第1編 エネルギー貯蔵・輸送技術の開発動向
1.はじめに
2.エネルギー輸送
 
3.エネルギー・電力貯蔵
4.まとめ
 
第2編 電気エネルギー編

 電池電力貯蔵技術
第1節 ナトリウム─硫黄電池(NAS電池)
1.はじめに
2.NAS電池の動作原理・構造・特徴
3.課題と対応策
 
4.NAS電池システムの用途と設置事例
5.導入実績
6.まとめ
 
第2節 ニッケル水素電池
1.概要
2.ニッケル水素電池を利用したエネルギー貯蔵による省エネルギー
3.ニッケル水素電池を利用したエネルギー貯蔵によるディマンド削減
 
4.ニッケル水素電池を利用したエネルギー貯蔵による安全・安心
5.ニッケル水素電池を利用したエネルギー貯蔵によるアメニティー
6.ニッケル水素電池の課題と今後の発展性
 
第3節 リチウムイオン電池
1.リチウムイオン二次電池の特徴
2.リチウムイオン二次電池の大容量用途への可能性
 
3.大容量リチウムイオン二次電池に向けた多様な電極材料の可能性
4.おわりに
 
第4節 電気二重層キャパシタ
1.はじめに
2.原理と基本構造
3.エネルギーと出力
 
4.キャパシタの機能・性能、用途
5.導入事例
6.まとめ
 

 電力貯蔵技術
第1節 フライホイール
1.フライホイールの歴史
2.FWES の原理と特徴
3.他の貯蔵要素との比較
 
4.実用化事例
5.開発動向
6.おわりに
 
第2節 超電導磁気エネルギー貯蔵(SMES)
1.SMES の基本構造
 
2.開発の現状
 

 経済性からみた電力貯蔵システムの評価
1.はじめに
2.負荷平準化の経済価値
3.電力市場の不規則な価格変動を利用した電力取引
 
4.電力供給障害抑制の経済評価
5.おわりに
 

 新しい電力供給システム
第1節 マイクログリッドシステムの構築
1.ネットワーク電源と分散型電源の共生
2.マイクログリッドの定義とその構成
3.単独運転・自立運転と単独運転防止
4.制御目標と電力品質
 
5.制御技術と保護技術
6.商用系統への接続時の諸課題
7.おわりに
 
第2節 マイクログリッドシステムの経済性評価と事業性について
1.はじめに
2.マイクログリッドシステムの事業モデル
3.マイクログリッド事業モデルの基本的な考え方
4.基本モデルをベースに考慮すべき事業化要件
5.マイクログリッドの経済性評価の方法
6.マイクログリッドの試算モデル
 
7.マイクログリッドの試算事例とその評価
8.報告に対する事業主体の判断
9.新規事業モデルによるマイクログリッドの事業化について
10.まとめ
 
第3節 電力貯蔵を含む分散型エネルギーシステムの最適経済運用
1.はじめに
2.分散型電力貯蔵技術の利用方法
3.マイクログリッドの運用問題
 
4.蓄電池の経済性
5.おわりに
 
第3編 熱エネルギー編

 潜熱蓄熱材、化学蓄熱材の開発動向
1.はじめに
2.潜熱蓄熱材、化学蓄熱材の開発動向
 
3.各種候補材料の特徴
4.おわりに
 

 潜熱の蓄熱輸送技術
第1節 機能性二次冷媒による熱輸送技術
1.冷熱エネルギー輸送技術開発の動向
2.二次冷媒の種類とその特徴
3.二次冷媒を輸送システムへ適用した場合に要求される機能
 
4.機能性二次冷媒の技術開発の現状と展望
5.機能性二次冷媒の今後の展開
 
第2節 潜熱蓄熱輸送システム「トランスヒートコンテナ」の開発
1.はじめに
2.トランスヒートコンテナ技術の特徴
3.導入実績および国内への適用
 
4.実証試験概要
5.導入事例
6.おわりに
 
第3節 直接接触潜熱蓄熱技術を用いた廃熱輸送システムの開発
1.高効率蓄熱輸送システム「サーモウェイ」の技術概要
2.高性能蓄熱装置の原理
3.高効率蓄熱輸送システム「サーモウェイ」の特徴
 
4.「サーモウェイ」の用途
5.「サーモウェイ」の適用例
 
第4節 アンモニア/ 水を利用したエネルギー変換装置の開発
1.はじめに
2.アンモニア/ 水を用いた発電システムの特徴と課題
3.アンモニア/ 水を用いたエネルギー変換装置の現状と実績
 
4.アンモニア/ 水を用いた海洋温度差発電システムの研究開発
5.おわりに
 

 顕熱の蓄熱と輸送技術
第1節 地中熱利用システム〜大規模地中熱ヒートポンプシステム〜
1.はじめに
2.地中熱とは
3.地中熱利用の方法と地中熱ヒートポンプ
4.GSHP の設計法
 
5.大規模地中熱源ヒートポンプシステム
6.大口径鋼管基礎杭利用GSHP の運転例
7.まとめ
 
第2節 躯体蓄熱システム
1.躯体蓄熱システムの背景と目的
2.躯体蓄熱システムの種類と特徴
3.躯体蓄熱システムの実施事例
(ドームシティガスビル、大阪市中区)
 
4.躯体蓄熱システムの実施事例
(JTB ビル、大阪市中央区)
5.おわりに
 
第3節 真空断熱材技術
1.省エネルギーと断熱
2.保冷・保温に生かされる魔法瓶の技術
3.魔法瓶を大型化する─冷蔵庫の断熱壁
 
4.窓ガラス─景観を損ねることなく真空断熱
5.高温真空断熱─真空耐火物への挑戦
 

 吸収・吸着熱輸送
 
第1節 吸収・吸着デシカント材による熱輸送技術
1.原理と特性
2.吸収現象を応用した熱輸送変換システム
 
3.吸着現象を応用した熱輸送変換システム
4.おわりに
 
第2節 水蒸気脱着型蓄熱材による熱輸送技術
1.はじめに
2.化学蓄熱の適用温度域
3.化学蓄熱のための反応系の選択
 
4.水蒸気脱着型化学蓄熱による熱輸送の可能性
5.水蒸気脱着型化学蓄熱材の開発事例
6.おわりに
 
第3節 吸収ヒートポンプを応用した熱輸送および貯蔵技術
1.はじめに
2.溶液輸送型吸収ヒートポンプによる熱輸送の原理
3.溶液輸送型吸収ヒートポンプの実験による熱輸送性能実証
4.溶液輸送型吸収ヒートポンプによる温熱輸送への応用
 
5.溶液輸送型吸収ヒートポンプの熱輸送距離
6.溶液貯蔵型吸収ヒートポンプによる蓄熱への展開
7.おわりに
 

 熱音響エネルギー変換技術
1.はじめに
2.熱音響デバイスの歴史と現状
3.エネルギー流に基づく熱音響デバイスの分類
 
4.熱音響エネルギー変換の原理
5.熱音響デバイスの展望
 

 熱貯蔵を考慮した地域熱供給システムの設計
1.はじめに
2.地域熱供給システムの意義と役割
3.地域熱供給システム設計手法
 
4.解析結果の代表例
5.おわりに
 
第4編 化学エネルギー編

 水素貯蔵・輸送技術
第1節 高圧水素ガスの貯蔵・輸送技術
1.はじめに
2.水素エネルギーの導入の方向性
3.高圧水素貯蔵用複合容器の技術の現状
4.高圧水素貯蔵用複合容器の技術の内容
 
5.高圧水素貯蔵用複合容器の技術開発の取り組み状況
6.高圧水素貯蔵用複合容器の技術課題
7.まとめ
 
第2節 液体水素貯蔵・輸送技術
1.はじめに
2.液体水素の物性
3.水素の液化技術
 
4.液体水素の貯蔵・輸送システム
5.液体水素の貯蔵・輸送技術
6.おわりに
 

 水素吸蔵・輸送技術〜水素吸蔵合金・水素貯蔵材料〜
1.はじめに
2.水素貯蔵材料の概要
 
3.水素貯蔵材料による水素貯蔵容器
4.おわりに
 

 エネルギー貯蔵材料としての有機ハイドライドと再生型水素電池の開発
1.はじめに
2.有機ハイドライドの水素貯蔵および運搬性能
3.有機ハイドライドを利用する高密度エネルギー貯蔵技術
4.高容量の有機ハイドライド再生型水素電池の研究開発
5.有機ハイドライド再生型水素電池の出力特性
 
6.有機ハイドライドの選択と再生型電池の出力性能
7.有機ハイドライド蓄電池の充電性能
8.有機ハイドライド熱再生型電池の開発
9.有機ハイドライド再生型水素電池の特徴と応用
10.有機ハイドライド蓄電池の実用化開発と展開
11.おわりに
 

 DME
1.エネルギー媒体としてのDME
2.DMEの製造
 
3.DMEの流通システム
4.DMEの利用
 
第5編 トライジェネレーションと熱・電気一体エネルギー貯蔵技術

 トライジェネレーションシステムと熱・電気一体貯蔵
1.トライジェネレーション
2.エネルギー貯蔵
 
3.ソーラートライジェネレーションシステムの今後の展開
4.おわりに
 

 トリジェネレーション
1.はじめに
2.工業用トリジェネレーション
3.農業用トリジェネレーション
 
4.今後の課題
5.おわりに
 

 太陽光励起レーザー/ 水/ マグネシウムエネルギー供給システム
1.はじめに
2.マグネシウムの加水反応
3.マグネシウム還元
 
4.水を抜きにエネルギーを語れない
5.実用化ロードマップ
6.さらなる夢
 

 酸化物熱電発電技術の新展開
1.はじめに
2.熱電発電のメカニズムと特長
3.熱電材料
 
4.熱電発電
5.実機搭載
6.おわりに
 
第6編 エネルギー貯蔵輸送の展望〜エネルギー政策・市場から見た事業開発〜
1.国の動向
2.エネルギーの貯蔵・輸送─今後の展開
 
3.おわりに
 
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