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金属と樹脂との直接接合技術の原理と応用【LIVE配信】

■開催日時:2024年04月25日(木) 12:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:
睦月電機(株)
研究開発室 室長 齋 聖一氏

【所属】
プラスチック成形加工学会、日本接着学会

【学歴】
岩手大学工学部応用化学科  

【研究分野】
金属と高分子材料との接合

【研究歴】
1996年:岩手大学森邦夫名誉教授、岩手県工業技術センター佐々木英幸氏の指導の基に、トリアジン
チオールで処理した金属とABSやPA6とのインサート成形直接接合研究を始める。
2003年:インサート成形直接接合技術を用いた「トリアジンチオール成形接着技術を用いた電気二重
層キャパシタ用高気密ケースカバーの開発」によりプラスチック成形加工学会「青木固」技術賞受賞
2019〜2022年:金属によるレーザ粗面化技術と誘導加熱圧着直接接合技術を用いたサポイン事業「金
属と樹脂との直接加圧溶着技術の高性能化と低コスト溶着装置開発」の研究責任者として技術開発を
行い、睦月電機の「ALTIM」技術として構築

■受講対象・レベル:
企業の設計・研究・開発・技術・製造部門の方々

■必要な予備知識:
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

■習得できる知識:
金属と樹脂との直接接合技術に関する基礎とその応用について習得できる。

■趣旨:

 現在、環境負荷低減、省エネルギー、CO2削減等に関する要求から、自動車等移動機材の軽量化のた
め、異種材接合を応用した複合化技術が重要となっています。一方、近年自動車のEV化に伴い、過酷
な状況にも耐えるコネクターやLiB部品などの気密性向上でも、金属と高分子材料との接合が重要と
なっています。従来工法は接着剤やリベット、パッキンや充填材等の、接合副資材を用いていました。
これに対して接合副資材を使わない金属と樹脂との直接接合技術は、コスト削減や軽量化にメリット
が有ることから多くの機関で研究開発が進められていますが、技術的に解明されていない点が多くあ
ります。
 本セミナーでは、金属と樹脂との直接接合技術について現状を把握するところから始まり、直接接
合技術の原理を実験データや私見を交えながら紹介したいと思います。また、直接接合技術の応用と
して、最も多く用いられるインサート成形接合技術の問題点、及び解決方法について経験を交えて紹
介したいと思います。これに加えて、弊社が事業展開を進めている、金属と樹脂との新規直接接合技
術(ALTIM)について応用も交えて紹介したと思います。


■プログラム:
1.はじめに
 1-1. 金属と樹脂との複合化技術について
 1-2. 既存の金属と樹脂との複合化技術
 1-3. 既存技術の問題点
 1-4. まとめ

2.金属と樹脂との直接接合技術の基礎
 2-1. 接着剤を用いない金属と樹脂との直接接合技術
 2-2. 直接接合における接合金属処理工程
 2-3. 直接接合における処理金属と樹脂との接合工程
 2-4. 直接接合におけるfit効果について
 2-5. 直接接合におけるform fit効果 
 2-6. 直接接合におけるforce fit効果 
 2-7. 直接接合におけるchemical fit効果 
 2-8. まとめ
 
3.インサート成形接合技術
 3-1. インサート成形接合
 3-2. インサート成形接合の特徴
 3-3. インサート成形接合の問題点と対策アプローチ
 3-4. まとめ

4.加熱圧着直接接合技術
 4-1. 加熱圧着直接接合
 4-2. 誘導加熱を用いた加熱圧着直接接合(ALTIM)
 4-3. ALTIMの特徴
 4-4. ALTIMの応用について
 4-5. まとめ

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