目次
 

 各種材料の劣化について
1.自然に学ぶ劣化と信頼性
1.1はじめに
1.2金属材料の劣化
1.3有機材料の劣化
2.プラスチックの劣化の基礎
2.1プラスチックの構造変化
2.2金属材料の劣化との関係
2.3プラスチックの劣化の種類と劣化による変化
3.劣化解析の問題点
3.1劣化の概念の整理
3.2モデル化合物による分析
4.ポリオレフィン、ポリエステルの熱分解と解析
4.1はじめに
4.2ポリオレフィンの熱分解
4.2.1熱分解生成物
4.2.2ポリオレフィンの熱分解挙動
4.2.36 員環形成と立体規則性
 
4.3ポリエステルの熱分解
4.4オレフィン、ポリエステルの分解と6員環形成のまとめ
5.複雑な解析をどうするか-Molic mouse 法
5.1はじめに
5.2従来のシミュレーションとの違い
5.3PBT の熱分解解析
5.4ポリフェニレンエーテルの熱分解
6.高分子の光分解
6.1はじめに
6.2光劣化と熱劣化
6.3ポリカーボネートの光劣化、熱劣化
7.エポキシ樹脂の熱分解
7.1架橋構造が劣化に及ぼす影響
7.2架橋による分解生成物の変化
7.3ポリカーボネートとの劣化比較
 

 高分子の分解と燃焼
1.はじめに
2.高分子の燃焼
2.1ハロゲン系難燃剤は使えない
2.2難燃材料研究の歴史
2.3炭素は燃えない
2.4可燃性のものに難燃性のものを入れるとどうなるか
3.燃えない材料 高分子の不燃化
4.高分子の燃焼 その実際
5.アロイの熱分解と燃焼
 
5.1ポリマーアロイの構造と熱分解
5.2アロイの分解性生成物と燃焼
5.3ポリマーアロイの分解と燃焼の整理
5.4コーンカロリメーターによる評価
5.5UL 燃焼試験
5.6マルチカロリメーターを使った燃焼バランスの評価
6.着火と延焼
7.実装材料の信頼性
8.劣化の予測は難しい
 

 機械的劣化と解析
1.序論
2.高分子の力学的破壊モデル
2.1力学的破壊の基礎
2.2実際に使われる高分子材料の力学的破壊
2.3力学的破壊のプロセス
2.4時間の影響
3.疲労
 
3.1金属材料の疲労
3.2高分子材料の疲労
3.3高分子の疲労と形態変化
3.4超音波負荷
3.5高分子疲労破壊のまとめ
4.フィラーと劣化、信頼性
 

 信頼性設計へのヒント〜劣化についてどこから学ぶか〜
1.自然に学ぶ劣化と信頼性
1.1天然材料の寿命と人工物
1.2防御と修復
1.3生物の防御機構-能動防御と受動防御
1.4能動防御の機構
1.5人工物の紫外線防御
1.6生物における馴化
1.7自然に学ぶ防御系の難しさ
2.伝統に学ぶ
2.1伝統に学ぶ必要性
2.2油団に学ぶ
使っているうちに価値が上がる油団とは
油団の涼しさ
2.3伝統材料から学ぶ 人間的な評価法
アイヌに学ぶ
3.人工的自己修復材料
3.1PPE の自己修復反応
 
3.2PC の自己修復反応
3.3劣化と自己修復
3.4有機材料と自己修復
4.材料・信頼性設計の基本概念
4.1物理的安全とその技術 
4.1.1自動車
4.1.2火災
4.1.3地震などと都市設計
4.2心理的安心と技術
4.3ハザードと技術
4.4社会的に創造される危険性と技術
4.5信頼性設計と社会の受忍性
5.プラスチックの信頼性設計指針
5.1従来型の大災害を防ぐ信頼性設計
5.2高度に発達した工業製品の信頼性設計
5.3製品寿命と社会科学的因子
5.4生物と人工物の信頼性
 
用語解説
索引
 
 
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