リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(進歩編) 冊子+CDセット
= 刊行にあたって =

 進歩編においては、第7章から第14章に分けて、リチウムイオン電池の正・負極材と部材の最近の進歩を中心に扱いたい。既に基礎編においても、左記の正極材などの基本的な事項は、電池製造工程との関係も含めて説明した。上記の正・負極材の特性向上などは、電池の製造工程には直接は関係しないので、基礎編の変更は原則としてない。

 本編の後半では、電池の外装型式の多様化や、品質保証と原材料のサプライ・チェーンの課題も取り上げた。2022の現在、EVシフトとの関連で電池の技術と市場は大きな変革期にある。とは言え、工業製品である電池は、安定した生産と品質保証が不可欠である。EVの発火事故や、汎用電池のトラブルなど、結果を急ぎすぎた“ツケ”Penaltyが随所に見られる。

                    
調査・執筆:菅原秀一/企画・編集:シーエムシー・リサーチ
リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(進歩編) 
冊子+CDセット
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