■開催日時:2024年06月28日(金) 10:00〜16:30
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:みづほ工業(株) 技術開発部 次長 榎本 康孝 氏
【専門】
界面化学
【略歴】
2006年 みづほ工業株式会社入社
2017年 神奈川大学大学院工学研究科応用化学専攻博士後期(博士)課程修了
博士(工学)の学位を取得
日本化粧品技術者会 化粧品技術基礎講習会 講師
製剤機械技術学会 教育委員会 半固形製剤分科会
みづほ工業(株) 生産部長 兼 技術開発部 部長 金田 基成 氏
日本化粧品技術者会 西日本支部 常議員
製剤機械技術学会 評議員
■習得できる知識:
・ 撹拌に対する考え方と汎用的な撹拌機の実際
・ 一般的な化粧品製造工程における製造機械の使用法
・ ホモミキサー(高速撹拌機)使用時におけるスケールアップの考え方
■趣旨:
化粧品や医薬部外品等を製造するにあたって,工場技術者と共に研究室規模から工場生産規模へ
のスケールアップの研究が行われます。このとき,研究室によるサンプルの調製を忠実に再現す
ることができるのであれば,工場における製品の製造も成功します。しかしながら,工場におい
て研究室と全く同じ製造機械を使用することは通常ありませんので,工場で使用する製造機械の
条件を新たに決定する必要があります。
そこで本講座では,乳化撹拌装置を使用した乳化製品の製造を例にとって,工場における製造
条件を決定するために必要なスケールアップの基礎的な考え方について解説します。
■プログラム:
10:00〜15:10 (昼休憩1時間含む)【セミナー】
乳化・分散・攪拌の基礎と操作およびスケールアップ
1. 撹拌に対する考え方
1-1. 撹拌の立場から“乳化”を考える
1-2. 撹拌によって達成できること (撹拌目的)
1-3. 撹拌で利用すべき作用 (撹拌作用)
2. エマルション製品の製造で使用する機械
2-1. 低速撹拌機と高速撹拌機
2-2. 複合型の乳化撹拌装置
2-3. 乳化撹拌装置の特徴
3. 乳化撹拌装置のスケールアップ
3-1. スケールアップの考え方
3-2. エマルションの粒子径
3-3. ホモミキサーを使用した乳化条件の算出
4. スケールアップを中心としたディスカッション
4-1. 試験機による試作
4-2. 中間機による試作
? 【質疑応答・名刺交換】
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14:30〜16:30: みづほ工業(株) テクニカルセンター・本社工場見学
創業以来,化粧品製造に関わる乳化装置を手始めに,化粧品工場に必要な機器を扱って参りました。
みづほ工業製品の品質の高さと行き届いたアフターサービスが皆様に認められ,化粧品製造向け真空
乳化撹拌装置については,お蔭様で日本国内では圧倒的なトップシェアを維持しております。そして,
2016年11月,下記コンセプトに基づいた新工場が竣工いたしました。
・ 異種材の混入を防止するため,化粧品や製薬会社等へ納める装置で使用される部材(ステンレス・
鉄)によって,加工場を完全に分けております。
・ ホコリ等の異物混入を抑え,クリーンな環境下にて装置の出荷前検査ができるようになっておりま
す。
みづほ工業では装置の設計・製造を自社で行っているため,工場における次の各エリアをご見学いた
だけます。
(1) SUS材加工エリア(製缶製品)
(2) 総合組立・完成品検査・出荷エリア
(3) 組立エリア(精密部品)
(4) 機械加工品検査室(精密部品)
(5) 資材荷捌室
(6) バフ研磨エリア
(7) SS材加工エリア(製缶製品)
(8) 塗装室
(9) テクニカルセンター
スケジュール
10:00 〜 12:00 講演(休憩を含む)
12:00 〜 13:00 昼食
13:00 〜 15:10 講演(休憩を含む)
15:10 〜 16:20 概概要説明(概要説明と本社工場の見学)
16:20 〜 16:30 質疑応答等
※スケジュールはあくまで予定でございますので、進行状況により前後することもございます
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