刊行にあたって

現在の「脱原発」⇒「電力不足」⇒「節電・省エネ推進」という世の中の流れもあり、特に建材用途では優れた断熱材、遮熱材(高反射材)の開発が進められている。これらには単に断熱効果、遮熱効果が高いということだけでなく、生産工程でのCO2排出量低下、リサイクル性の向上といった低環境負荷材料であることが広く利用されるための前提条件として求められる。

本書は、上記のポイントを抑えた上で、鉱物系・高分子系・繊維系など各種断熱材の開発動向、フィルム・ガラス・塗料などの用途別の遮熱材(高反射材)の効果や用途展開を網羅している。第1編では伝熱の基礎として、熱伝導率測定や遮熱性能試験法についても分かり易い解説がなされており、幅広い業種・分野の方に読んでいただきたい書籍である。
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