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湿気・湿度に関連する物理・化学・生化学現象と調湿技術の
産業分野での利活用及び新展開【LIVE配信】

〜湿り空気中の水蒸気挙動の理解から湿気調整技術の
幅広い産業分野での新商品展開を目指す〜

■開催日時:2021年1月27日(水)10:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、49,500円(税込)へ割引になります。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:岡山大学 津山高専 名誉教授 工学博士 稲葉 英男 氏
【略歴】
昭和54年3月北海道大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)
昭和54年4月カナダ国アルバ−タ−大学 博士研究員
昭和55年4月北見工業大学工学部機械工学科 助教授
平成元年4月 岡山大学工学部機械工学科 教授
平成16年4月 岡山大学工学部副工学部長
平成17年6月 岡山大学理事・副学長、岡山大学付属図書館長
平成20年4月(独法)国立高等専門学校機構 津山工業高等専門学校校長
平成25年4月 就実大学・就実短期大学専務理事・学長
現在  岡山大学名誉教授、津山高専名誉教授

■受講対象・レベル:
湿り空気の制御に関連する各種産業の技術者・研究者そして教育機関やシンクタンクなどで
調湿技術に関連する開発者・研究者などを対象とします。また、湿り空気に関する現象論から
応用技術に関する幅広い内容ですので、初心者から纏め役の上級者まで多くの方の参加を期待
します。

■習得できる知識:
・水蒸気の本質と気候の関係
・湿り空気の物理・化学・生化学現象の理解
・湿り空気線図そして関連変数や関係式の習得
・湿り空気の各種産業での利活用の理解
・加湿・減湿技術の現状とその特徴の習得
・湿り空気現象を活用した新たな技術
・新規開発調湿剤の理解

■趣旨:
 空気中の水蒸気(湿気)の物理・化学・生化学現象は、人間の健康、快適性そして産業分野の
製品の品質や生産性の向上などに温度制御と並んで重要な役割を果たしている。
しかしながら、乾燥空気と水蒸気の混合物である湿り空気の本質や発生する諸現象を体系的に
理解している研究・技術者は少ないようである。

 一方で、冷房・除湿や暖房・加湿需要を伴う建築物・自動車空間においては快適性や健康
訴求が一段と強まりさらに化石燃料利用による環境問題などを勘案した省エネルギーの立場から、
特に調湿技術に対する期待が大きくなっている現状がある。すなわち、温度をベースにした
熱マネジメント技術以外に湿気をベースとする物質マネジメント技術が省エネルギーや地球環境
問題の解決に向けて重要な役割と果たすものと思われる。
 改正建築物省エネ法が施行されて、ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)や住宅(ZEH)の
構築に欠かせない調温技術と同様に調湿技術に対しても新たな展開が期待されている。一方、
運輸部門においても、車両の電動化推進から調湿技術による車両内の快適性や安全性(防曇)の
確保を基本として、環境規制対応や経済性の確立が重要視されている。
さらに、産業部門においても、ネット・ゼロ・システム(ZES)の観点から省エネルギーや創エネ
ルギー機器開発に調湿技術の応用が進んでいる。調湿技術は、環境親和型省エネルギー技術に
位置づけられる物質マネジメント技術と言える。

 本セミナーでは、湿り空気と気候、湿り空気の物理・化学・生化学現象や関係式、空気線図や
デジタル化へ向けての関係式、減湿・加湿プロセス、そして既存調湿技術の基礎から新たな調湿
材料とそのシステム化技術の展開に関して分かり易く解説して、湿り空気・水蒸気の物質マネジ
メント技術の将来像を明らかにする。


1.湿り空気制御に向けての社会的動向
  1.1 水分(水蒸気、水、氷)の地球循環による天候および地球温暖化現象
  1.2 健康と湿度環境
  1.3 建築物や車両そして他産業分野における湿度制御技術に対する社会的期待

2.湿り空気と気象現象そして湿り空気の数量的表現
  2.1 湿り空気中の水蒸気とは
  2.2 水蒸気と微細水滴と気象現象(雲、雪、氷、霧、靄など気象現象)
  2.3 我が国における湿気活用関連の歴史
  2.4 湿り空気の熱力学(空気と水蒸気の関係、湿度の定義、露点など)
  2.5 湿り空気線図と調湿操作
  2.6 湿度センサー(各種湿度計、標準湿度計、最新センサー技術)

3.湿り空気の物性とその産業分野での利活用
  3.1 湿り空気の物性(水の特性、電気伝導性、音波の透過性、熱伝導性など)
  3.2 湿り空気に伴う諸現象(湿気に関連する物理・化学・生化学現象)
  3.3 空調調和とは(保健衛生と産業分野など)
  3.4 各種産業分野での湿気・湿度の利活用(各種産業での湿気・湿度の利活用例)

4.減湿・加湿技術の現状とその特長
  4.1 既存調湿技術(冷却除湿、吸収液除湿、吸着剤除湿など)の原理と特徴
  4.2 各種加湿および除湿機器の開発の現状
  4.3 全熱交換器と調湿(回転型および静置型全熱交換器など)
  4.4 透湿膜の原理と等温除湿(空気制御系の乾燥空気製造など)

5.新たな調湿技術の展開と新規調湿剤の展開
  5.1 潜熱顕熱分離空調における調湿技術の新展開
  5.2 デシカント空調と放射冷暖房技術の新展開
  5.3 高効率デシカントシステムの動向
  5.4 新たな調湿剤の開発と展望(感温透湿膜、高湿導電性高分子、調湿用スマートゲル、
  高分子収着剤、湿度制御分子ダイオード、イオン力による凝縮生成、調湿着色剤など)

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