エネルギー・電気 試読不可
電力系統は発電、送変電、配電、負荷を包括・統合した巨大な電力システムです。 本書はこれらの全体像に対して、多角的な視点に立って接することにより高度かつ柔軟な専門性を養うことを目的としています。理論式を組み立て、その解を導いて結論に達する過程を詳しく解説することで、現象を正確に理解できる構成となっています。 今回の改訂ではパワーエレクトロニクスに関連する応用技術を新たに加筆して、現代の電力技術のあらゆる分野に即した実践的な内容となっています。
 
2015年1月30日
本体20,000円+税
720頁
B5
丸善出版
ISBN 978-4-621-08898-2
 
■著者
長谷良秀
序章 電力技術と技術者の使命

送電線の回路定数

対称座標法

対称座標法による故障計算

平行2回線の故障計算(多重故障を含む)

PU法の導入と変圧器の取り扱い方

α-β-0法とその応用

対称座標法・α-β-0法と過渡現象解析

中性点接地方式

送電線の事故時電圧・電流の図式解法とその傾向

発電機の理論

皮相電力と対称座標法・d-q-0法

発電機の発生電力と定態安定度(Park理論の電力への拡張)

電気機械としての発電機

系統のP-Q-V特性と過渡・動態安定度および電圧安定度

AVRを含む発電機系と負荷の全体応動特性

発電機の運転とその運転性能限界

R-X座標と方向距離継電器(DZリレー)の理論

進行波の現象

開閉(遮断・投入)現象

過電圧現象

絶縁協調

波形ひずみ(低次高調波)現象

電力ケーブル線路

特別な回路の場合

誘導機の理論

パワーエレクトロニクス用スイッチング素子の概念

パワーエレクトロニクス変換回路の理論

発電・送変電および受配電システムにおけるパワーエレクトロニクスの応用
付録1 数学公式
付録2 回路方程式の行列記法
 
 
電力技術の実用理論 第3版
〜発電・送変電の基礎理論からパワーエレクトロニクス応用まで〜
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