出版にあたって
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序文
著者紹介

 食品・栄養サプリメントの台頭―市場の概要
1.1.はじめに
1.2.多様な商品
1.3.サプリメントとして何が摂取されているか
1.3.1.肝油
1.3.2.総合ビタミン剤
1.3.3.単一ビタミン剤
1.3.4.月見草オイル
1.3.5.ミネラル剤
1.3.6.ニンニク製品
1.3.7.機能食品
1.4.西欧における成長
1.5.ビタミン剤,ミネラル剤および
栄養補助食品のメーカー
1.6.ビタミン剤,ミネラル剤および
栄養補助食品の小売り流通
 
1.7.この市場の成長を後押ししている力
1.7.1.加齢とライフスタイルの変化が市場を動かす
1.7.2.自己治療への傾向
1.7.2.1.病気に対する心配が需要を喚起する
1.7.2.2.薬局の変化
1.7.2.3.プライマリー・ヘルスケアの変化
1.8.サプリメントの利用者は,本当にサプリメントが必要なのか
1.9.市場規制
1.10.ビタミン剤,ミネラル剤および
栄養補助食品の展望
1.11.結論
1.12.参考文献
 

 保健専門家はなぜ,栄養についてさらに詳しく知る必要があるのか
2.1.はじめに
2.1.1.食事が病気に及ぼす影響
2.2.私たちの知識欲
2.3.保健専門家―信頼のおける栄養情報源となりうるか
2.4.栄養学―孤立した専門分野
2.5.栄養について助言するうえでの障害
 
2.6.保健専門家の最新の役割―新たな取り組み
2.6.1.一人ひとりのニーズに合わせた食事の助言
2.6.2.人によって異なる食事のニーズ
2.6.3.医薬品と栄養素の相互作用
2.6.4.保健経済学における食事の影響
2.7.結論
2.8.参考文献
 

 健康なときと疾患時における栄養素の所要量
3.1.はじめに
3.2.どの栄養素がどれだけ必要か
3.3.1日標準栄養価
3.4.目標の達成
3.5.妊娠と授乳―栄養の生涯を通じた健康への影響
3.6.離乳のプロセス
3.7.幼児期
 
3.8.低学年学童期
3.9.青年期
3.10.成人期
3.11.老年期
3.12.結論
3.13.参考文献
 

 プラシーボと万能薬―栄養サプリメントの治癒効果
4.1.非常に多くの人々が不調を感じる理由
4.2.プラシーボまたは治癒効果
4.3.プラシーボ治療に反応する人
4.4.プラシーボとしての栄養サプリメント
 
4.5.プラシーボを栄養サプリメントとして処方,販売することの倫理
4.6.参考文献
 

 抗酸化物質と栄養と健康
5.1.はじめに
5.2.変性疾患における遊離基のかかわりと抗酸化物質による調節
5.3.がんの原因論
5.4.心血管疾患の原因論
 
5.5.抗酸化栄養素による病気の危険性の低下
5.6.がん
5.7.心血管疾患
5.8.参考文献
 

 ビタミンB6の栄養的利用と非栄養的利用
6.1.はじめに
6.2.ビタミンB6の代謝と代謝機能
6.3.必要量と基準栄養素所要量
6.4.高レベル摂取の潜在的効能
―ホモシステイン代謝
6.5.ビタミンB6の薬理学的利用
6.5.1.経口避妊薬の副作用
6.5.2.耐糖能低下と糖尿病
 
6.5.3.うつ病
6.5.4.月経前症候群
6.5.5.つわり
6.5.6.手根管症候群
6.5.7.高血圧
6.6.ビタミンB6との薬物相互作用
6.7.ビタミンB6の毒性
6.8.参考文献
 

 葉酸と病気の予防―解明までの長い道のり
7.1.はじめに
7.2.葉酸塩による神経管欠損症予防
7.3.他の先天性異常と葉酸塩
7.4.葉酸塩,ホモシステインと閉塞性血管疾患
7.5.葉酸塩所要量とその供給方法
 
7.6.食生活の変化
7.7.サプリメント
7.8.食品の栄養強化
7.9.結論
7.10.参考文献
 

 食品への微量栄養素の添加
8.1.はじめに
8.2.歴史的背景
8.3.用語の定義
8.4.食品に栄養素を添加することの根拠
 
8.5.政策の検討材料
8.6.食品に微量栄養素を添加する法的側面
8.7.食品への微量栄養素添加の有効性
8.8.参考文献
 

 健康におけるプロバイオティクスとプレバイオティクス
9.1.はじめに
9.2.健康に関わるプロバイオティクス細菌の概説
9.2.1.はじめに
9.2.2.プロバイオティクスと食事調整
9.2.3.プロバイオティクス細菌の概念
9.2.4.プロバイオティクス菌株の選択
9.2.5.結論
9.3.健康におけるプレバイオティクスの概説
9.3.1.はじめに
 
9.3.2.プレバイオティクス
9.3.3.難消化性オリゴ糖の難吸収性
9.3.4.大腸内の発酵作用―プレバイオティクス効果
9.3.5.消化器官における生理学的効果
9.3.6.プレバイオティクスと結腸がんの危険性
9.3.7.健康に対するプレバイオティクスの有益性
9.3.8.結論
9.4.参考文献
 

 植物性エストロゲンと健康
10.1.はじめに
10.1.1.植物性エストロゲンとは何か,何に含まれているか
10.1.2.イソフラボン類
10.1.3.クメスタン類
10.1.4.リグナン類
10.2.食事による摂取
10.2.1.ベビーフード
10.2.2.要点
10.2.3.健康への影響
10.3.心疾患
10.3.1.植物性エストロゲンには血中コレステロール濃度を下げる可能性がある
10.3.2.冠動脈性心疾患リスクに対するその他の効果の可能性
 
10.3.3.要点
10.4.がん
10.4.1.植物性エストロゲンの一般的な作用
10.4.2.乳がん
10.4.3.前立腺がん
10.4.4.その他のがん
10.4.5.要点
10.5.骨粗鬆症
10.6.要点
10.7.更年期障害
10.7.1.要点
10.8.有害作用の可能性
10.9.結論と推奨
10.10.参考文献
 

 冠動脈性心疾患の予防と治療における栄養補助食品とその役割
11.1.はじめに
11.2.証拠
11.3.CHDを予防する食生活改善の初期の試み
11.4.食事療法試験
11.4.1.
11.4.2.ナッツ類
11.4.3.食物繊維
11.5.ホモシステイン
 
11.6.抗酸化物質
11.6.1.ビタミンC
11.6.2.β-カロチン
11.6.3.ビタミンE
11.7.アルコール
11.8.植物ステロールとスタノール
11.9.結論
11.10.参考文献
 

 リウマチ性関節炎における魚油補充摂取の科学的根拠
12.1.はじめに
12.2.食事に含まれる脂肪酸
12.3.免疫系
12.3.1.免疫系とは何か,またどのように機能するのか
12.3.2.免疫系内の伝達―サイトカイン
12.3.3.炎症
12.3.4.免疫反応の統合
12.3.5.健康と疾患における免疫系
12.4.リウマチ性関節炎
 
12.5.エイコサノイド―脂肪酸と免疫系の関係
12.5.1.エイコサノイド合成
12.5.2.炎症と免疫におけるエイコサノイドの役割
12.5.3.エイコサノイドとリウマチ性関節炎
12.5.4.魚油とエイコサノイド
12.6.免疫機能における魚油の作用
12.7.魚油のリウマチ性関節炎への介入
12.8.結論とコメント
12.9.参考文献
 
索引
 
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