. .
セミナー・イベントTOPへ戻る


AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点【LIVE配信】
− 特許出願を行う際の着眼点と留意点とは? −

■開催日時:2024年04月26日(金) 10:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:
弁理士法人磯野国際特許商標事務所 代表社員 所長 町田 能章 氏
【学位】早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修了

【ご略歴】一般社団法人 人工知能ビジネス創出協会 理事

■受講対象・レベル:
・AIを利用したビジネスモデルや製品開発をお考えの技術者・研究者や知財担当者
・AI関連発明の着眼点や留意点に興味がある技術者・研究者や知財担当者
・AI生成物の知財制度上の取り扱われ方に興味がある方

■必要な予備知識:
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします

■習得できる知識:
・AI関連発明の捉え方、出願時の留意点を習得できる
・生成AIに関する知財制度上の留意点を習得できる

■趣旨:
 AI(機械学習)技術の一般化・汎用化が急速に進んでおり、AI関連発明の出願も年々増加して
います。その一方で、学習済みモデルは特許になるのか、機械学習のアルゴリズムは汎用のものを
使っているが特許になるのか、特許出願の際にニューラルネットワークやデータを詳細に開示する必
要があるのか、といった疑問を抱かれている方も多くいらっしゃいます。また、ChatGPTをはじめとす
る生成AIサービスの発展に伴い、AI生成物の知財制度上の取り扱いについての関心が高まっていま
す。
 AI本講座では、AI関連発明の特許事例や審査基準を紹介するとともに、AI技術を利用した製
品やサービスを開発中あるいは開発予定の方(主としてAIユーザー)の視点に立ち、「どのような
ものが特許になっていて、新しいAIビジネスを権利化したいときに、どの辺りに着眼したらよいか」
について解説し、さらに、AI生成物の知財制度上の論点を整理し、AI生成物が知財で保護される
条件を解説します。

■プログラム:
1.はじめに
 1−1 本講座における人工知能のイメージ
 1−2 機械学習、ニューラルネットワークの概要

2.データ、学習済みモデル、AIビジネスの保護の可能性
 2−1 生データ、学習用データ、学習済みモデルは、特許で保護されるのか
 2−2 学習済みモデルは発明と言えるのか(審査基準の事例紹介)
 2−3 学習済みモデルの「派生モデル」と「蒸留」に関する考察
 2−4 学習済みモデルに特徴が無いと特許されない?

3.AI関連発明の特許事例
 3−1 AI関連発明の出願動向(特許庁 「AI関連発明の出願状況調査」より)
 3−2 特許事例の紹介
  (1)AI関連発明の分類
  (2)AIコア発明の特許事例
  (3)AI適用発明の特許事例
 3−3 特許係争事例
 3−4 AI関連発明の進歩性判断(審査基準の紹介)
  (1)進歩性判断の基本的な考え方
  (2)進歩性が否定される例
  (3)進歩性が肯定される例

4.AI関連発明の着眼点と出願時の留意点
 4−1 AI関連発明の着眼点(特許取得の可能性を探る)
  (1)アルゴリズムやニューラルネットワークの構造に特徴がある場合
  (2)汎用のAIを使用する場合
 4−2 AI関連発明を特許する際の留意点
  (1)AI関連発明の記載要件(審査基準の紹介)
  (2)学習に関する留意点 
  (3)その他の留意点

5.生成AIを巡る知財制度上の留意点
 5−1 特許法上の論点
  (1)人工知能を「発明者」とした出願事例の紹介   各国特許庁の判断は?
  (2)人工知能は発明者になれるか   特許庁の見解
  (3)AIが自律的に生成した「AI創作物」は特許法上の発明に該当するか
  (4)人工知能の「利用者」は発明者になれるか
  (5)AI生成物はどのように審査されるか 審査ハンドブックの事例紹介
  (6)AI生成物が特許される条件を探る
 5−2 意匠法上の論点
  (1)AIで生み出された意匠は保護されるのか
  (2)AIの利用者はAI生成物の創作者になれるのか
  (3)AI生成物が意匠登録される条件を探る
 5−3 商標法上の論点
  (1)AIで生み出された標章は保護されるのか
  (2)AI生成物が商標登録される条件を探る
 5−4 著作権法上の論点
  (1)「AI創作物」の著作物性と著作者
  (2)AI生成物が著作物として保護される条件を探る
  (3)著作権侵害が懸念される場面
 5−5 まとめ  AI生成物、AI創作物は保護されるのか

Copyright (C) 2024 NTS Inc. All right reserved.