第1節 | 遅れを生まないための計画、中間目標の立て方 |
[1] | 成功確率とスピードを上げる新規事業開発計画の立て方と推進 |
1. | 顧客ニーズ把握不十分で発生する遅れを防ぐ対策 |
2. | 研究開発の途中で発生する想定外事象を想定内にして遅れを防ぐ対策 |
3. | QFDとPDPCを組み合わせたQNP法 |
4. | まとめ |
[2] | 開発遅延に対するリスクマネジメントの留意点 |
1. | 計画フェーズでの対応 |
1.1 | リスク・マネジメント |
1.2 | リスク対応計画 |
1.3 | リスクの管理 |
2. | 開発フェーズでの対応 |
2.1 | 遅れが生じた作業・工程に拠る対応 |
2.2 | 変更管理 |
2.3 | 業界標準コンポーネントに対する対応 |
[3] | 研究開発を要領よく進めるために最初に確認すること |
1. | 研究開発における無駄を少なくする為に最初に確認すること |
1.1 | 経営方針と研究開発方針 |
1.2 | ビジョンの共有化 |
1.3 | ニーズ型とシーズ型研究開発 |
2. | 失敗を少なくする為の基本 |
2.1 | 競合優位性 |
2.2 | 先行文献の調査 |
2.3 | 技術プラットフォーム |
2.4 | クリティカルポイントから攻める |
2.5 | 開発ステージによる頭の切り替え |
3. | 効率的な業務遂行の工夫 |
3.1 | 大同小異を争わない |
3.2 | 根回しについて |
3.3 | リスク分散と集中 |
3.4 | 並行して複数の業務を進める |
3.5 | 早起きの奨め |
[4] | スピードと期間厳守を意識した目標設定の仕方 |
1. | 目標設定とは |
1.1 | 3つの目標と3C分析 |
2. | 技術ロードマップと環境認識 |
2.1 | 技術ロードマップ |
2.2 | 顧客環境の認識 |
2.3 | 競合動向 |
3. | 開発基本目標と日程計画の作成 |
3.1 | 開発基本目標 |
3.2 | 日程計画書の作成 |
3.3 | 到達目標と個別業務目標の設定 |
3.4 | マイルストン目標の設定 |
4. | 日程遵守と開発活動の効率化 |
4.1 | 日程の進度管理 |
4.2 | 日程計画の遵守 |
4.3 | 開発活動の効率化 |
[5] | QFD, TRIZ, ロバストデザインを活用した効率的開発の実践法 |
1. | NO.1製品のモノづくりプロセス |
2. | 新技術の研究開発プロセスの役割 |
3. | 死の谷の発生要因 |
4. | 研究開発プロセスと技法の連携活用 |
4.1 | 各プロセスの役割と技法の位置づけ |
4.2 | 新技術企画プロセスにおけるQFDの実践法 |
4.3 | 構想化プロセスにおけるTRIZの実践法 |
4.4 | 詳細化プロセスにおけるロバストデザインの実践法 |
[6] | 目標設定において考慮すべきポイントと柔軟な目標変更の仕方 |
1. | 目標設定において考慮すべきポイント |
1.1 | 目標レベル |
1.2 | 三段階目標設定法 |
1.3 | こうすると失敗する目標設定 |
2. | 柔軟な目標変更の仕方 |
2.1 | こうすると成功する目標変更 |
2.2 | こうすると失敗する目標変更 |
3. | 目標設定/変更を行う組織・人 |
3.1 | 旗を振るだけの人とムチ打たれるだけの人の分離 |
3.2 | 個人の強さ・個性と組織の和 |
3.3 | カラーの異なる研究者がベクトル不一致(集中と分散)で |
3.4 | 他部署、社外、管学等との共同研究開発 |
3.5 | 強い研究者 |
4. | まとめ |
[7] | 開発スケジュール遅延を未然に防ぐためのプロジェクトチーム作り、開発計画策定および進捗管理のポイント |
1. | プロジェクトチーム作り 〜開発計画策定前に”場作り”から |
1.1 | チームメンバー間の関係構築(チームビルディング) |
1.2 | 意見を交わせる雰囲気作りと会議の効率化(ファシリテーション) |
1.3 | チームの目的・目標(価値観)の共有 |
2. | 開発計画策定の基本的な考え方 |
2.1 | 会社方針・戦略をもとに”チームの計画”を作る |
2.2 | ステークホルダーとの関わり(コミュニケーションの重要性) |
2.3 | チームメンバーにとって納得性の高い計画とは? |
3. | 進捗管理 |
3.1 | チームミーティングにおける進捗管理 |
3.2 | プロジェクト管理ツールの利用 |
4. | まとめ |
第2節 | 遅延テーマにおけるGo/No Go判断基準の設定 |
[1] | 遅延テーマにおけるGo/No Go判断基準 |
1. | 研究開発のフェーズと技術ポートフォリオ |
2. | 市場と研究開発の適応領域 |
3. | 技術ポートフォリオ |
4. | 技術体系を基にした技術分析 |
5. | 技術ポートフォリオ分析 |
5.1 | 技術要素での分類 |
5.2 | 技術要素での分析 その1 |
5.3 | 技術要素での分析 その2 |
6. | 研究開発テーマ別ポートフォリオ |
7. | 個別・総合評価 |
8. | 研究開発テーマにおけるGo/No Go判断 |
9. | まとめ |
[2] | 開発初期段階でのテーマの見極めの方法、優先順位の付け方 −医療機器開発を例として− |
1. | テーマの選定手法 |
1.1 | 医療機器開発の特殊性 |
1.2 | NPVおよびEPVを用いたテーマの評価方法 |
2. | ステージゲート評価法 |
2.1 | ステージゲート法によるテーマ管理 |
2.2 | ステージアップ・テンプレート |
2.3 | FS段階へのステージアップ・テンプレート |
2.4 | 開発段階へのステージアップ・テンプレート |
[3] | 研究開発テーマ評価におけるグレーゾーンへの対処法 −ステージゲート法を中心に− |
1. | 研究開発テーマのグレーゾーンとは何か? |
1.1 | グレーゾーンの定義 |
1.2 | 研究開発テーマのグレーゾーンの具体的要因 |
1.2.1 | グレーゾーンの発生要因は何か? |
1.2.2 | 最も対処が難しい「不確実性」 |
2. | 研究開発テーマのグレーゾーン対応としてのステージゲート法 |
2.1 | 「不確実性」対処法としてのステージゲート法 |
2.2 | 不確実性(グレーゾーン)への対処法としてのステージゲート法の12の特徴 |
第3節 | 遅れに気付かない、または遅れに気付いていても直さない研究者への対応 |
[1] | 遅れに気付いても、やり方を変えようとしない研究者への対応 |
1. | 遅れに気付く |
1.1 | 遅れとは、それに気付くとは |
1.2 | 研究員の養成 |
2. | 研究者への対応 |
2.1 | 金・費用・成果 |
2.2 | 物、設備 機器など |
2.3 | 人、研究者 |
[2] | 腐らせず、落ち込ませず、見込みのないことを認識させる方法 |
[3] | 理想ばかりで現実を見ない担当者への「遅れの意識」のさせ方 |
1. | 遅れを認識してもらう仕掛けづくりとマネジメント |
2. | マネジメントの要諦 |
3. | 対話の大切さ |
4. | 望まれる人財 |
第4節 | 遅れを見逃さない研究報告書の作成と進捗度評価 |
[1] | 遅れないための研究テーマの全体管理、個別管理の方法 |
1. | 全体管理について |
1.1 | 新規事業創出プログラム「Galapagos」について |
1.2 | 全体管理の上で技術の妥当性評価指標 |
1.3 | ドメイン管理による技術風土の妥当性評価指標 |
1.4 | ドメイン管理によるビジネスカテゴリー別収益性の評価指標 |
2. | 個別管理について |
2.1 | 進捗管理 |
2.2 | テーマの進捗遅れ原因について |
2.3 | テーマの進捗遅れ対策 |
[2] | 研究開発テーマの進捗度評価と開発テーマの見える化 |
1. | 研究開発テーマの進捗度評価 |
1.1 | NPI<新製品開発・導入プロセス> |
1.2 | NPI<7段階フェーズ> |
1.2.1 | アイデア(Idea) |
1.2.2 | コンセプト(Concept) |
1.2.3 | フィージビリティー(Feasibility) |
1.2.4 | 開発(Development) |
1.2.5 | 量産化(Scale-up) |
1.2.6 | 市場導入(Launch) |
1.2.7 | 市場拡大(Post-Launch) |
2. | 開発テーマの見える化 |
3. | 良い開発テーマへのマネージメントの役割 |
[3] | 開発成否に大きく影響する嘘/過大・過小報告の傾向と見極めのポイント |
1. | 嘘の最大の弊害 |
2. | 開発成否に影響する嘘とその主体 |
2.1 | 市場の大きさや技術開発の成否にかかわる嘘 |
2.2 | 技術的可能性に関する嘘 |
2.3 | 進捗状況に関する嘘 |
2.4 | 出来栄えに関する嘘 |
3. | 嘘が生まれる環境と管理方法の問題点 |
3.1 | 嘘は計画が達成できないからウソになる。 |
3.2 | 机上の管理の危うさ |
3.3 | 物差のない開発計画 設計管理とデザインフリーズの必要性 |
4. | 評価方法の問題点と改善 |
4.1 | 提案から事業の成否までの全体責任を共有させる |
4.2 | 他プロジェクトとの相互評価 |
4.3 | 現物・現場・現時点主義の重視 |
5. | あるべき方向 |
5.1 | 基本的な情報活用技術教育 |
5.2 | GLP的情報管理規範の確立を |
5.3 | 現場を見れば全てが分かる。机上で考える難しさ。 |
5.4 | 『見つめる鍋は煮えない』 |
| おわりに:開発は色即是空の世界 |
第5節 | 遅れを防ぎ開発スピードを上げる部門連携のポイント |
[1] | 開発スピードを上げる他部門との連携のポイント |
1. | 目標の共有化 |
2. | 情報の共有化 |
[2] | 研究部門内の連携のポイント〜基礎研究と開発研究の連携〜 |
[3] | 組織横断型プロジェクトにおける連携マネジメントのポイント |
1. | 今日の商品企画・開発者の使命 |
2. | 自動車の開発における組織の特徴 |
3. | プロダクトの役割とターゲット・カスタマーの設定 |
4. | 明確でわかりやすい「商品コンセプト」の確率 |
5. | 部門をまたがったクロスファンクショナルなチームで、目標と背景を心から共有・理解 |
6. | MUSTの要求を明確にして、互いをプロフェッショナルとして尊重 |
7. | 即決即断のための部長クラスの運営会議1.研究所の組織について |
1.1 | 組織変更はなぜ必要なのか? |
1.2 | 人材育成なくして連携は成り立たない |
2. | 研究テーマについて1) |
2.1 | 研究テーマの設定 |
2.2 | 研究テーマの見える化 |
2.3 | 研究テーマ進捗の共有 |
3. | 研究から商品化へ |
[4] | 開発部門との連携スピードの向上策 −分析・解析・信頼性部門のミッション・役割と人材育成活動− |
1. | 分析・解析・信頼性部門のミッション・役割 |
2. | 分析・解析・信頼性部門の人材育成活動 |
[5] | R&D部門と知財部門の連携による開発スピードの向上 |
1. | 知的財産センターの中期計画 |
2. | 知的財産センターの組織 |
3. | 事業部門テーマ担当グループの知財活動 |
3.1 | 「対競合を軸とした知財戦略の策定と実行」の事例(その1) |
3.2 | 「対競合を軸とした知財戦略の策定と実行」の事例(その2) |
3.3 | 「特許情報を用いた知財創出活動」の事例 |
4. | コーポレートR&Dテーマ担当グループでの知財活動 |
4.1 | 開発初期段階からの知的財産活動 |
4.2 | 知財人材力の強化に向けた活動「人は力なり」 |
5. | 開発スピードアップの向上に対する知財活動の現行の課題とその対応策 |
5.1 | 開発主体の知財活動 |
5.2 | 公開・秘匿の判断 |
第6節 | 産学連携など共同研究開発において遅れないための進捗管理のコツ |
[1] | 共同研究開発においてテーマが遅れないために気をつけること |
1. | 共同研究テーマについて |
2. | 相手側の選定 |
3. | メンバー選定 |
4. | 共同研究開発の各項目設定 |
5. | マネジメント |