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破壊工学の基礎と高分子材料での実践【LIVE配信】
高分子材料の破壊挙動から強靭化手法まで

■開催日時:2024年04月25日(木) 13:00〜16:00

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、38,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:
東亞合成(株)名古屋クリエイシオR&Dセンター 研究員 佐々木 裕 氏
<略歴>
1986年 北海道大学工学部合成化学工学科高分子化学専攻 修士課程修了
同年 東亞合成株式会社入社
1992-93年 米国 Rensselaer Polytechnic Institute にて Visiting Scientist
1996年 北海道大学地球環境科学研究院 博士課程修了
<研究歴>
これまで四十年近く東亞合成鰍ニいう化学系メーカーにて、ラジカル重合型紫外線硬化型材料等の
各種の機能性高分子の研究開発に関わってきました。
海外留学をきっかけとして発見したオキセタン樹脂という新規材料の工業化にも成功し、その実用
化において、各種の分析・観察、レオロジー測定、シミュレーション等の多様な評価技術にも携わ
ってきました。
近年は、基盤的な技術の確立につながるような基本的な事項に関する学会発表にも注力しています。
<主な著書>
「マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集」(分筆) 技術情報協会 (2019)
「UV硬化プロセスの最適化」(分筆) Science & Technology (2008)
「LED革新のための最新技術と展望」(分筆) 情報機構 (2008)
「高分子架橋と分解の新展開」(分筆) シーエム シー (2007)
“Photoinitiated Polymerization” (part), Ed. K.D. Belfield, J.V. Crivello, ACS Symposium 
Series 847(2003)

■習得できる知識:
●「物はどのように壊れるのか?」という基礎的な理解を深めることができます。
・破壊とは?
・脆性破壊と延性破壊
・応力集中にはどのような問題があるのか?
・耐久性を向上するための考え方

●高分子材料の破壊についても系統的な知識を身につけることができます。
・高分子とは
・ガラス状態とゴム状態
・高分子材料の破壊モードの場合分け

■趣旨:
この講座では、「物はどのように壊れるのか?」という基本的な現象について、破壊工学という考え
方に基づいてわかり易く解説します。
最初に、『絵とき「破壊工学」基礎のきそ』谷村康行 著 日刊工業新聞社 (2009)という平易な表現
で書き表された本を参考にして、破壊工学の基礎について説明します。
続いて、高分子材料での破壊現象を直感的に理解できるように、高分子材料の特徴をベースにして、
その破壊挙動の生じ方を説明します。このような理解のもとで、強靭化を達成する方法論について議
論します。

■プログラム:

1.破壊工学の基礎
 1-1.破壊とは?
 1-2.力のかかり方について
 1-3.亀裂の進展について
 1-4.時間経過が伴う破壊について

2.高分子材料での破壊
 2-1.高分子の特徴
 2-2.ガラス状態での破壊
 2-3.ゴム状態での破壊

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