■日時:2022年07月05日(火) 13:00〜16:00
■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※お申し込み前に、本案内末尾の「オンライン配信分析講座のご案内」をご確認ください。
■定員:20名
■受講料:33,000円(税込、テキスト費用を含む)
■主催:株式会社東レリサーチセンター
■講師:株式会社東レリサーチセンター 研究部門 主任研究員 古島圭智
■講座概要:
熱分析とは「物質の温度を調節されたプログラムに従って変化させながら、
その物質のある物理的性質を温度の関数として測定する一群の技法」です。
示差走査型熱量計(DSC)を用いると、材料の融点、結晶化温度、ガラス転移温度、
比熱、相転移熱量、反応速度などを求めることが可能です。
また、熱重量測定(TG)を用いることで、加熱中の酸化・熱分解等に伴う
重量変化を捉えることが可能です。
最近の熱分析装置は、汎用性と実用性に優れ、簡便に操作できるようになっていますが、
専門的知識や経験の浅い初心者にとっては信頼性の高いデータを得るための手順や
チャートの解釈などで頭を悩ますことが多々あります。
本講座では、DSCやTGの基本原理や測定時の注意点について述べ、高分子材料
(熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂)にフォーカスしたチャートの見方や解析例を
紹介します。
さらに、高速カロリメトリー(FSC)を用いた最新の研究例も紹介します。
従来とは異なる熱分析手法を模索しておられる方の受講もお待ちしております。
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