. .
セミナー・イベントTOPへ戻る


【Live配信・WEBセミナー】紙製製品を作るための紙材料科学の基礎

■日時:2020年12月16日(水) 13:30〜17:30

■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。

■定員:30名

■受講料:39,600円(税込、テキスト費用を含む)
 ※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに¥11,000加算となります

■主催:(株)AndTech

■講師:京都大学 農学研究科森林科学専攻 紙材料科学研究室 農学博士 山内 龍男 氏

■講演主旨:
 現在我々の周囲にある材料は、鉄やアルミ等の金属類、ガラスを主とする無機系材料、紙および
プラスチックの有機系材料である。その中で紙は鉄よりは新しいが、プラスチックよりは格段に
古い,約二千年の歴史を有する材料である。近代製紙産業は、蒸気機関に始まるエネルギー革命と
共に発展してきたのだが、地球に埋蔵された石炭・石油を利用するエネルギー革命はまた同時に
地球温暖化を引き起こした。今後、この温暖化を止めるには、埋蔵資源でなく、循環資源である
木材を、さらにそれを原料とする紙を上手く利用することが肝要になる。紙は、かって印刷・情報
媒体としての利用が大半であったが、最近は、コロナの影響もあり、物流・通販用途が急拡大して
いる。また石油製品でもあるプラスチックは環境問題も引き起こし、今や脱プラとして紙容器の
開発が盛んである。SDGs社会ではリサイクルも望まれるが、紙はその点でも優等生である。
 本セミナーは、紙系材料を開発・利用するために不可欠な、紙構造と物性の理解を目的とするの
だが、材料としての紙の基礎知識から、その広範な物性を詳しく説明し、紙加工に向けた物性研究の
動向と展望についても述べる。


1.はじめに
 ・紙の歴史・変遷
 ・紙パ産業の特徴
 ・原料としての木材、その化学成分
 ・パルプの種類と漂白
 ・抄紙工程

2.紙の構造
 ・マクロから見た構造、ミクロから見た構造 (三次元観察)
 ・坪量、厚さとその評価法
 ・構造と物性における不均一性
 ・不均一性と地合い
 ・表面構造(粗さ)とその評価法
 ・内部構造(空隙構造)とその評価法

3.紙の物性
 ・光学物性とその評価法
 ・多孔物性(サイズ性、透過性等)とその評価法
 ・力学物性とその評価法 [単繊維試験を含む]
 ・感性的性質(含摩擦、腰)とその評価法
 ・水分の影響

4.紙系材料研究開発の進め方について
 ・既存研究を十分調査する
 ・紙の基本的な構造を念頭に置く
 ・事象の見分け方と実験計画
 ・他分野の研究手法
 ・モデル試料の作成が大事

5.おわりに

【質疑応答】

Copyright (C) 2020 NTS Inc. All right reserved.