高分子と日常生活
1.高分子とは
2.高分子と人間の生活
 
3.高分子の実証
4.高分子からできている製品
 

 高分子物質の特徴
1.高分子物質の構成
2.高分子物質のおもしろさ
3.高分子の分類
4.低分子と高分子──高分子の特徴
 
4.1.熱的性質
4.2.溶液と膨潤
4.3.高分子の力学的性質
4.4.光学的性質
 

 高分子の構造
1.はじめに
2.分子間力
3.一次構造
3.1.1.種のモノマーからなる高分子
 
3.2.共重合体
4.二次構造
5.三次構造(高次構造)
 

 高分子の分子量測定と平均分子量
1.はじめに
2.分子量の測定
3.凝固点降下法および沸点上昇法
4.浸透圧法
5.光散乱法
 
6.超遠心法
7.粘度法
8.ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
9.質量分析法
10.末端定量法
 

 高分子の形
1.はじめに
2.高分子鎖の広がりと規制する因子
3.高分子鎖の広がりの見積もり
3.1.両末端間距離, 二乗回転半径
3.2.高分子鎖の広がりに対する諸効果
 
4.持続長
5.高分子電解質
6.高分子の溶解性
6.1.高分子の溶解
6.2.溶媒探索
 

 高分子の熱的性質
1.物質の3態と分子間相互作用
2.高分子化合物の状態変化
3.ガラス転移点と高分子構造
 
4.耐熱性高分子
5.熱硬化性樹脂
6.高分子の熱伝導
 

 高分子の力学的性質
1.はじめに
2.外力と変形
3.高分子物質の力学特性──粘弾性の評価
4.分子レベルでみた力学特性
5.高強度・高弾性率高分子
 
5.1.繊維
5.2.プラスチック
6.液晶高分子
7.高分子鎖のからみあい
 

 ゴム弾性
1.はじめに
2.ゴムの特性
3.結晶弾性とゴム弾性
 
4.ゴムの種類と化学構造
5.熱力学的背景
 

 高分子の結晶と非晶
1.はじめに
2.固体と結晶
3.結晶領域における高分子の立体構造
4.化学構造と結晶性
4.1.ポリオレフィン
4.2.ポリスチレン
 
4.3.脂肪族ポリアミドとポリエステル
5.結晶化度
5.1.密度
5.2.X線回折
5.3.核磁気共鳴法(NMR)
6.非晶
 

 化学反応と高分子合成
1.はじめに
2.高分子合成に利用される化学反応
2.1.不飽和結合の付加反応
2.2.錯体生成と重合反応
2.3.ヘテロ原子を含む多重結合への付加反応
3.環状化合物の開裂
 
4.二つの官能基の反応
4.1.縮合反応
4.2.重縮合
4.3.重付加
4.4.付加縮合
5.高分子合成の特徴
 

 連鎖重合
1.はじめに
2.ラジカル重合
3.ラジカル共重合
3.1.共重合体とその意義
3.2.組成の制御
4.イオン重合
4.1.イオン重合の特徴
4.2.カチオン重合
4.3.アニオン重合
 
4.3.1.開始剤とモノマー
4.3.2.リビングアニオン重合
4.3.3.立体規則性
5.配位重合
6.グループ移動重合
6.1.リビングラジカル重合
6.2.原子移動重合
7.開環重合
 

 非連鎖重合
1.はじめに
2.非連鎖重合の特性
2.1.反応度と平均分子量
2.2.分子量分布
2.3.分子量制御
3.重合法とその改良
3.1.溶融重合
3.2.溶液重合
 
3.3.界面重合
3.4.相間移動触媒重合
3.5.活性化エステル法
4.構造制御
4.1.配列規制
4.2.デンドリマー
4.3.酵素触媒重合
 

 生体高分子
1.はじめに
2.タンパク質
2.1.タンパク質の化学構造
2.2.タンパク質の立体構造と機能
2.3.タンパク質の合成
2.4.固相合成法
3.核酸
 
3.1.核酸の化学構造
3.2.核酸の合成
4.糖鎖高分子
4.1.セルロース
4.2.デンプン
4.3.キチン
 

 高分子の電気的性質
1.はじめに
2.高分子物質の誘電性
2.1.誘電性
2.2.強誘電体
 
3.導電性高分子
3.1.導電性高分子
3.2.イオン伝導性高分子
 

 生活環境と高分子
1.はじめに
2.生分解性高分子
2.1.生分解性高分子と化学構造
2.2.化学合成
2.3.天然高分子の活用
2.4.微生物を使った高分子合成
 
3.高吸水性樹脂と砂漠の緑化への期待
3.1.ゲル
3.2.高吸水性ポリマー
4.分離膜
4.1.気体の浄化
4.2.水の浄化
 
巻末付録
演習問題と解答のヒント 付
参考書籍一覧 付
プラスチックの種類,特徴,用途 付
市販の繊維 付
高分子命名法 付
基本的な定数・SI基本単位と位どり接頭語・特別な名称と記号をもつSI誘導単位 付
単位変換表 付
元素の周期表 付
索引
 
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