■開催日時:2024年04月12日(金) 12:30〜16:40
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:
【第1部】
(NPO法人)国際環境経済研究所 主席研究員 塩沢 文朗 氏
<学位>
工学修士(化学工学)、 Master of Arts in Communications
<専門>
気候変動問題(特に水素エネルギー関係)、エネルギー政策、科学技術政策、
化学物質リスク管理対策、化学産業政策等
<略歴詳細>
https://www.rdsc.co.jp/pages/koushi1
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【第2部】
一般財団法人電力中央研究所
エネルギートランスフォーメーション研究本部プラントシステム研究部門
木本 政義 氏
<学位>
工学博士
<専門>
燃焼工学、粉体工学
■受講対象・レベル:
【第1部】エネルギーの脱炭素化についてご関心があり、化学の基礎的な知識がおありの方であれば。
どなたでも結構です。
【第2部】固体燃料を燃焼する業務に携わっている方々やカーボンニュートラル燃料の導入を検討さ
れている方々。
■必要な予備知識:
【第1部】高校程度の化学の知識と日本のエネルギーの需給構造や脱炭素化の必要性についての基礎
的な理解がおありであれば、講義の内容はお分かりいただけると思います。
【第2部】特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
■習得できる知識:
【第1部】
・カーボンニュートラル実現における水素、アンモニアの重要性
・水素、アンモニアについての基礎知識
・アンモニアがCO2フリーの燃料として注目される理由
・アンモニアのコスト
・水素キャリアとは
・今後の水素、アンモニアの導入展開を考えるうえでのポイント
・水素、アンモニアの導入拡大に関連する技術的・社会的課題
【第2部】
これまでに開発されてきた各種燃料の低NOx燃焼の内容や変遷が理解できるとともに、
種々の燃料の導入を検討する上で、燃焼技術として留意すべき事項が把握できる。
■趣旨:
【第1部】
〇 脱炭素化の重要な方策の一つとして、水素、アンモニアの導入が進められようとしています。そ
こで水素、アンモニアが重要と考えられている理由、そして水素、アンモニアの製造、輸送等に
係る方法と課題について説明します。これらについて理解することが水素、アンモニアの導入方
策を考えるうえで重要だからです。
〇 そして何故、特に日本では水素に加えてアンモニアが重要と考えられているのかについて解説し
ます。
〇 次いで、日本における水素とアンモニアの役割分担の可能性について考察します。
〇 これらの理解と考察を踏まえて、今後、日本において水素、アンモニアの導入がどのように進ん
でいくか考えます。
〇 最後に、アンモニアについてしばしば語られる誤解について、その誤りについて説明します
【第2部】
石炭火力は、今後のカーボンニュートラルに向けた社会においても、当面は使用せざるを得ず、その
運用においては、CO2 を排出しない燃料を混焼していく必要に迫られています。石炭は、炭化の進み
具合で燃料性状が異なるため、燃焼特性の解明や性状に応じた燃焼技術の開発が進められてきました。
近年は、既設火力に対し、バイオマスやアンモニアなど石炭とは異なる燃料を利用する技術の開発が
ターゲットとなっています。低NOx燃焼技術は、重工メーカ各社が長年苦労して培ってきた経緯も
あり、他の燃料を混焼した場合のNOx排出特性は、特に懸念される事項です。電力中央研究所では、
約40年に渡り、燃焼試験設備を用いて、種々の石炭の専焼・混焼、木質バイオマス混焼、至近ではア
ンモニア混焼の研究を実施してきています。本セミナーでは、これまでの研究成果から得られた知見
を基に、これら燃料を使用した際の低NO燃焼技術について解説します。
■プログラム:
【第1部】12:30〜14:30
「水素、アンモニアの導入方策と課題」
講師:塩沢 文朗 氏
1.脱炭素化において水素、アンモニアに期待される役割
2.水素の製造と輸送
3.何故、アンモニア?
4.アンモニアの製造と輸送
5.水素か、アンモニアか?
5-1 CO2フリーン燃料としてのアンモニア
5-2 アンモニアの新たな可能性
6.水素、アンモニアの導入は、今後どのように進んでいくか?
6-1 “ブルー”から“グリーン”へ
6-2 水素とアンモニアの補完関係
6-3 発電分野
6-4 その他の分野
7.アンモニアにまつわる、よくある誤解
7-1 「アンモニアの製造から、多量のCO2が排出される」
7-2 「アンモニアの燃料から、NOX等の大気汚染物質が排出される」
7-3 「アンモニアは石炭混焼/水素はガス混焼」
7-4 「石炭過料でのアンモニア混焼は、石炭火力の延命策」
7-5 「アンモニアは危険」
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【第2部】14:40〜16:40
「石炭燃焼、バイオマス混焼、アンモニア混焼を対象とした低NOx燃焼技術の開発」
講師:木本 政義 氏
1.電力中央研究所における燃焼研究の概要
2.微粉炭燃焼の原理と低NOx燃焼法
2-1 低NOxバーナ、二段燃焼法
2-2 石炭性状とNOx排出特性との関係
3.高水分亜歴青炭、高燃料比炭の燃焼技術
3-1 粉砕性
3-2 燃焼特性
4.木質バイオマスの混焼技術
4-1 粉砕性とその改善技術
4-2 石炭との混焼方法と燃焼特性
5.アンモニアの混焼技術
5-1 アンモニアの燃料としての主な特徴と懸念事項
5-2 石炭との混焼方法と燃焼特性
5-3 アンモニア混焼技術に関する現行プロジェクトの概要
スケジュール
【第1部】12:30〜14:30
休憩(10分)
【第2部】14:40〜16:40
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