチドワクチンの開発 |
4. | 医師主導第1相臨床研究 |
5. | 企業主導開発治験 |
6. | 今後の展望 |
| おわりに |
第4節 | 大腸癌に対するがんペプチドワクチンの開発 |
| はじめに |
1. | ゲノム解析による腫瘍抗原の同定法 |
1.1 | cDNAライブラリ.法 |
1.2 | 網羅的遺伝子解析法 |
1.2.1 | 候補遺伝子の抽出 |
1.2.2 | siRNA(small interfering RNA)法による細胞増殖抑制の確認 |
1.2.3 | 予測ソフトウェア(BIMAS?)による抗原ペプチドの同定 |
1.2.4 | CTLの誘導と51Cr遊離法による活性の測定、ならびに特異性の確認 |
2. | ペプチドワクチンの種類(ショ.トペプチドとロングペプチド) |
3. | 進行・再発大腸癌に対するペプチドワクチン療法 |
3.1 | ショ.トペプチド(カクテル)療法 |
3.1.1 | 2種ペプチド+UFT/LV |
3.1.2 | 4種ペプチド+UFT/LV |
3.1.3 | 5種ペプチド+FOLFOX |
3.1.4 | 7種ペプチドカクテル+UFT/LV |
3.1.5 | 7種ペプチドカクテル |
3.1.6 | 13ペプチドカクテル(IMA910) |
3.2 | ロングペプチド療法 |
4. | Stage III大腸癌の再発予防におけるペプチドワクチン療法 |
5. | 今後の展望 |
5.1 | 抑制機序の解除 |
5.1.1 | 免疫調整薬の併用 |
5.1.2 | 免疫チェックポイント経路の抑制 |
5.2 | 新規アジュバントの開発 |
5.2.1 | CpG ODN |
| おわりに |
章5節 | 骨軟部肉腫に対するがんペプチドワクチンの開発 |
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| はじめに |
1. | がん抗原の探索とがんペプチドワクチン療法の開発 |
1.1 | がん抗原の探索 |
1.2 | 骨軟部肉腫に対するペプチドワクチン療法の開発 |
1.2.1 | 滑膜肉腫 |
2. | 骨軟部肉腫に対するペプチドワクチン療法の展望 |
2.1 | 新しいがん抗原の探索 |
2.2 | 症例の選択 |
2.3 | 化学療法剤耐性を示す免疫記憶幹細胞の制御 |
第6節 | 癌に対するWT1ぺプチドパルス樹状細胞ワクチンの開発 |
| はじめに |
1. | 免疫チェックポイント阻害剤の問題点と癌ワクチンの必要性 |
1.1 | 抗PD-1抗体のResponderは既に癌特異的免疫反応が誘導されてる患者である |
1.2 | 癌特異的免疫反応を誘導するためには癌ワクチンが必要である |
1.3 | 複合免疫療法(免疫チェックポイント阻害剤+癌ワクチン) |
2. | 癌抗原WT1を用いた樹状細胞ワクチンの開発 |
2.1 | DCの役割〜なぜDCワクチンなのか?〜 |
2.2 | DCワクチンの開発〜成熟DCの誘導に関する検討〜 |
2.3 | 癌ワクチンとして最も優先順位の高い抗原WT1 |
2.4 | WT1ペプチドパルスDCワクチンの作製 |
3. | WT1ペプチドパルスDCワクチンの治療効果とバイオマーカー検索 |
3.1 | 膵癌 |
3.2 | 非小細胞肺癌 |
3.3 | その他 |
| おわりに |
第7節 | テーラーメイドがんペプチドワクチン療法の現状と今後の展望 |
| はじめに |
1. | テーラーメイドがんペプチドワクチン療法の現状 |
1.1 | テーラーメイドがんペプチドワクチン療法とは? |
1.2 | テーラーメイドがんペプチドワクチン療法に使用するペプチド |
1.3 | テーラーメイドがんペプチドワクチン療法の実際 |
1.4 | 各種進行がんにおけるテーラーメイドがんペプチドワクチン療法 |
1.4.1 | 去勢抵抗性前立腺がん |
1.4.2 | 脳腫瘍 |
1.4.3 | 胃がん・大腸がん |
1.4.4 | 膵がん・胆道がん |
1.4.5 | 肺がん |
1.4.6 | 尿路上皮がん |
2. | テーラーメイドがんペプチドワクチン療法の今後の展望 |
2.1 | テーラーメイドがんペプチドワクチン療法における効果予測因子 |
2.2 | テーラーメイドがんペプチドワクチン療法の展望 |
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ペプチド医薬品の薬事規制とその対応 |
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第1節 | ペプチド医薬品の品質評価と関連するガイドライン |
| はじめに |
1. | ガイドライン |
1.1 | 品質管理戦略構築に関する基本的な考え方 |
1.2 | 化学合成ペプチドの品質評価 |
1.3 | 遺伝子組換えペプチドの品質評価 |
2. | ペプチド医薬品原薬の品質特性解析 |
3. | ペプチド原薬の特性解析に用いられる分析法の例 |
3.1 | 構造・組成 |
3.1.1 | アミノ酸組成 |
3.1.2 | D./L.体アミノ酸 |
3.1.3 | アミノ酸配列 |
3.1.4 | ペプチドマップ |
3.1.5 | 対イオン |
3.1.6 | 分子量 |
3.1.7 | 高次構造(分光学的性質) |
3.2 | 類縁物質 |
3.2.1 | 分子変化体 |
3.2.2 | 凝集体 |
3.3 | 製造工程由来不純物 |
4. | ペプチド医薬品原薬の規格及び試験方法 |
4.1 | 確認試験 |
4.2 | 示性値 |
4.3 | 純度試験(純度と不純物の試験) |
4.4 | 定量法 |
4.5 | その他の試験項目 |
4.6 | 力価 |
5. | ペプチド医薬品製剤の規格及び試験方法 |
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| おわりに |
第2節 | ペプチド医薬品の審査報告書を読み解く |
| はじめに |
1. | 審査報告書とは |
1.1 | 審査報告書 |
1.2 | 審査報告書の記載例 |
1.3 | 照会事項の種類 |
1.3.1 | 科学的根拠に関する事項 |
1.3.2 | 申請者の考え方を顕在化する目的で出される事項 |
1.3.3 | 効能・効果、用法・用量及び使用上の注意 |
1.4 | 代表的な照会事項(「新医薬品承認審査業務に関わる審査員のための留意事項」参照) |
1.4.1 | 試験デザインの適切性 |
1.4.2 | 臨床デ.タパッケ.ジ |
1.4.2 | 臨床的位置付け |
2. | ペプチド医薬品の照会事項 |
2.1 | 品質、規格及び試験方法に関する照会事項 |
2.2 | 薬理作用及び作用機序に関する照会事項 |
2.3 | 安全性薬理試験に関する照会事項 |
2.4 | 薬物動態試験に関する照会事項 |
2.5 | 毒性に関する照会事項 |
2.6 | 臨床薬理試験に関する照会事項 |
2.7 | 有効性、主要評価項目に関する照会事項 |
2.8 | 効能・効果又は用法・用量に関する照会事項 |
2.9 | 臨床の安全性に関する照会事項 |
2.10 | 臨床的位置付けに関する照会事項 |
3. | 照会事項に回答する際の注意とCTD2.5の充実 |
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ペプチドの生産技術とGMP適合 |
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第1節 | ペプチド医薬品製造におけるGMP要件 |
1. | はじめに |
2. | ペプチド医薬品の製造管理基準 |
2.1 | 概論 |
2.2 | 製造における交叉汚染と微生物汚染の防止 |
2.3 | 製造作業:中間製品およびバルク製品 |
2.4 | 包装作業 |
2.5 | 品質管理基準 |
2.5.1 | 原則 |
2.5.2 | 出発原料、中間製品、バルク製品および最終製品の管理 |
2.5.3 | 試験要件 |
2.5.4 | 製造記録の照査 |
2.5.5 | 安定性試験 |
3. | ペプチド医薬品の品質保証 |
3.3 | 責任および保証 |
4. | ペプチド医薬品の製造管理の要件 |
5. | 品質管理基準 |
5.1 | 品質管理部門の責務 |
5.2 | 製造業の品質管理部門 |
5.3 | 品質管理の基本要件 |
6. | 衛生管理 |
第2節 | ペプチド医薬品のクロマトグラフィー分離精製プロセス検討 |
| はじめに |
1. | ペプチド医薬品のクロマトグラフィー分離精製プロセス |
1.1 | 合成ペプチドのクロマトグラフィー分離精製プロセス |
1.2 | 生物学的手法により産生されるペプチドのクロマトグラフィー分離精製プロセス |
1.3 | クロマトグラフィー分離モード |
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2. | クロマトグラフィー分離精製プロセスのスケールアップ |
2.1 | スケールアップの基本 |
2.2 | 粒子径の影響 |
2.3 | 工業的に用いられる分離剤 |
3. | クロマトグラフィー分離プロセスの今後の展開 |
第3節 | ジペプチド発酵という製法革新による低コスト大量生産の取り組み |
| はじめに |
1. | ジペプチドとは |
1.1 | 構造および機能と用途 |
1.2 | 製法 |
2. | 新規ジペプチド合成酵素の発見3) |
2.1 | 探索の戦略 |
2.2 | 酵素の単離と同定 |
3. | ジペプチド発酵技術の開発 |
| おわりに |
第4節 | 高品質なペプチド原薬製造を目指して |
| はじめに |
1. | ペプチドの固相合成と不純物について |
1.1 | 原料中の不純物について |
1.2 | 固相合成中の不純物について |
1.3 | 切り出し反応の不純物について |
1.4 | カラム精製中の不純物について |
2. | ペプチド構造を有しない不純物について,変異原性不純物を中心に |
2.1 | 対象化合物の選定について |
2.2 | ハザード評価について |
2.3 | 管理戦略について |
2.4 | パージファクターを用いた不純物管理について |
3. | 結晶形を制御したペプチド製造事例 |
4. | おわりに |
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ペプチド医薬品開発における特許調査・出願戦略 |
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第1節 | ペプチド医薬品開発に必要な特許調査 |
| はじめに |
1. | 特許調査の種類と方法 |
1.1 | 調査目的別の特許調査の種類 |
1.2 | 特許調査の方法 |
1.3 | 特許調査のツ.ル |
2. | パテントクリアランス |
2.1 | パテントクリアランスとは |
2.2 | パテントクリアランスの進め方 |
2.3 | ペプチド医薬品のパテントクリアランスにおける留意点 |
第2節 | ペプチド医薬品開発と特許出願戦略 |
| はじめに |
1. | ペプチド医薬品を保護する特許 |
1.1 | ペプチド医薬品を保護する特許の種類 |
1.2 | ペプチド医薬品を保護する特許の例 |
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2. | 特許出願の時期 |
2.1 | ペプチド医薬品の開発と特許出願の時期 |
2.2 | 戦略的な特許権取得のための特許出願の時期 |
2.3 | 戦略的なライフサイクルマネジメントのための特許出願戦略 |
第3節 | ペプチド医薬品と後発医薬品 |
| はじめに |
1. | 低分子医薬品とバイオ医薬品との違い |
2. | 後発医薬品と特許を巡る攻防 |
2.1 | 薬事申請と特許法69条1項(試験又は研究のためにする特許発明の実施) |
2.2 | 存続期間が延長された特許権の効力 |
2.3 | リバ.スペイメント |
2.4 | 均等論 |
2.5 | ANDA訴訟 |
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