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板ガラスの破壊、強度、強化 〜基礎理論から破壊メカニズム、強度評価、強化技術まで〜 |
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■本書の特徴■
◎ガラスの破壊現象に焦点を当てた内容
ガラスは不燃性・耐薬品性・耐候性など多くの利点を持ちながら
も、脆性材料としての課題があり、構造材料としての実用化が十
分に進んでいない。
本書では、ガラスの破壊や強度に関する基礎から応用面までを体
系的に解説している。
◎入門と専門の“中間”レベルをカバー
一般的な入門書と高度な専門書の間を埋める位置づけ。
ガラスの破壊や強度設計について、実用的な基礎からある程度の
専門性までを無理なく学べる。
◎「割れないガラス」から「割れても安全なガラス」へ。新たな
安全性評価
従来の「割れない」ことを前提とする考え方から、割れても安全
という新しい概念を紹介。
「Strengthレベル」「Safetyレベル」「Securityレベル」による
段階的な試験評価法を解説。
◎ガラス強化のメカニズムや製品開発へのヒント
市販されている強化ガラスの強化メカニズムを分かりやすく紹介。
さらなる商品開発につながる知見を提供し、実用化や市場への応
用にも役立つ内容となっている。
◎クラック伝播と分岐の高速現象に関する新知見
特に熱強化ガラスにおける、高速クラック伝播・分岐の観察やメ
カニズムを解説。
毎秒約1,500 mという高速度現象のため研究例が少なかったが、
本書では知られていなかった知見を紹介しており、安全設計にも
直結する重要な情報を提供。
◎ガラス切断技術を“破壊の逆利用”として解説
ガラス切断はその脆性を逆手に取った技術。本書ではその原理を
紹介し、破壊の応用例として学ぶことができる。
◎筆者らの独自研究に基づく最新の強度測定法を紹介
従来の文献であまり取り上げられていない部分を、筆者らの研究
成果を中心に開示。
ガラス構造解析における新たな測定方法の紹介など、基礎研究か
ら応用開発まで活かせる最新知見が含まれている。
◎図表とわかりやすい言葉を活用した解説
一部は数式を用いているが、定性的な部分はできるだけ図や言葉
で丁寧に説明。
基礎的な理解から応用へのステップアップまで、必要とする知識
を身につけやすい構成になっている。
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発刊日 |
2025年3月31日 |
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定 価 |
本体45,000円+税 |
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頁 数 |
186頁 |
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造 本 |
B5 |
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発行所 |
(株)R&D支援センター |
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ISBN |
978-4-905507-76-5 |
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■著者
荒谷 眞一
■主な目次
第1章 ガラスの基礎
第2章 ガラス破壊の基礎
第3章 ガラス強度試験法
第4章 強化ガラスの製造とその強化メカニズム
第5章 熱強化ガラスにおけるクラック伝播と分岐現象
第6章 ガラスの切断
第7章 強度測定から推定するガラス構造
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板ガラスの破壊、強度、強化 〜基礎理論から破壊メカニズム、強度評価、強化技術まで〜 |
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