広い温度範囲で分散・蒸発せず、化学的に安定で高い電気伝導度を持つイオン性液体(常温溶融塩)が、いま環境・エネルギー分野で注目されている。本書ではその研究開発の現状、最新応用技術、将来展望を解説する。 　 ※ 本書はエヌ・ティー・エス主催「イオン性液体の応用技術の現状と展望」セミナー(開催日2003年6月)を講演録として編集したものです。 　 2004年2月1日 本体37,000円＋税 164頁 B5判　上製函入 ISBN4-86043-046-8 イオン性液体とは ―その構造と電気化学的機能化― 　 イミダゾリウム塩を用いた擬固体色素増感太陽電池の研究開発動向と問題点 渡邉 正義　　横浜国立大学 早瀬 修二　　九州工業大学 村井 伸次　　(株)東芝 　 イオン性液体をつくる 　 新規イオン性液体の 電気二重層キャパシタへの応用 片岡 敏明　　広栄化学工業(株) 佐藤 貴哉　　日清紡績(株) 　 イオン性液体中での有機電解反応 　 イオン性液体デザインの現状と将来展望 淵上 壽雄　　東京工業大学 大野 弘幸　　東京農工大学 　 脂肪族アンモニウム塩系イオン性液体を用いたリチウムメタル電池 　 松本 一　　(独)産業技術総合研究所 　　 　 Copyright　(C) 2003　NTS Inc. All right reserved.