■開催日時:2024年04月12日(金) 13:00〜17:00
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、44,000円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:
ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏
<略歴>
2018年半ばまで、富士フイルム株式会社に所属し、フィルム製造を中心とした生産技術開発に関わ
り、生産性向上、品質安定化、コストダウンなどに従事
在籍中に、米国ミネソタ州立大学にて塗布流動の研究、海外メーカでの製造立ち上げ、新規製造技
術の開発、写真/印刷・電子/光学・医療等の分野における新商品開発なども経験
同社を早期退職後、技術アドバイザーや技術顧問として、これまで10社以上にて製造技術の支援を
行ない、現在に至る
■習得できる知識:
・フィルム成形における溶融製膜と溶液製膜の違いと設備内容
・PETやTACに代表されるフィルム製膜・延伸工程に関する課題と技術ポイント
・薄膜塗布に採用される数種の塗布方式ならびにその特徴
・塗布乾燥における課題、発生する欠陥とその対策例
・ドライラミネートの課題とその対策例
■趣旨:
プラスチックフィルムは、電子、医療、食品をはじめとした、ほとんど全ての産業で使用され、な
くてはならない材料となっている。中でも、通信・エネルギーの分野では、高耐久・高強度などの性
能を満たした、高機能フィルムの市場が拡大している。一般に、高機能フィルムの製造は、フィルム
成形〜塗布〜乾燥、場合によってはラミネートの工程が含まれるが、どれも重要かつ高度な製造技術
が構築されている。これらは、ロールtoロールにより連続製造されるので、他の工業材料分野でも利
用できる汎用性の高い基盤技術である。
本セミナーでは、これらの代表的な技術内容について、分かり易く解説するとともに、実際の製造
で発生する、様々な欠陥や問題について、その対策に役立つような事例等も紹介したい。
■プログラム:
1.高機能フィルム概要
1-1. 適用分野と用途、構成例
1-2. フィルム材料の種類と特性
2.フィルム成形技術
2-1. 溶融製膜と溶液製膜
2-2. PETおよびTACフィルムの特徴
2-3. フィルム製造工程や設備の特徴
2-4. 延伸工程とその設備内容、延伸による特性変化
2-5. 発生する欠陥とその対策
3.塗布技術
3-1. 塗布技術の基礎
3-2. ロール塗布方式の設備例とその特徴
3-3. ダイ塗布方式の設備例とその特徴
3-4. 塗布における課題と方式選択
3-5. 高速化などで発生する欠陥のメカニズムおよびその対策
4.乾燥技術
4-1. 乾燥技術の基礎/基本原理
4-2. 乾燥方式の例とその特徴
4-3. 発生する欠陥のメカニズムおよびその対策
4-4. 特許に見る風ムラの対策例
5.ラミネート技術
5-1. ラミネート方式の概要と比較
5-2. ドライラミネート設備の構成や特徴
5-3. トラブル事例とその対策
6.補足…濡れ性の基礎
6-1. 表面張力と接触角
6-2. 界面活性剤の働き
6-3. 表面処理方法など
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