3次元皮膚モデルにおける評価モデルの作製と評価
第1節3次元皮膚モデル作製のノウハウ
1.国内で市販されている3次元皮膚モデル
1.1クラボウ(株)の場合
1.1.1ヒト正常表皮角化細胞から構成された再構築表皮モデル
1.1.2ヒト正常皮膚角化細胞・メラニン細胞から構成された再構築表皮モデル
1.1.3ヒト正常表皮角化細胞から構成された皮膚モデル
1.2(株)ニコダームリサーチセンターの場合
1.2.1EpiSkin™ < 再構築ヒト表皮モデル >
1.2.2SkinEthic™ RHE4)
1.2.3RHPE < 色素細胞含有再構築ヒト表皮モデル >
1.3J-TEC(株)の場合
2.3次元表皮モデルを用いる試験法
2.1腐食性試験
2.2皮膚刺激性試験
2.3RhEモデルの許容基準
2.3.1使用上の注意
2.3.2一般的条件
3.自家製3次元皮膚モデルの製造
最後に
第2節3次元培養角膜モデルを用いた眼刺激性試験
1.実験
1.13次元培養角膜上皮再構築モデル(RCE−AMモデル)の開発
1.1.1RCE−AMモデルの作製方法
1.1.2RCE−AMモデルの組織像観察
1.2RCE−AMモデルを用いたin vitro眼刺激性試験
1.3画像解析による欠損部の修復阻害効果測定方法
2.試験データ
2.13次元培養角膜上皮再構築モデル(RCE−AMモデル)の作製結果
2.2RCE−AMモデルを用いたラウリル硫酸ナトリウムのin vitro眼刺激性試験結果
2.3RCE−AMモデルを用いたラウリル誘導体のin vitro眼刺激性試験結果
第3節3次元培養皮膚モデルを用いた皮膚感作性試験代替法
1.開発の背景
2.3次元培養皮膚モデルを用いた皮膚感作性試験代替法
3.新規試験法Epidermal Sensitization Assay: EpiSensA
3.1試験プロトコール
3.1.13次元培養皮膚モデルの準備
 
3.1.2被験物質の暴露
3.1.3LDHの漏出を指標とした細胞生存率の測定
3.1.4RNA抽出
3.1.5cDNA合成
3.1.6Real-time PCR解析
3.1.7データの解析と感作性の予測
3.2評価精度
第4節人種差の特長をつかんだ培養ヒト皮膚3次元モデルでの評価法
1.培養ヒト皮膚表皮における振動分光法によるシミの早期の可視化研究
1.1H2O2 刺激によるmelanogenesis誘導モデルを用いたラマン分光スペクトルの人種の異なる培養ヒト皮膚三次元モデル間の違い
1.2顕微鏡ラマン分光システムを用いたラマンPCA (主成分解析)イメージング
1.3ヒト皮膚のシミ等の色素沈着の超早期検出の新規診断・分析手法の確立・実現にむけて
2.マイクロRNA(microRNA: miRNA)を利用した美白化粧品開発における有効性評価・新技術
2.1遺伝子発現と機能解析手法
2.2miRNAの発現と機能解析手法
2.3皮膚とmiRNA
第5節ヒト三次元培養表皮モデルを用いた経皮吸収評価
1.Hydroquinone
2.両親媒性物質を利用したHQとの分子複合体化
3.HQ分子複合体の薬物皮膚移行性への効果
4.HQ分子複合体の皮膚吸収における添加剤の影響
5.考察
第6節敏感肌を対象としたin vitro 皮膚刺激性試験の検討
1.in vitro皮膚刺激性試験の現状と課題
1.1OECD TG 439
1.2敏感肌を想定したin vitro 皮膚刺激性試験の課題
2.敏感肌を想定したin vitro皮膚刺激性試験
2.1ヒト3次元培養表皮モデル(皮膚モデル)
2.2被験物質
2.3刺激判定基準
2.4培養日数の異なる皮膚モデルのバリア機能評価
2.5培養日数の異なる皮膚モデルの刺激感受性の変化
2.6曝露時間の延長による刺激感受性の変化
2.7皮膚モデルと曝露時間の刺激感受性レベル
2.8敏感肌用化粧品に対する刺激感受性の評価
 

 動物実験代替法における皮膚評価モデルの作製と評価
第1節化粧品と医薬部外品の安全性評価における皮膚刺激性試験代替法の課題
1.医薬部外品の承認申請の際に必要な皮膚刺激性に関する資料
2.皮膚刺激性試験代替法の現状
3.被験物質の曝露時間と皮膚反応性
4.皮膚反応性の種差
第2節培養ヒト角膜モデルを使った評価試験
1.『代替法を用いて化粧品原料の眼刺激性を評価するにあたっての指針(案)』に関して
2.実験
2.13次元培養角膜上皮再構築モデル(RCE−COモデル)の開発
2.1.1RCE−COモデルの作製方法
2.1.2RCE−COモデルの組織像観察
2.2RCE−COモデルを用いたin vitro眼刺激性試験
3.試験データ
3.13次元培養角膜上皮再構築モデル(RCE−COモデル)の作製結果
3.2RCE−COモデルを用いたラウリル硫酸ナトリウムのin vitro眼刺激性試験結果
3.3RCE−COモデルを用いた各種化粧品原料のin vitro眼刺激性試験結果
第3節不死化ヒト角膜上皮細胞株を用いた眼刺激性試験代替法
1.ウサギを用いた試験法
1.1経済協力開発機構(OECD)改訂ガイドライン(Test Guideline No.405)
2.眼の組織を用いた試験法
2.1BCOP法
2.2ICE法
3.二次元培養細胞を用いた試験
3.1FL試験法
3.2SIRC-CVS法
3.3STE法
4.三次元培養細胞を用いた試験
4.1EpiOcular™ EIT法
4.2SkinEthics™ HCE EIT法
4.3Vitrigel-EIT法
4.4LabCyte Cornea-model24 EIT法
不死化ヒト角膜上皮細胞株(iHCE-NY1)を用いた眼刺激性試験代替法
5.1不死化ヒト角膜上皮細胞株(iHCE-NY1)の作製
5.2iHCE-NY1とSIRCおよびHCE-Tの比較
5.3iHCE-NY1細胞の表層角膜上皮細胞への分化誘導
5.4三次元培養系によるヒト角膜三次元再構築モデルの作製
 
第4節コラーゲンビトリゲル膜チャンバーを用いた眼刺激性試験法
1.コラーゲンビトリゲル膜とは
2.ヒト角膜上皮モデルのバリア機能の障害割合を指標とした眼刺激性物質の評価
3.眼刺激性試験法「Vitrigel-EIT法」の開発
4.「Vitrigel-EIT法」の予測性能」
第5節蛍光イメージング法を用いたヒト皮膚モデルの刺激性試験
1.材料と方法
1.1実験材料
1.2使用機器
1.3画像解析ソフトウェア
1.4プロトコール
2.結果
2.1蛍光イメージング法による皮膚モデルの細胞生存率の測定
2.2薬剤刺激に伴う細胞の形態変化の観察
第6節ペプチド固定化樹脂を用いた皮膚感作性試験法の開発
1.DPRAの現状
2.ペプチドの固定化
2.1ペプチドの固定化による利点
2.2ペプチドの固定化技術の現状
3.ペプチド固定化樹脂を用いた皮膚感作性試験法
3.1ペプチド配列の設計と合成
3.2内部標準ペプチド樹脂の設計と合成
3.3光照射によるペプチドの遊離条件の検討
3.4ペプチド固定化樹脂を用いた皮膚感作性試験法を用いた感作性試験
3.5今後の展望
第7節再生ヒト皮膚モデルを用いた有用性試験
1.再生ヒト皮膚モデルを用いた試験
2.経皮吸収性を加味した有用性試験
2.1レチノール誘導体適用による抗老化作用(ヒアルロン酸の合成)
2.2アルキルグリセリルエーテル類適用による抗炎症作用
2.3ビタミンC誘導体適用による抗老化作用(T型コラーゲンの合成)
3.環境ストレスによる刺激と抗酸化剤の刺激緩和作用
4.マイクロアレイ法による遺伝子発現評価
5.可視化による経皮吸収評価
5.1飛行時間型二次イオン質量分析法を用いた評価
5.2放射光顕微赤外分光光度計(顕微IR)を用いた評価
6.再生ヒト皮膚全層モデル
 

 幹細胞、iPS細胞を用いた安全性・毒性評価
第1節マウスiPS細胞を用いた皮膚器官の作製と評価
1.器官発生システムを応用した器官再生の戦略
2.皮膚器官系の構造と機能
3.iPS細胞からの皮膚器官系の再生
第2節Muse細胞の3次元培養皮膚モデルへの応用
1.Muse細胞の特徴
2.Muse細胞の皮膚構成細胞への分化誘導法
2.1組織からMuse細胞を単離する方法
2.2Muse細胞から角化細胞への分化誘導方法
2.3Muse細胞から線維芽細胞への分化誘導方法
2.4Muse細胞から色素細胞への分化誘導方法
3.Muse細胞由来皮膚構成細胞を用いた再構成皮膚の作製
3.1コラーゲン層、真皮層を作製する
3.2基底層上に角化細胞、色素細胞を播種する。
3.3培地のカルシウム濃度を上げ、角化細胞を角化させる。
4.Muse細胞由来再構成皮膚を用いた医療研究の可能性
第3節間葉系幹細胞の化粧品評価への活用
1.MSC
 
1.1MSCの性質
1.2MSCと再生医療
1.3MSCの分子マーカー
1.4MSCの効果的な培養法
2.皮膚科学への応用
2.1皮膚の構造について
2.2皮膚科学・美容外科学における臨床応用
2.3香粧品開発への応用
2.4三次元皮膚構築モデル評価系の応用
2.4.1真皮・皮下組織代替品としてのMSC
2.4.2皮膚構成品としてのMSC
2.4.3MSCの凝集を利用した新しい皮膚モデルへの応用
2.4.4MSCを利用した器官原基培養による、毛髪再生への応用
第4節幹細胞による皮膚再生メカニズムの解明
1.幹細胞の種類とその応用性
2.皮膚の幹細胞
3.皮膚の老化と幹細胞
4.ティッシュエンジニアリング
5.化粧品開発における3次元培養皮膚モデルの活用と今後の課題
 

 インシリコ評価の実際とコツ
第1節in vitro/in silicoによる化学物質、化粧品原料の安全性予測
1.in vitro/in silicoによる化学物質、化粧品原料の安全性予測
1.1Russel とBurchによる3R, ボロニア宣言
1.2動物愛護管理法改正
1.3動物実験代替法に関わる機関(ECCVAM, ICCVAM, JaCVAM)
2.in vitro皮膚感作性試験
2.1皮膚感作性の障害転帰経路(AOP)
2.2Direct Peptide Reactivity Assay, DPRA(ペプチド結合性試験)
2.3ARE-Nrf2 Luciferase Test Methods(角化細胞株レポーターアッセイ)
2.4Human Cell Line Activation Test (h-CLAT)
2.5U937 Cell Line Activation Test (U-SENS)
2.6IL-8 Luc assay
3.試験と評価の統合的アプローチ(Integrated Approaches to Testing and Assessment IATA)
第2節皮膚感作性QSARモデル
1.皮膚感作性におけるインシリコの役割
1.1ヒトと動物のデータからなる皮膚感作性QSARモデル
 
1.2ヒトと動物のデータからなる新規分類法:K-step Yard sampling (KY法)による皮膚感作性QSARモデル
1.3動物実験のデータのみからなるK-step Yard sampling (KY)琺による皮膚感作性QSARモデル
1.4感作性の強弱を判定する皮膚感性QSARモデル
1.5アラート構造の選択決定による皮膚感作性QSARモデル
第3節OECDにおけるQSAR・AOPの開発状況
1.QSAR Toolbox
1.1QSAR Toolboxの概要
1.2QSAR Toolbox開発の経緯
1.3ケミカルカテゴリーとリードアクロス
1.4QSAR Toolboxの基本ワークフロー
2.AOP
2.1AOPの概要
2.2AOP開発プログラムの経緯
2.3AOP開発の実際
2.4皮膚感作性AOPとその利用
 

 皮膚のトラブル事例とその対策、製品開発
第1節本邦における染毛剤による皮膚障害
1.酸化染毛剤が消費者に引き起こす皮膚障害事例
2.本邦における染毛料のパッチテスト陽性率
3.消費者におけるヘアカラーリング剤についての知識と認識
4.セルフテストの問題点
第2節スキンケア化粧品による皮膚障害
1.スキンケア化粧品による皮膚障害
2.問診の実際
2.1皮疹の分布から予想する
2.2「何もつけていない」「化粧品は変えてない」を信じてはいけない
2.3ずっと使っているから大丈夫、とは限らないことを説明する
3.パッチテストの利点欠点を説明する
4.症例提示
5.トラブルを回避する指導
第3節顔の部位別にみる、肌の強さ・弱さとクレンジングによる肌トラブル
1.皮膚のしくみ
1.1皮膚の構造
1.2皮膚の部位別特徴
1.3皮膚の汚れ
2.クレンジング剤と肌トラブル
2.1クレンジング剤の種類と特徴
2.2クレンジング剤による肌トラブルを防ぐ
2.3よくあるクレンジング剤による肌トラブル
第4節肌にやさしい洗顔剤・クレンジング剤の原料
1.皮膚への刺激の低い界面活性剤
2.皮膚への刺激の低い界面活性剤の組み合わせ
2.皮膚への刺激を低くする油剤・エキス・高分子
第5節化粧用スポンジパフおよびゴム手袋によるアレルギー性接触皮膚炎
 
1.症例(文献1と同一症例である)
1.1鑑別診断
1.2治療および経過
1.3貼布試験
1.3.1試験方法
1.3.2結果
1.4製造元への成分の問合せ
1.5確定診断
1.6考察
第6節生体イメージセンシングによる皮膚炎症検査法の開発
1.従来試験法(プリックテスト)による皮膚炎症評価
1.1皮膚感受性試験法の原理
1.1.1プリックテスト法
1.1.2炎症部位の判定法
1.2主な化粧品成分による皮膚感受性
1.2.1皮膚への接種方法
1.2.2炎症部位の判定、炎症度の算出、皮膚感受性の判定
2.生体イメージセンシング法による皮膚炎症評価
2.1生体イメージセンシング法の利点
2.1.1経皮接種器具(ニードルアレーチップ)の構造
2.1.2皮膚炎症試験法
2.1.3皮膚炎症部位の数値化法
2.2化粧品添加物の皮膚安全性評価の事例
3.生体イメージセンシング法の応用事例(エマルション評価法)
3.1表皮中への炎症物質の侵入に対するエマルション効果の評価方法
3.1.1エマルション乳液の調製
3.1.2エマルション試験法
3.2表皮中への炎症物質の侵入に対するエマルションの影響
 

 ヒト皮膚評価での抑えるべきポイント
第1節皮膚測定試験の種類に応じた被験者選定の考え方
1.化粧品開発を主とした皮膚測定の被験者選択
1.1試験目的とデザイン
1.2試験設計時に考慮すべきポイント
1.3外的な要因や季節行動も重要な考慮ポイント
1.4多項目の測定試験時に考慮すべき点
1.5試験の実施時に注意すべきポイント
2.機能性表示食品開発のための皮膚測定と被験者選定
2.1機能性表示食品制度と皮膚関連のヘルスクレーム
2.2機能性表示食品制度の届出資料としての臨床試験
2.3例数設計の実際
2.3被験者選定の実際
3.まとめ
第2節皮膚角層水分量の測定および保湿剤の評価と注意点
1.保湿剤評価のための計測機器
2.コンダクタンスと角層水分含量
3.測定における注意点
3.1接触圧
3.2電極径
3.3温度、湿度、季節による違い
3.4部位差
3.5その他注意点
4.測定例
4.1化粧品素材の測定
4.1.1ヒアルロン酸
4.1.2アロエ
4.2化粧品製剤の測定
第3節皮膚の粘弾性の測定
1.皮膚の構造と力学特性
2.皮膚粘弾性の測定
2.1陰圧吸引法の代表機種
2.2Cutometerを用いた測定における留意点
2.3Cutometerによる皮膚の力学的測定に実例
3.球体落下による皮膚力学特性(柔軟性と弾力性)の測定
第4節皮膚色の測定と評価
1.皮膚色の光学的特殊性と構成色素
2.皮膚色の測定
2.1皮膚色を測定する装置
2.1.1色彩計(刺激値直読方式)
2.1.2分光測色計(分光測色方式)
2.1.3非接触型の装置
3.接触式色彩計を用いる場合の皮膚色測定の留意点
4.長期連用試験で皮膚色の変化を見る時の留意点
5.スマ-ートフォンを用いた皮膚色の測定
第5節ヒトパッチ試験による安全性の評価法
1.皮膚一次刺激性を評価するためのヒトパッチテスト
1.1試験法
1.1.1閉塞貼付試験(クローズドパッチテスト)
1.1.2開放塗布試験(オープンテスト)
1.2被験者
 
1.3対照物質
1.4媒体
1.5判定
2.接触皮膚感作性を評価するためのヒトパッチテスト
2.1Human-Repeated Insult Patch Test(HRIPT)
2.1.1感作処置
2.1.2処置濃度設定試験
2.1.3観察
第6節画像解析によるキメの定量的評価指標の設定
1.皮膚の表面構造とキメの定義
2.キメの評価法
2.1間接的な方法
2.2直接的な方法
3.キメの定量化の実施例
3.1レプリカ法の場合
3.2デジタルマイクロスコープによる画像解析法の場合
第7節官能評価データに近いデータを機器測定で得るための工夫
1.スキンケア化粧品モデルの処方
2.測定装置
3.解析方法
3.1化粧水の測定例
3.2乳液の測定例
3.3クリームの測定例
第8節皮膚の正しい測定結果を得るための「ハイパースペクトルカメラ」の使い方
1.ハイパースペクトルカメラとは
2.皮膚のモデル
2.1皮膚の構造と光の吸収・散乱
2.2皮膚の分光反射率による数学的表現
2.2.1皮膚の反射モデル
2.2.2ヒト肌色モデルの数学的表現
3.皮膚の撮影方法
3.1測定方法@:偏光板による表面反射と内部反射の分離
3.2測定方法A:積分球による積分球によるヒト肌計測
4.ハイパースペクトルカメラによる皮膚スペクトルの計測事例
4.1コサイン距離法によるメラニン強調とヘモグロビン強調画像
4.2酸素飽和度とは
4.3血行と疲労の可視化事例
5.皮膚スペクトルの計測への機械学習の応用―感情解析
5.1カメラの画像解析による感情のパターン分類とは
5.2実験方法
5.3ヒト肌スペクトルからの心拍信号抽出の原理
5.4心拍信号の抽出のための信号処理
5.5機械学習による感情の分類
第9節顔の輪郭の評価法
1.たるみのメカニズム
2.モアレトポグラフィーによる評価法
3.三次元計測による評価法
3.1VECTRA HANDY(ベクトラ ハンディ)
3.2VISIA(ビジア)
 

 各種製品別評価手法と肌への影響
第1節制汗剤における合成ポリマーのもたらす効果と処方上の留意点
アニオン性ポリマーによる制汗効果向上技術の開発
1.1従来の制汗技術
1.2制汗効果向上技術の開発
1.3制汗成分の滞留性評価
1.4制汗効果評価
1.5アニオン性ポリマーとACHによる滞留性向上メカニズム
1.6制汗効果向上技術に活用するアニオン性ポリマーの処方上の留意点
両親媒性ポリマーによる防臭効果向上技術の開発
2.1体臭の発生機構と防臭技術
2.2防臭効果向上技術の開発
2.3殺菌効果評価
2.4防臭効果評価
2.5両親媒性ポリマーによる殺菌成分滞留性向上のメカニズム
使用シーンに適した感触を付与するシリコーン複合樹脂の活用
3.1制汗剤に求められる使用感
3.2シャワーを浴びた後の感触を付与するシリコーン樹脂粉体
3.3粉体の感触評価
3.4粉体を用いたウォータータイプの制汗剤の処方上の留意点
第2節ハンドクリーム塗布後の肌のうるおい、バリア機能への影響
1.水分含有状態の計測評価
1.1計測機器と測定環境
1.2計測部位と試料
1.3計測例 <その1>テープストリッピング法を用いた人工的肌荒れ状態の計測
1.3.1被験者
1.3.2試験計画
1.3.3結果・考察
1.4計測例<その2>スキンバリアクリーム塗布後の手背における水分含有状態の計測
 
1.4.1被験者と試料
1.4.2試験計画
1.4.3結果・考察
2.経表皮水分蒸散量の計測評価
2.1計測機器と測定環境
2.2計測部位と試料
2.3計測例 <その1>テープストリッピング法を用いた人工的肌荒れ状態の計測
2.3.1被験者・試験計画
2.3.2結果・考察
2.4計測例<その2>スキンバリアクリーム塗布後の手背における経表皮水分蒸散量の計測
2.4.1被験者と試料・試験計画
3.バリア機能指数
第3節温泉善玉菌による美肌効果
1.実験方法
1.1細胞培養
1.2抗炎症作用の評価
1.3抗酸化ストレスの評価
1.4抗糖化ストレスおよびアンチエイジング作用の評価
1.5ミトコンドリア解析
1.6細胞遊走活性の評価
1.7オートファジー活性の評価
1.8プロテアーゼ活性阻害の評価
1.9肌質の評価
1.10統計学的解析
2.結果
2.1温泉藻RG92:守りの美肌作用
2.1.1抗炎症作用
2.1.2抗酸化作用
2.1.3抗糖化ストレスおよびアンチエイジング作用
2.2温泉酵母M-1:攻めの美肌作用
2.2.1ミトコンドリア機能の向上
2.2.2細胞賦活作用
2.3温泉善玉菌による育毛効果
2.4肌質の改善
 

 化粧品開発における国内外での規制動向
第1節化粧品原料に対する安全性規制の世界動向
1.化粧品の成分規制
2.化粧品成分の安全性評価
2.1SCCS
2.2CIR
化粧品(製品)の安全評価
3.1EUでの製品情報ファイル(Product Information File:PIF)
3.2PCPCによるConsumer Commitment Code
その他
第2節皮膚評価等に関連する広告等の規制 : 薬機法・景品表示法・公正競争規約について
1.広告表現に関する規制の全体像
1.12つの法律の性格と規制の視点
1.22つの規制の関係と異同について
2.薬機法の規制内容
2.1皮膚評価に注意が必要な「シワ」の広告表現
2.2皮膚評価が必要のない「美白」の広告表現
2.3保証表現及びデメリット表現にも注意
3.景品表示法の規制内容
3.1規制内容の要点
3.2優良誤認の重要ポイント
3.3課徴金制度について
3.4公正競争規約における留意点
3.4.1特定用語について
3.4.2不当表示について
3.4.3日焼け止め関連数値等
第3節東アジア(中国・韓国・台湾)における化粧品規制の最近の動向と解釈
1.中国
1.1巳化粧品原料目録
1.2化粧品安全規範
1.3化粧品安全リスクガイドライン
1.4化粧品レーベル管理規定
1.5化粧品監督抜き取り検験技術規範
1.6化粧品生産許可ガイドライン
韓国
2.1機能性化粧品
2.2オーガニック化粧品
2.3化粧品の安全基準等に関する規定
2.4最近の注目すべき告示
台湾
3.1含薬化粧品
3.2化粧品の届出(登録)
3.3その他
第4節中国の化粧品評価の動向
 
1.中国化粧品市場の概要
2.中国の化粧品規制システム
3.輸入化粧品の登録と届出
4.化粧品登録の動向
4.1上海市浦東新区における輸入非特殊用途化粧品の届出のモデル実施
4.2日焼け止め化粧品の抜き取り検査
4.3審査結果の例
5.化粧品評価
6.化粧品の不許可原因
第5節化粧品GMPと品質保証における最近の企業対応
1.化粧品の開発〜販売スキーム
1.1化粧品GMPの考え方
1.2FDAが推奨するバリデーションステップ
1.3ばらつきに強い設計とは
1.4品質リスクマネジメント
2.化粧品GMPの経緯と現状
2.1化粧品GMPの設定経緯
2.2化粧品GMPのISO化
2.3ISO化粧品GMPの概要
2.4化粧品GMP運用留意事項の発行
3.化粧品の製造品質の確保
3.1GMPソフトの運用手順
3.25Sの重要性
3.3表示によるミスの低減
3.4指図書・記録書の工夫
3.5ダブルチェックの運用
4.化粧品の品質保証に関する企業対応(化粧品の品質保証のスキーム)
4.1GQP省令で必要な業務
4.2製造販売元の立ち位置.
4.3クレーム処理
5.化粧品品質保証の今後(何を目指すのか,何処へいくのか)
5.1魅力的品質と当り前品質(目指す品質とは)
5.2これからの品質保証(品質事故を未然防止するために)
5.3衛生問題に対応するために(具体的な取り組みへ)
5.4ハインリッヒの法則(事故の早期発見)
5.5リスクへの対応(変更管理の重要性)8)
5.6GMPの限界(ダブルチェックだけで防げるか)
5.7ヒューマンエラーの防止策
5.8攻めの品質保証(失敗学と品質リスクマネジメント)
 
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