序章

 イオン応用技術の可能性と期待
 
第1章 空気イオンの基礎

 大気中における負の小イオンの挙動
1.負の小イオン
2.発生
3.寿命と強制対流による移動
3-1.平均寿命
 
3-2.円形自由噴流による小イオンの移動
3-3.濃度分布の測定例と平均寿命
4.静止空気中での分子拡散による移動
5.吸気による負の小イオンの肺への移動
 

 エアロゾル粒子の物理・化学性状
1.空気イオンの基礎とその組成
1-1.エアロゾル粒子の物理・化学性状
1-2.大気エアロゾル粒子の発生源と性状
 
1-3.大気エアロゾル粒子の物理・化学特性
1-4.エアロゾル粒子の荷電
 

 マイナスイオンの本質と健康効果
1.はじめに
2.大気電気学の基本要素としてのマイナスイオン
3.指標としてのpe-pHダイヤグラム
4.血液のpe-pHダイヤグラム
 
5.大気イオンの酸化還元状態
6.体液の恒常性
7.おわりに
 
 
第2章 空気イオンの測定法と製品評価事例

 空気イオン密度の測定と標準化
1.はじめに
2.測定と標準化の重要性
3.標準の供給とトレーサビリティ
 
4.空気イオン密度測定法の概要
5.標準の管理
6.産業と標準
 

 空気イオン密度の測定法および注意点
1.空気イオン
1-1.小イオンの生成機構
1-2.小イオンとエアロゾルの関係
1-3.大イオンの生成機構
1-4.帯電性のイオン
1-5.限界移動度
2.空気イオン測定器
 
2-1.空気イオン測定器「FIC-2000」の測定原理
2-2.空気イオン測定器の選定条件
2-3.測定結果についての注意点
3.測定環境
4.測定報告書
5.おわりに
 

 大気中イオンクラスターの計測
1.はじめに
2.大気中イオンクラスターの特性
3.イオンの生成法
4.イオンカウンター
 
5.微分型モビリティアナライザー(DMA)
6.種々の大気イオンクラスターの計測例
7.おわりに
 

 マイナスイオン製品の測定・評価事例
1.はじめに
2.マイナスイオン発生量測定事例
2-1.空気清浄機
2-2.家庭用イオン発生器
2-3.マイナスイオン発生ペンダント
2-4.ハロゲンヒーター
2-5.備長炭不織布
2-6.扇風機
2-7.卓上扇風機
2-8.冷風扇
 
2-9.トルマリン粉
2-10.セラミックスボール
2-11.天然石粒
2-12.超音波加湿器
3.マイナスイオン効果の評価事例
3-1.脳波に与える影響効果
3-2.血流量に与える影響効果
3-3.生体皮膚温に与える影響効果
3-4.マイナスイオンによる消臭効果
3-5.抗菌・殺菌効果
 

 温熱環境要素(気温,湿度,風速および熱放射)と空気イオンの測定
1.はじめに
2.気温
2-1.気温測定
2-2.イオン測定と気温測定の関係
2-3.気温測定機器の選択
3.湿度
3-1.湿度測定
3-2.イオン測定と湿度測定の関係
3-3.湿度測定機器の選択
4.風速
4-1.風速測定
4-2.イオン測定と風速測定の関係
 
4-3.風速測定機器の選択
5.熱放射
5-1.熱放射測定
5-2.イオン測定と熱放射測定の関係
5-3.熱放射測定機器の選択
6.データ収録解析
6-1.温熱環境要素測定機器のデータ収録
6-2.イオン測定と温熱環境要素測定機器の
データ収録
6-3.測定エラー
7.おわりに
 
 
第3章 空気イオンの生体に対する影響・効果

 空気イオンと自然療法
1.自然療法とは
1-1.現代医学との相違
1-2.気候と疾病
2.気候療法(climatherapy)
2-1.気候療法とは
2-2.気候療法の適応と保養地気候
3.空気イオン
 
3-1.分布
3-2.生理作用
4.森林気候と森林浴
5.マイナスイオンの応用
6.マイナスイオンの作用メカニズム
7.おわりに
 

 酸性体質を改善するマイナスイオンの作用
1.はじめに
2.細胞間質液とマイナスイオン
 
3.インスリン受容体
4.おわりに
 

 マイナス空気イオンによる空気質の改善と人体への影響
1.はじめに
2.森林環境
2-1.森林は穏やかで刺激的な快適環境
2-2.森林内と事務オフィスの比較
3.環境別空気イオン濃度
 
4.マイナス空気イオンの人への影響評価
4-1.実験デザイン
4-2.実験手順
4-3.分析の結果
5.マイナス空気イオンのまとめ
 

 マイナスイオンの生体におよぼす効果
1.はじめに
2.測定
2-1.被験者
2-2.マイナスイオンの発生とモニター
2-3.生理機能評価
3.解析
3-1.心拍変動
3-2.血圧
3-3.末梢血流量
3-4.統計解析
4.結果
 
4-1.加速度脈波
4-2.心拍変動
4-3.血圧
4-4.末梢血流量
5.考察
5-1.安静座位
5-2.マイナスイオンの作用
5-3.変化量の相互関係
5-4.血管年齢の変化
6.おわりに
 

 電子負荷(マイナスイオン)治療のメカニズム
1.はじめに
2.電子負荷治療の歩み
2-1.静電気
2-2.BC500年,電気魚シビレエイで痛風・痔の痛みを止めたエースト
2-3.1752年,雷で病気を治したフランクリン
2-4.1776年,エレキテルを作り難病を治した平賀源内
2-5.1800年頃,電子負荷体(マイナス)の疲労回復作用,脱電子負荷体(プラスイオン)にその逆作用
2-6.1950年,電子負荷体(マイナスイオン)の血圧降下,免疫上昇効果
2-7.空気を介せず身体に直接電子を負荷
2-8.電子直接負荷で細胞の生理活性化
2-9.1997〜2000年,電子を直接生体に負荷することで,コラーゲン合成の促進と活性酸素のダメージ軽減を発見
3.電子負荷体(マイナスイオン)の効果と治療の種類
3-1.電子負荷の効果
3-2.電子負荷の治療の種頬
4.電子負荷(マイナスイオン)治療効果とメカニズムの実験的証明
4-1.電子(マイナスイオン)の生体内部導入―肺で発生する活性酸素の毒性の防御はできるか
 
4-2.負イオン(電子)の導入で活性酸素の毒性の防御は可能か(講演要旨)
4-3.高田イオン方式の電子負荷による自由に移動できる居住空間
4-4.負電位かけた部屋に住めば,活性酸素の害を防御(日大薬学部 高橋教授らマウス実験で確認)
4-5.高田イオン方式で移動物体の運転者と搭乗者が移動しながら電子負荷を受ける方法
5.運転者の疲労に関する調査―マイナスイオンの影響(講演要旨)
5-1.はじめに
5-2.調査概要
5-3.解析方法
5-4.結果
5-5.結論
6.交流電位療法(誘電効果・電子の振動)による電子負荷実験
6-1.交流3,000V電位負荷による老化モデルラットにおけるコラーゲン合成促進効果(『日温気物医誌』の抄録)
 

 マイナスイオンと活性酸素
1.マイナスイオン印加水による活性酸素消去能
1-1.マイナスイオン水による活性酸素消去能と酸化還元電位(ORP)の変化
1-2.超暗視野顕微鏡によるLive Blood検査による赤血球動態
1-3.マイナスイオン水による活性酸素消去能のまとめ
 
2.マイナスイオン吸引印加による生体反応
2-1.マイナスイオン吸引印加2時間による生体反応
2-2.睡眠中のマイナスイオン吸引印加による生体反応
2-3.マイナスイオン吸引印加におけるまとめ
 

 マイナス空気イオンおよびプラス空気イオンの特性と生体への影響およびその効果
1.空気イオン環境による
脳脂質の過酸化と学習実験
1-1.はじめに
1-2.実験方法
1-3.実験結果
1-4.考察
2.空気イオン環境による
脳脂質の過酸化と乳酸の関係
2-1.はじめに
2-2.実験方法
2-3.実験結果
2-4.考察
 
3.空気イオン環境による血糖値,乳酸値,および生体組織中のビタミンB1濃度との関係
3-1.はじめに
3-2.実験方法
3-3.実験結果
3-4.考察
4.湿式イオンサウナが生体におよぼす効果
4-1.はじめに
4-2.実験方法
4-3.実験結果
4-4.考察
5.おわりに
 

 空気中マイナスイオンの臨床医学的効果
1.はじめに
1-1.気象病との関係
1-2.物理療法としてのマイナスイオン治療の可能性
1-3.臨床検討の手法
1-4.二重盲検法,ヒトの生理機能検査における注意点
1-5.マイナスイオン発生法
2.交感神経系抑制作用
2-1.脳波計測
 
2-2.発汗量
2-3.片手冷水浸水試験(末梢循環観察)
2-4.最大運動量
3.疼痛緩和作用
4.ストレス性ホルモン,免疫担当細胞の変化
4-1.マイナスイオンサウナの検討
4-2.長期マイナスイオン曝露の効果
5.おわりに
 

 マイナスイオン曝露の生体影響
1.生体影響についてのこれまでの知見
1-1.生理機能におよぼす影響
1-2.行動および心理的側面におよぼす影響
2.マイナスイオン環境下での
精神作業についての検討
2-1.実験の概要
2-2.作業遂行能力
 
2-3.主観的メンタルワークロード
2-4.自律神経機能
2-5.気分
2-6.まとめ
3.生体影響の個人差についての検討
3-1.実験の概要
3-2.不安傾向とマイナスイオン曝霞効果
 

 マイナスイオンの生体影響(ホルミシス作用)
1.はじめに
2.マイナス大気イオン種の検証
2-1.蛍光プローブによる
スーパーオキシドアニオンの同定
2-2.マイナス大気イオンによるシトクロームCの還元
 
2-3.マイナス大気イオンによるアポトーシス誘導
2-4.マイナス大気イオンの
培養細胞増殖能に対する影響
3.おわりに
 

 空気マイナスイオンの咽頭部への吸収浸透性の検討
1.はじめに
2.装置と実験方法
2-1.気化+放電式発生器
2-2.曝露試験
2-3.モニター試験
3.結果と考察
 
3-1.曝露試験結果
3-2.モニター試験結果
3-3.考察
4.まとめ
5.おわりに
 

 振動障害に対するマイナスイオン療法の効果
1.振動障害の概要
2.マイナスイオン療法とその効果
 
3.効果発現の機序に関する考察
 
 
第4章 イオンの小動物・鶏に対する影響・効果

 マイナスイオン発生セラミックスパウダーのウサギ皮膚血流量におよぼす影響
1.はじめに
2.実験材料および試験方法
2-1.試験物質
2-2.マイナスイオン発生量の測定
2-3.実験動物および飼育条件
2-4.群構成
2-5.試験物質の貼付および皮膚血流量の測定方法
2-6.統計処理
 
3.結果
3-1.マイナスイオン発生セラミックスパウダーによる皮膚血流量変化の有無
3-2.マイナスイオン発生セラミックスパウダー適用量と皮膚血流量変化の関係
3-3.冷感湿布および温感湿布との比較
4.考察
 

 高等生物の生理・生産機能と機能性イオン技術の応用開発
1.はじめに
2.健全な生理機能および健康な身体とは何を意味するのか
3.自然界と人工環境におけるイオンの質的差
3-1.イオンの種類と発生方法
3-2.イオンが関係する物質相
4.生体機能におけるイオンの役割
4-1.体温調節機能および代謝機能におけるイオンの役割
4-2.マイナスイオンと呼吸生理における酸−塩基平衡
 
4-3.生体酸化とマイナスイオンによる抗酸化作用
4-4.マイナスイオンと脳・神経機能
5.機能性イオン技術の応用開発
5-1.応用開発の対象,技術対策および市場動向
5-2.マイナスイオンと生物生産,および生産物保存管理システム
5-3.マイナスイオンと創住居空間システム
5-4.マイナスイオンと水問題
6.将来展望
 
 
第5章 空気イオンの室内環境改善への応用

 粉じんと空気イオン
1.概要
1-1.浮遊粒子状物賓
1-2.空気イオンの分類
1-3.空気イオンの生成
2.液滴分裂と正負の空気イオン
2-1.滝効果
2-2.滝効果への関心
2-3.スプレーヘの応用
3.植物と空気イオンとの係わリ
3-1.森林浴とマイナスイオン
3-2.植物と空気イオン
3-3.植物に付着した埃
4.タバコの煙と空気イオン発生器
4-1.タバコの煙の内容
 
4-2.紫煙と空気イオンの関係
4-3.タバコの煙の空気イオン値
5.ディーゼル排ガスによる汚染
5-1.浮遊粒子状物質(SPM)
5-2.排ガスの空気イオン値
6.カーボンとマイナスイオン
6-1.カーボンの効用
6-2.打撃,振動による空気イオンの発生
6-3.炭素埋設の不思議
7.天然鉱物を用いたマイナスイオングッズ
7-1.トルマリンブーム
7-2.トルマリンは負イオンを出すのか
8.おわりに
 

 空気イオンの測定と空気調和への応用
1.空気イオン
1-1.空気イオンとは
1-2.空気イオンの発生方法
1-3.空気イオンの形態
2.空気イオンの測定法
2-1.空気イオンの測定法
2-2.空気イオン濃度計
2-3.空気イオン濃度測定例
3.空気イオンの応用例
3-1.除電システム
3-2.除じん・集じんシステム
3-3.脱臭・除菌システム
 
4.水噴霧型マイナスイオンの空気調和への応用
4-1.空気調和とは
4-2.水噴霧によるマイナス空気イオンの発生と計測
4-3.湿式空調機によるマイナスイオンの実測
5.マイナスイオンの人間に対する影響
5-1.水噴霧型マイナスイオンの効果検証
5-2.イオン発生方法の違いによる効果の比較
5-3.長期曝露による人体への影響
5-4.マイナスイオンの人間に対する影響のまとめ
6.おわりに
6-1.マイナスイオン空調システムの展開
 

 快適空間創出のためのマイナスイオンエアコン
1.エアコンによる快適性
2.マイナスイオン
2-1.マイナスイオンとは
2-2.マイナスイオン研究のはじまり
2-3.空気イオンの人体における影書
3.マイナスイオン発生方式
3-1.コロナ放電式
3-2.レナード効果による方式(水破砕式)
3-3.鉱石による方式(トルマリン)
3-4.その他(放射性物質・電磁波を用いる方式)
4.エアコンヘの適用・設計構想
 
4-1.発生方式の選定
5.各種実験結果
5-1.マイナスイオン測定方法
5-2.風の影響
5-3.湿度・温度との相関
5-4.空気清浄度との相関
6.マイナスイオンエアコンの人体への影響
6-1.マイナスイオンの生理的効果の検討
6-2.疼痛刺激に対する空気中マイナスイオンの効果
7.おわりに
 

 マイナスイオン環境下での生活環境変化についての研究
1.開放系の居住家屋室内のマイナスイオンとダニの相関関係(その1)
1-1.居住家屋室内のマイナスイオン環境におけるダニ生息数の増減(その1)
1-2.初年度実験詳細と測定方法
1-3.初年度実験結果と測定への影響
1-4.初年度実験考察
2.居住家屋室内のマイナスイオン環境におけるダニ生息数の増減(その2)
2-1.2年自実験詳細と測定方法
2-2.2年目実験結果
2-3.2年目実験考察
3.空気イオンとホルムアルデヒドの相関性に関する研究
3-1.住環境における空気イオンに関する基礎研究(その1)
 
3-2.閉鎖系装置における空気イオンとホルムアルデヒド:濃度の測定
3-3.測定条件および結果
3-4.まとめ
4.住環境における空気イオンに関する基礎研究(その2)
4-1.空気イオン・空気質マイナスイオン・プラスイオン・ホルムアルデヒド・室内空気汚染
4-2.実験詳細および測定方法
4-3.測定結果
4-4.閉鎖系における空気イオンとホルムアルデヒドの相関性に関する研究、考察
5.おわりに
 

 マイナスイオン環境建築住宅
1.はじめに
2.「ペンシルビル」での実証
2-1.微粉炭添加コンクリート打設工法
2-2.ペンシルビルでの実施検証
2-3.マイナスイオン環境建築の効果
3.エコクリニックでの実証
 
3-1.矢山クリニック
3-2.建物全体が治療装置
4.エコモデル実験住宅
4-1.基礎回りのマイナスイオン環境化
4-2.室内のマイナスイオン環境化
4-3.心地よさの実証
 

 マイナスイオンを用いた家庭用空調機の健康・快適性に関する人間工学的研究
1.目的
2.方法
2-1.室内におけるマイナスイオン濃度の分布計測
2-2.マイナスイオン送風時における作業と疲労
3.結果
3-1.マイナスイオン濃度分布
3-2.疲労症状の推移
3-3.疲労症状の出現
3-4.CFF変化率の推移
 
3-5.血圧変化率の推移
3-6.心拍数変化率の推移
4.結論
資料1マイナスイオン環境下における健康と快適性に関する人間工学的計測試験
資料2自覚症状アンケート
資料3マイナスイオンのフィールド調査
 
 
第6章 イオンが環境におよぼす影響

 マイナスイオン水・アルカリ性水の農業分野での利用
1.はじめに
2.マイナスイオン水および強アルカリ性水が,二十日大根の生育におよぼす影響
2-1.材料および方法
2-2.結果および考察
3.強アルカリ性水がカイワレ大根の生育および品質におよぼす影響
 
3-1.材料および方法
3-2.結果
3-3.考察
4.おわりに
 

 電界による微弱エネルギー現象―イオン風の発生と水の蒸発―
1.イオン風について
2.実験回路
 
3.イオン風の発生
4.水の蒸発・流動現象
 

 創空気システムと空気マイナスイオンの研究
1.はじめに
2.創空気システム
3.マイナスイオンの発生
3-1.気化+放電式による
マイナスイオン発生方法の原理
3-2.マイナスイオン発生要因の検討
 
4.マイナスイオンの生理作用
4-1.マイナスイオンの生理作用評価
4-2.ストレス負荷時の生理作用
4-3.マイナスイオンの長期曝露試験
5.おわりに
 
 
第7章 イオンによる除菌・抗菌・鮮度保持技術

 光電効果を利用したマイナスイオンの発生技術と除菌効果
1.はじめに
2.マイナスイオン生成の原理
2-1.基本原理
2-2.マイナスイオン発生デバイスの基本構成
3.マイナスイオン生成デバイスとその生成特性
3-1.デバイスの仕様
3-2.流量とマイナスイオンの関係
3-3.距離とマイナスイオンの関係
 
3-4.温湿度とマイナスイオン
3-5.続運転によるマイナスイオンの経時変化の検討
3-6.耐被毒性
3-7.膜厚とマイナスイオン発生量の関係
4.デバイスによる浮遊真菌(カビ)等に対する効果
4-1.除菌性能の評価
5.生成デバイスによるウイルスの不活化
6.おわりに
 

 負イオンとオゾンを併用した新しい食品保存技術
1.はじめに
2.負イオンとオゾンの発生原理
2-1.負イオンの発生原理
2-2.オゾンの発生原理
3.放電による負イオンとオゾンの発生特性
3-1.負イオンの発生特性
3-2.オゾンの発生特性
 
4.負イオン/オゾン混合ガスの殺菌特性
4-1.細菌類に対する混合ガスの殺菌特性
4-2.真菌類に対する混合ガスの殺菌特性
5.負イオン/オゾン混合ガスの食品保存特性
5-1.食品保存用2坪冷温高湿庫の概要
5-2.青果物の保存効果
6.おわりに
 

 マイナスエレクトロン(電子)の効果と実際
1.マイナスイオンとは何か
1-1.水破砕型
1-2.放電型
1-3.放射型
1-4.静電電位型
 
2.電位治療とは何か?
3.食品や生活用品への応用
3-1.冷蔵庫解凍(誘電・高圧静電位解凍)
3-2.保温庫解凍(加熱高圧静電位解凍)
3-3.リンゲル液内解凍(液中誘電解凍)
 
 
第8章 イオンを利用した新旧産業分野への応用

 ナノポーラス結晶C12A7による活性陰イオンの生成とその利用
1.はじめに
2.C12A7の特徴
3.C12A7結晶中での活性酸素の生成
 
4.O−イオンの電場放出
5.水素化物イオンH−の包接
6.おわりに
 

 プラズマ加熱における水素マイナスイオンの利用
1.はじめに
2.水素負イオン源を用いたNBIシステム
 
3.負イオン源の展望
 

 ビタミンCを皮膚深部に浸透させるイオン導入器とその評価技術
1.はじめに
2.プロビタミンCのイオン導入の原理
3.ビタミンCと他の抗酸化剤との相違点
4.イオン導入される薬剤としての
プロビタミンCの特性
5.ヒト摘出皮膚片を用いた臨床モデル試験法
6.イオン導入効果に対する短期の評価方法
7.プロビタミンCのイオン導入についての臨床モデル試験
 
8.プロビタミンCのイオン導入効果の特性
9.イオン導入と個人差
10.プロビタミンCからビタミンCへの
変換の時間依存性
11.ヒト臨床試験でのイオン導入と外用塗布の比較
12.おわりに
 

 新技術戦略としてのマイナスイオン応用科学
1.はじめに
2.マイナスイオン応用科学とは
2-1.イオンの理解と認識
2-2.各領域でのイオン解釈
2-3.イオン発生の原理と計測法の問題点
2-4.イオン応用化技術の種類
3.新技術で作るマイナスイオンの未来戦略
4.マイナスイオンとナノテク・ハイテク産業の動向と課題
 
5.コラボレーションと高付加価値で期待されるイオン応用市場
5-1.マイナスイオンの新しい技術戦略
5-2.コラボレーション時代にみるマイナスイオンの高付加価値とは
6.おわりに
 

 内燃機関の燃焼改善におけるマイナスイオンの応用
1.はじめに
2.マイナスイオンによる火炎速度と燃焼改善
2-1.燃焼におよぼすマイナスイオンの定義
2-2.マイナスイオンの発生方式
2-3.マイナスイオンの発生方式の比較
2-4.燃焼におよぼす励起作用
2-5.マイナスイオン数と放射線の線量当量
2-6.マイナスイオン発生シートを吸気系に用いた場合の火炎速度の測定
2-7.石英斑岩(トルマリン)によるマイナスイオンの発生
 
3.マイナスイオンによる内燃機関の省エネと環境負荷低減
3-1.マイナスイオンシート(IPS)を用いた事例
3-2.トルマリン含有耐熱塗料を用いた事例
3-3.高圧放電方式の問題点
3-4.燃料ESCO(Energy Service Company)事業への展開
4.内燃機関の省エネと環境負荷低減
5.あとがき
 

 高度に半導体化させた炭化物ならびに各種誘電体との組み合わせによる
 マイナス空気イオンおよび低周波発生とその効果および利用法
1.木炭と誘電体との組み合わせ
1-1.炭化物の温度履歴と電気抵抗率との相関関係―緒晶構造特性による
1-2.炭化物の限界と誘電体との組み合わせによる限界突破
2.効果の測定法
2-1.ドイツ製レヨメーターによる測定法
 
2-2.空気イオン測定器による測定法
2-3.両者の測定値の相関関係
3.測定結果と効果
4.おわりに―今後の利用法など
 
 
第9章 繊維産業への応用とその評価

 マイナスイオン繊維「HOLIC」
1.はじめに
2.マイナスイオンのヒーリング効果
3.マイナスイオン繊維「HOLIC」の仕組み
4.放射線を便っても大丈夫か
 
5.「HOLIC」の効果
6.イオンの種類と性格
7.「HOLIC」の商品展開
 

 トルマリン混入繊維の健康影響
1.はじめに
2.トルマリン混入ストッキング布の熱的挙動
2-1.実験方法
2-2.実検法果:トルマリン混入ストッキング布の熱的挙動に関する実験結果
3.トルマリン含有ストッキングの着用による生理的変化
 
3-1.ストッキング着用により下肢皮膚温に影響をおよぼす因子
3-2.下肢皮膚および血流量,腰部皮膚温および腰部衣内温湿度の変化
4.考察
 
 
第10章 空気マイナスイオン製品の市場動向

 マイナスイオン製品の市場動向と企業の参入実態
1.はじめに
2.脚光を浴びるマイナスイオンブーム
3.その反動
4.2003年上半期までに上市された製品とその概要
 
5.マイナスイオンビジネスでの成功企業事例
6.特許動向からみたマイナスイオン
7.今後の市場動向
資料
 

 マイナスイオンの利用とマーケット
1.マイナスイオンの夜明け
1-1.天然鉱石のイオン測定と「EB−11」
1-2.イオン測定と日本機能性イオン協会
2.マイナスイオン応用商品の開発と販売,仕掛け
2-1.マイナスイオン発生体
2-2.それぞれの発生体とマイナスイオン商品
3.マイナスイオン市場の今後の展望
 
3-1.セラミックス発生体によるもの…セラミックパウダー,セラミックボール
3-2.電子放電方式によるもの…コロナ放電方式,プラズマ放電方式,単電極方式等
3-3.レナード方式
4.日本機能性イオン協会
5.おわりに
 
〈資料編〉
資料− 繊維分野におけるマイナスイオン加工技術
資料− 繊維分野におけるマイナスイオン加工技術
 
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