■開催日時:2024年05月28日(火) 13:00〜17:00
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、44,000円 (税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:
東洋大学 理工学部 名誉教授 川瀬 義矩 氏
【専門】
化学工学、反応装置の設計とスケールアップ、バイオリアクターの設計とスケールアップ、排水処理
技術、脱臭技術
【経歴等】
千代田化工建設(株)設計部、東京都立大学工業化学科、ニューヨーク州立大学バッファロー校化学
工学科、ウォータールー大学生物技術研究所、東洋大学応用化学科
<著書>
撹拌装置の設計とスケールアップ(2022年02月28日発刊)
https://www.rdsc.co.jp/book/bk0058
「生物反応工学の基礎」、「エアリフトバイオリアクター」、「Excelで解く水処理技術」等の著者、
その他、外国の専門誌に200報以上の技術論文を発表
■習得できる知識:
1. 撹拌・混合の基礎が明快に理解できる
2. 実際の撹拌装置設計計算が学べる
3. 撹拌装置のスケールアップ手法が学べる
4. 撹拌・混合操作のトラブルの原因と対策が理解できる
■趣旨:
撹拌装置は数多くのプロセスで使われています。その設計およびスケールアップにあたり多くの
疑問を持っているエンジニアの方がいらっしゃると思います。
撹拌の基礎から設計およびスケールアップまでを詳しく解説します。動画を数多く使い分かり易く
説明いたします。また、実際の最適設計およびスケールアップの計算をExcelを使って解説します。
知識だけではなく具体的な計算も身に付けることができます。
使用するExcelのファイルは差し上げますので、実務で御使用ください。撹拌・混合操作における
トラブルと対策についても具体的に解説致します。
■プログラム:
1.混合・撹拌の基礎
1-1.撹拌の基礎
1-1-1.混合・撹拌
1-1-2.撹拌の目的
1-1-3.撹拌槽と撹拌翼の種類と選定のポイント
1-1-4.特殊な撹拌
1-1-5.設計とスケールアップの考え方
1-2混合の指標になるパラメーター
1-2-1.撹拌所要動力(撹拌動力の測定法、動力線図、撹拌所要動力の計算実習)
1-2-2.混合時間(混合時間の測定法、混合時間線図、混合時間の計算実習)
2.混合・撹拌の設計とスケールアップ
2-1.異相系の混合・撹拌
2-1-1.固体粒子の分散について
(固体粒子浮遊限界撹拌速度の測定、固体粒子分散と固体粒子溶解の計算)
2-1-2.液体の分散について(液液分散と転相、乳化)
2-1-3.気体の分散について
(気体分散による撹拌所要動力低下の計算、完全分散とフラッディングの計算、
ガスホールドアップの計算、物質移動容量係数の計算)
2-2.混合と反応の関係
2-2-1.撹拌反応装置の種類(回分、半回分、連続操作、完全混合とプラグ流)
2-2-2.混合モデルと反応の関係
(混合状態の違いにより異なる反応装置設計の計算、
デッドゾーンとバイパスがある場合の計算)
2-2-3.撹拌槽反応装置の設計
(リアクターと撹拌翼の設計の計算、反応速度解析、
反応速度式の計算、撹拌槽反応装置の設計計算)
2-3.混合・撹拌装置のスケールアップ
2-3-1.スケールアップ手法
2-3-2.幾何学的相似
(80Lから10m3へのスケールアップの計算、スケールアップによる影響因子の計算、
スケールアップによる操作範囲の変化、単位液体積あたりの 攪拌所要動力一定の
スケールアップ計算、混合時間あるいはPV一定のスケールアップ計算、
撹拌槽バイオリアクターのスケールアップ計算)
2-3-3.CFD(流動解析)を使ったスケールアップ
3.混合・撹拌におけるトラブルの対策
3-1.高粘度液混合で起こるトラブル
3-1-1.撹拌翼の選定の注意点
3-1-2.非ニュートン流動特性によるトラブル(擬塑性流体、塑性流体、粘弾性流体)
3-1-3.混合不良のトラブルシューティング
3-1-4.非ニュートン流体の混合の計算、ヘリカルリボン翼混合装置のスケールアップ計算
3-2.発泡によるトラブル
3-2-1.破泡(泡沫層形成のメカニズムと破泡)
3-2-2.消泡
4. 質疑・応答
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