化学・化学工学
 古来より発酵や醸造などの技術で利用されてきた酵素は、食品のみならず、医薬品、繊維製品、バイオセンサから最近ではバイオマスエネルギーや、酵素電池とその応用範囲の拡大している。今後、その活用の場を更に広め産業応用を充実させるには、酵素の高機能化、ハイブリッド化を目指した取り組み、たとえば人工酵素などが考えられる。
 本書は、酵素の基礎のみならず、新規酵素の研究開発、そして各種応用技術にいたる道標となる一冊である。
 
2010年4月16日
本体65,000円+税
1064頁
B5
ISBN978-4-86043-271-3
 
監修     小宮山 眞 東京大学先端科学技術研究センター教授
編集委員長  秋吉 一成 東京医科歯科大学生体材料工学研究所教授
編集委員   津本 浩平 東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授
       中村  聡 東京工業大学大学院生命理学研究科生物プロセス専攻教授
       中山  亨 東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻教授

執筆者 260名

酵素を知る―酵素科学の現状

酵素を視る

酵素を創るI―生物学的アプローチ

酵素を創るII―化学的改変と人工酵素

酵素を操る

酵素を使うI―医薬応用

酵素を使うII―産業応用

酵素の未来を考える
 
酵素利用技術大系
〜基礎・解析から改変・高機能化・産業利用まで〜
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