■日時:2022年05月23日(月) 13:00〜17:00
■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
■定員:30名
■受講料:39,600円(税込、テキスト費用を含む)
※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに¥11,000加算となります
■主催:(株)AndTech
■講師:マシン・テクノロジー(株) 代表取締役社長 加瀬部 強 氏
■講演主旨:
地球環境問題意識の高まりと各国の方針から、ゼロエミッション化が世界的な潮流となっており、
今後早い段階でCO2を排出しない脱ガソリン車へと向かっています。
これらの基本要素技術はモーターを駆動するインバーター回路から成り立っており、小型・軽量や
高効率化、耐熱性が課題となっています。このような背景のもとで、インバーターメーカーや自動車
産業が着目している要素部品としてフィルムコンデンサがあります。
従来、これらの用途ではアルミ電解コンデンサを使用されていましたが、フィルムコンデンサの
技術発展によりインバーター用コンデンサ市場に大きな変化が現れました。また、最近ではフィルム
コンデンサに求められる要求も進化しています。
そのような中、本セミナーでは、フィルムコンデンサを中心とした市場動向、業界及び技術動向を
詳しく解説し、特に今後のトレンドであるフィルムコンデンサの耐熱性の取り組みや、巻回型の
コンデンサ以外に積層型コンデンサについても紹介いたします。
■ポイント:
今回は、150℃耐熱化に向けた新たなフィルムとコンデンサを紹介いたします。
フィルムコンデンサ以外の耐熱は150℃対応可能ですが、唯一フィルムコンデンサだけが対応できて
いません。
今薄膜フィルムにおいても150℃耐熱の可能性があるフィルムが出てきましたので紹介いたします。
■習得できる知識:
フィルムコンデンサに関する知識
パワエレ用フィルムコンデンサの潮流と今後の展開
ユーザー要望に対するフィルムコンデンサの変革について
■プログラム:
1.車載用フィルムコンデンサの技術トレンドと市場動向
1-1 はじめに
1-2 アルミ電解からフィルムコンデンサへ
1-3 フィルムコンデンサの技術革新
1-4 フィルムコンデンサ製造技術
1-5 フィルムコンデンサの構造
1-6 フィルムコンデンサの自己回復性
2.HEV・EV用フィルムコンデンサの仕様推定
2-1 小型化
2-2 耐熱化
2-3 安全性
2-4 コンデンサへの要求まとめ
3.市場動向
3-1 自動車メーカーの動向
3-2 既存材料メーカーの動向
3-3 フィルムコンデンサ開発事例(巻回型、積層型)
4.今後の技術革新動向
4-1 市場要望
4-2 新たな素材の開発動向
4-3 コンデンサメーカーからの要望
5.まとめ
【質疑応答】
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