化学・化学工学
「“ファイバー”スーパーバイオミメティックス」とは、多くの先端産業分野で使われているファイバーをベースに、従来のバイオミメティックスをさらに進め、生体機能を超える素材や材料、システム・プロセスを設計・開発する工学の全般を目指す、即ち“生体を超える”ものづくりに力点を置いた書である。
生体材料そのものをつくるのではなく、その構造とそこから発現される様々な機能の発現メカニズムを学び、基礎研究および応用開発に活かすかということである。例えば環境変化に応じた自己修復材料、フロンティアファイバー、インテリジェント材料などバイオニックファイバーの設計が期待される。
生体を「知る―設計論」、「学ぶ」、「究める」、「活かす」、「超える」、「創る―未来」を目的とした、6つの編から成る本書は、科学(知)とバイオニックファイバーとバイオミメティックスという3つの特徴を融合した新技術を提案し、日本の新部材産業を創成することを目標としている。
 
 
 
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2006年10月20日
本体63,200円+税
1236頁
B5
ISBN4-86043-132-4
 
監修者:
 本宮 達也 (東京工業大学/NEDO/テクノ戦略研究所)
編集幹事:(五十音順)
 赤池 敏宏 (東京工業大学)
 岡本 秀穗 (九州大学/鳥取大学)
 白井 汪芳 (信州大学)
 
序編

生体ファイバーの構造機能設計入門

生体に学ぶものづくり

生体を究めるものづくり

生活と環境に活かすものづくり

生体を超えるものづくり

近未来を創造するものづくり
 
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