【プラ代替】紙製容器包装の開発動向とモノマテリアル化、規制動向、リサイクル技術、市場展望
 〜デザインとパッケージ戦略、求められる機能性、食品メーカーの取り組み〜
発刊にあたって

 2030 年に向けて、包装を取り巻く流れの共通課題として改めて認識して頂きたいのは、持続可能な開発目標(SDGs)を軸とする流れであり、@温室効果ガス排出抑制、A食品ロス削減、Bマイクロプラスチックによる海洋汚染、C資源循環型社会というグローバル社会の取り組みについてである。並行して「脱石油 ・ 循環型社会(バイオ・サーキュラーエコノミー)」への世界的気運が高まる中で、包装材料、包装技術、リサイクルも大きな転換期を迎えようとしている。

 本書はそういった包装業界全体を取り巻く「脱石油 ・ 循環型社会」への新しい流れを広くご認識していただくため、包装業界で活躍される各専門家の協力を得て、「紙製容器包装」というテーマで、プラスチックの代替素材としての紙・セルロース系包装材料に取り組む業界の新たな動きをご紹介させていただくこととした。

 ぜひ、本書の読者が新しい包装業界の担い手として、ご活躍されることを願うと共に、本書が「脱石油 ・ 循環型社会の実現に向けた紙・セルロース系包装材料」へのご理解と活動への手助けになれば、幸甚の至りである。
(「刊行にあたって」より抜粋)
【プラ代替】紙製容器包装の開発動向とモノマテリアル化、
規制動向、リサイクル技術、市場展望
〜デザインとパッケージ戦略、求められる機能性、食品メーカーの
取り組み〜
Copyright (C) 2020 NTS Inc. All right reserved.