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20世紀後半から21世紀にかけ、廃棄物処理やエネルギー資源問題が顕在化し、資源循環型社会の構築が緊急の課題となるに従い、製造業においても「設計→生産→使用→廃棄」という順行程に注目した生産システムから、「回収→分解・選別→再利用→生産」という逆行程を重視した循環型の製品・モノ作り、すなわち「インバース・マニュファクチャリング」への転換が急務である。「インバース・マニュファクチャリング」の概念に対しては、製造者や利用者、行政などの様々な立場により多様な考え方のもと、大学・企業の現場で活発な研究開発がなされている。
本書は、これら研究開発成果、製品やシステム事例などの情報を整理し、一冊の成書として提供するものであり、大学・大学院の学生・研究者、企業の研究所・工場・事業所に従事する方々を対象に、基礎理論から技術、実現のための社会環境、様々な実例を取り上げ、研究・開発・生産に役立つ実践的なデータ・内容が盛り込まれている。 |
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2004年3月31日 |
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本体30,000円+税 |
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598頁 |
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B5 |
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丸善株式会社 |
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ISBN4-621-07388-5 |
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編集委員長
木村 文彦 東京大学大学院工学系研究科 |
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監修
インバース・マニュファクチャリング フォーラム |
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1部 基礎編 |
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環境問題と製造業 |
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インバース・マニュファクチャリングの社会環境 |
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循環型生産―インバース・マニュファクチャリング |
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2部 技術編 |
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技術編の概要 |
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ライフサイクル管理 |
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設計技術 |
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廃棄物の資源化・適正処分技術 |
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製造・逆製造技術 |
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廃棄物の資源化・適正処分技術 |
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3部 応用編 |
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自動車 |
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工作機械 |
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複写機 |
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スケルトン・インフィル ―鹿島建設の取組み― |
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パソコン |
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鉄道車両 ―JR東日本の取組み― |
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レンズ付きフイルムの循環生産工場 |
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家電 |
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自動販売機 |
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素材産業 ―帝人の取組み― |
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