化学・化学工学
 界面活性剤は広範囲な産業で使用されているが、異種産業分野間での横断的な利用技術としての交流は少なく、取り扱った技術解説書も少ない。
 本書は技術開発並びに製品開発に向け、異分野の視点からの“技術コンセプトの構築”を支援するため、界面活性剤の理論的な取り扱いよりはむしろ実用面での原理・応用に主眼をおき、最新の研究・開発の知見、今後の展望について各分野の第一線で活躍中の研究者、技術者が詳述している。
 
2005年10月25日
本体52,200円+税
610頁
B5
技術教育出版
ISBN4-907837-12-7
 
編集
 堀内照夫 神奈川大学工学部
 鈴木敏幸 花王(株)ヘルスケア第2研究所
 
第1編 機能性界面活性剤の開発・技術と応用
 
第2編 界面活性剤の基礎物性と機能創製─トイレタリー分野を中心として─
 
第3編 界面活性剤による機能創製と基本技術

乳化・分散
 
医療・食品における殺菌・消毒及び静菌
 

可溶化とマイクロエマルション
 
マイクロカプセルと界面活性剤
 

洗浄と洗浄剤
 
水溶性高分子と界面活性剤の相互作用−毛髪化粧品を中心に−
 

起泡・消泡技術
   
 
第4編 界面活性剤の応用技術

医療用界面活性剤
 
塗料用界面活性剤―顔料分散剤を中心として―
 

化粧品・パーソナルケア用品用界面活性剤
 
脱墨剤
 

ハウスホールド用品用界面活性剤
 
乳化重合用界面活性剤
 

香料用界面活性剤
 
高分子材料用界面活性剤
 

食品用界面活性剤
 
コンクリート用化学混和剤
 

農薬用界面活性剤
 
配管抵抗減少剤(DR剤)
 

印刷インキ用界面活性剤
 
潤滑剤用界面活性剤
 
第5編 界面活性剤と安全性・環境

界面活性剤と安全性
 
界面活性剤と環境―生分解性試験を中心に―
 
第6編 界面活性剤の新技術と展望―光・電気・熱刺激により粘弾性挙動が変化する界面活性剤水溶液―
 
第7編 グローバル視点からの界面活性剤及び関連原料の市場動向と展望
 
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