 |
 |
●口絵写真 |
|
●系統樹 |
|
●代謝マップ |
|
監修序文発刊にあたって |
|
執筆者一覧 |
|
序. |
地球の歴史と生命の進化―地球の先住民は微生物である
水の惑星 地球の歴史と生物進化―徹生物は地球の先住民 地球に降り注ぐ太陽エネルギー 生物界におけるエネルギーと物質の流れ生物におけるエネルギー獲得系の進化 人類生存は微生物のおかげ 極限環境微生物 地下は極限環境微生物の宝庫 生物反応の無限の可能性 遺伝子工学,タンパク質工学からgenomics,proteomicsへ必要な社会の理解―マグロを食べてもマグロにならない |
|
|
第1編 微生物学の基礎 |
 |
 |
|
 |
純粋培養微生物 |
|
第1節 | 微生物の進化と分類 |
| 分子時計の概念の登場と微生物分類への応用 原核生物分類の新しい流れ 進化における環境因子の影響 微生物の進化史と人類の営み |
第2節 | 細菌(Bacteria) |
| 細菌の定義 系統分類と多様性 分類各論 |
第3節 | 始原菌(Archaea) |
| 微生物の系統分類 姶原菌の構成 始原菌と細菌,真核生物との相違点 |
|
|
第4節 | 真核微生物 |
| 菌類の分類体系と系統進化 下等菌類:主要な菌群と分類 酵母 高等菌類:分類と主要な菌群 藻類 |
第5節 | ウイルス |
| ウイルスの分類 主なウイルス |
|
|
 |
極限環境微生物 |
|
第1節 | 極限環境微生物の世界 |
| 極限環境微生物学の幕開け 極限環境下の微生物探査研究の将来 |
第2節 | 好アルカリ性微生物 |
| 歴史的背景 分類学的視点 生理学的視点 |
第3節 | 好酸性微生物 |
| 定義 分類と性質 好酸性微生物の培養 細胞内pHの調節機構 好酸性微生物の膜脂質 好酸性微生物の利用:バクテリアリーチング(バイオマイニング) |
第4節 | 好熱性微生物 |
| 好熱菌の分類と系統的位置づけ ゲノム構造の特徴 核酸の安定化 タンパク質の安定化 代謝機構の特殊性 |
第5節 | 好冷低温微生物 |
| 定義 生態 生育特性および生理 膜脂質 低温酵素 低温におけるタンパク合成 低温ショックタンパク貿 応用 |
第6節 | 好塩性徴生物 |
| 好塩性徴生物の定義と分類 好塩性徴生物の浸透圧調節機構 好塩性徴生物の細胞表層構造 好塩性徴生物の膜機能とエネルギー転換系 高度好塩性始原菌研究の進展 |
|
|
第7節 | 好圧性徴生物 |
| 好庄性徴生物の定義とその分離および分類 好庄性徴生物の高圧下における遺伝子発現機構:加圧応答の分子生物学 |
第8節 | 絶対嫌気性微生物 |
| 絶対嫌気性微生物の生理生化学 絶対嫌気性微生物の生態 絶対嫌気性微生物の系統と分類 絶対嫌気性微生物の保存法 |
第9節 | 疎水性溶媒耐性微生物一溶媒耐性機構と溶媒重層発酵 |
| 微生物に対する有機溶媒の生育阻害効果 大腸菌に対する有機溶媒の生育阻害作用 大腸菌の溶媒耐性向上 変異株の構築 大腸菌の有機溶媒耐性機構 グラム陰性細菌の溶媒耐性向上の戦略 有機溶媒存在下における微生物による変換反応 |
第10節 | 地殻内微生物そして地球外微生物探査へ |
| 地殻内微生物とは 地下微生物研究の歴史 地下微生物圏の潜在生物量 陸域における地殻内微生物 海底下微生物圏と熱水孔下微生物圏 地殻内微生物研究から地球外惑星生命探査へ |
|
|
 |
複合微生物系 |
|
第1節 | 細胞間相互作用の重要性 |
| 複合微生物開発の意義 バイオフィルム:微生物たちの街 |
第2節 | 分子遺伝学組織化学的解析技術 |
| 分子,細胞,群集レベルの検出法 ハイブリダイゼーションの条件設定 FISH−DC法 環境試料へのFISH-DC法の適用 相対分子定量法 その他 |
第3節 | 分離・培養化技術 |
| 分離技術 培養技術 歯学的性質の検討 |
第4節 | 機能解析・システム化技術 |
| 複合微生物からの有用機能物質探索 複合微生物探索と機能解析の自動化:ロボット技術開発とHTS 生理活性物質探索事例 |
第5節 | 微生物−微生物複合系利用技術 |
| 機能性物質生産 合成高分子分解 |
|
|
第6節 | シロアリの共生微生物とその利用―バイオマスリサイクルを支えるシロアリ−微生物複合系 |
| 昆虫と微生物 シロアリの微生物消化共生系 セルロース分解 リグニン分解 H2処理微生物 消化管外共生微生物の利用 シロアリ−微生物複合系研究の展望 |
第7節 | 植物−微生物複合生物系 |
| 根粒菌 アブラヤシと微生物 |
第8節 | 微生物−ヒト複合系利用技術−プロバイオティクスとプレバイオティクス |
| 腸内フローラ研究の歴史 腸内フローラの構造 腸内フローラの機能:プロバイオティクス(Probiotics) プロパイオティクスの臨床応用 |
第9節 | ヒト複合微生物利用技術−ヒトと腸内織菌叢の共生 |
| ヒト腸内細菌叢 腸内細菌叢の研究手法 腸内細菌連続培養装置 複合微生物系「腸内細菌叢」利用の今後 |
|
|
 |
VBNC(viable but nonculturable)と遺伝子資源の利用 |
|
第1節 | VBNC概念の背景 |
| 二つのVBNC 地球上には莫大な数の細菌がいる どのような細菌が培養不可能か | 環境ストレスと培養不可能性 いくつかの問題点 |
第2節 | 微生物ゲノムのfunctional genomics |
| 歴史的に見た遺伝子資源としての微生物 functional genomics functional genomicsの実際 発現プロファイリングの機能ゲノム科学への利用 古典的な方法の応用 今後の展開 |
|
|
|
第3節 | 新規微生物・遺伝子資源の探索 |
| 微生物の生育環境の多様性 純粋培養の可能な微生物の探索 ゲノム情報に基づく遺伝子資源の探索 環境試料中からの遺伝子資源の探索 遺伝資源の利権について |
|
|
 |
微生物の代謝 |
|
第1節 | 微生物代謝の概要 |
| 微生物の代謝形態による分類 従属栄養と独立栄養の代謝経路の違い エネルギー獲得形式 無機化合物の酸化によるエネルギー獲得 光合成によるエネルギー獲得 資化経路 各代謝形態の代謝の概要 微生物代謝の多様性 |
第2節 | 糖質の代謝 |
| 多糖の分解 解糖系 ペントスリン酸回路 Entner-Doudoroff経路 TCA回路 TCA回路中問体の補充 反応 グリオキシル酸回路 アルコール発酵 乳酸発酵 解糖系に関連する代謝経路 さまざまな糖の代謝 |
第3節 | 石油成分の分解 |
| 好気約分解 嫌気約分解 石油分解微生物コンソーシア利用における課題 |
第4節 | C1化合物の代謝 |
| メチロトローフの種類 Cl化合物の代謝 酵母の細胞構造とメタノール代謝との関係 メチロトローフ代謝の応用 |
|
|
第5節 | 光合成 |
| 光合成電子伝達系 光化学系と光合成微生物の進化 光合成微生物の利用 |
第6節 | 嫌気的代謝 |
| 発酵的代謝 呼吸的代謝 今後の(大)展開 |
第7節 | メタン生成菌のエネルギー代謝 |
| 嫌気生態系におけるメタン生成 メタン生成酵素系の概要 水素ガスと炭酸ガスからのメタン生成 酢酸からのメタン生成 C1化合物からのメタン生成 メチル補酵素M還元酵素によるメタン発生機構 |
第8節 | 新しい生理活性物質探査源としての未開拓粘液細菌の探索 |
| 粘液細菌の生物学的および分類学的特性 粘液細菌の作る2次代謝産物 粘液細菌の生態 新しい微生物資源としての“海洋性”粘液細菌 将来展望 |
|
|
特別座談会 将来の大展開に向けて―第一編 |
|
第2編 微生物の操作法 |
 |
 |
|
 |
観察法 |
|
第1節 | 顕微鏡による観察 |
| 光学顕微鏡 実体顕微鏡・光学顕微鏡による糸状菌の観察 蛍光顕微鏡[蛍光顕微鏡による細菌観察法 in situハイブリダイゼーション法 蛍光顕微鏡を用いた酵母菌の観察] レーザ顕微鏡等特殊光学顕微鏡 電子 | 顕微鏡による観察 走査プロープ顕微鏡 |
|
|
|
第2節 | 高圧顕微鏡の開発と実用 |
| 微生物・細胞 超臨界水中での生体物質の観察を目的とした高温・高圧顕微鏡の開発 |
|
|
 |
遺伝子発現法 |
|
第1節 | 細菌 |
| 大腸菌 枯草菌 |
第2節 | 酵母 |
| sacharomyces cerevisiae メタノール資化性酵母による異種遺伝子発現 |
|
|
第3節 | 糸状菌 |
| 形質転換法 宿主ベクター系 糸状菌の形質転換の特徴 遺伝子破壊 糸状菌による物質生産 |
|
|
 |
遺伝子解析法 |
|
第1節 | 突然変異誘発法 |
| 物理的変異処理および化学的変異処理による突然変異誘発 トランスポゾンを用いた突然変異誘発 相同組換えを利用した位置特異的変異 ゲノムへの大規模欠失の導入 変異株の選択 |
第2節 | 遺伝子マッピング |
| 遺伝学約手法を用いた遺伝子マッピング 物理地図の作成 全ゲノム解析 |
第3節 | 遺伝子クローニング |
| 宿主とベクター 遺伝子クローニングの方法 cDNAのクローニング法 |
第4節 | DNAの塩基配列決定法 |
| プラス‐マイナス法 Maxam-Gilbert法 ジヂオキシ法 耐熱性DNAポリメラーゼと蛍光標識を用いた塩基配列決定法 おわりに:微生物のゲノム解析 |
第5節 | PCR法 |
| 開発の背景 具体的な手法 DNAポリメラーゼ 長鎖PCR ホットスタートPCR RT−PCR Competitive PCR Real time PCR PCR技術のこれから |
|
|
第6節 | LCR法―原理と方法論 |
| LCRに用いられる耐熱性DNAリガーゼ さまざまなLCR法 遺伝病に関する遺伝子の変異 |
第7節 | 遺伝子の人為的改変 |
| 人為的改変の目的と方法の概略 部位特異的変異法 ランダムに変異を導入する方法 |
第8節 | 形質転換法 |
| 形質転換の発見 さまざまな形質転換法 コンビテント細胞による形質転換法の具体例 エレクトロポレーションによる形転 換法の具体例 接合伝達による形質転換法の具体例 |
第9節 | 環境微生物の群集構造解析 |
| 環境微生物の系続分類の歴史 環境微生物の評価法 分子生物学的手法による環境微生物評価の問題点と今後の展望 |
|
|
 |
微生物の培養法 |
|
第1節 | 培養の基本操作と培養装置 |
| 基本培養操作 工業生産の培養装置と操作法 通気撹拌培養の理論と実際 |
第2節 | 培養プロセスの様式と制御 |
| 微生物の生育速度論と数式モデル 回分培養,流加培養,連続培養 計測技術 培養プロセスの制御 |
|
|
第3節 | 個別培養方法の特徴と実際 |
| 高粘度培養 固体培養 嫌気培養 透析培養 混合培養の実際(その1):活性汚泥法 混合培養の実際(その2):有用物質の生産 高圧培養 |
|
|
特別座談会 将来の大展開に向けて―第2編 |
|
第3編 微生物の応用技術 |
 |
 |
|
 |
伝統的バイオテクノロジー |
|
第1節 | 酒顆の製造 |
| ビール ワイン醸造における微生物の関与 日本酒(清酒) 焼酎 |
第2節 | 調味料の製造 |
| 味噌 醤油 食酢 |
第3節 | 発酵乳製品 |
| チーズの微生物 ヨーグルトの微生物 |
|
|
第4節 | 納豆菌のバイオテクノロジー |
| はじめに:納豆と納豆菌 納豆菌の形質転換遺伝子 ポリグルタミン酸(PGA)生産遺伝子 納豆菌・枯草菌のクォーラムセンシング遺伝子の多型 まとめと展望 |
第5節 | パンの製造 |
| パンの種類 主要原料 製パン法 |
|
|
 |
代謝制御発酵―アミノ酸,核酸,抗生物質生産,メタボリックエンジニアリング |
|
第1節 | 代謝制御発酵とは |
| 代謝制御のスタイル 代謝制御と発酵生産 |
第2節 | アミノ酸 |
| アミノ酸の用途 アミノ酸の生産量 アミノ酸の製法 発酵法と酵素法によるアミノ酸生産技術の進歩 |
第3節 | 核酸―うま味ヌクレオチド |
| 歴史的な酵素分解法 発酵法によるグアノシンの生産と化学的リン酸化 発酵法によるイノシンの生産と化学的リン酸化 IMP発酵 ]MP発酵と]MPのGMPへの酵素的変換 イノシン発酵と酵素的リン酸化 最近の研究 |
|
|
第4節 | 抗生物質 |
| 抗生物質の現状と将来 新抗生物質創薬のための新母核探索 抗生物質の生合成と代謝制御 |
第5節 | メタボリックエンジニアリング |
| メタボリックエンジニアリングの源流 メタボリックエンジニアリングにおける手法の進歩 メタボリックエンジニアリングの応用例 メタポリックエンジニアリングの今後の進展 |
|
|
 |
遺伝子組換え体を用いた新機能の導入 |
|
第1節 | 医薬分野 |
| 組換えヒト成長ホルモンの製造 インターロイキン-2および-6( IL-2,-6)の大腸菌での発現生産 エリスロポエチン 組換えヒトインスリンの製造 遺伝子改変ヒトG-CSF トロンポポエテン 遺伝子組換えヒト血清アルブミン |
第2節 | 食品分野 |
| チーズ産業におけるムコールレンニンとウシキモシン トランスグルタミナーゼ |
|
|
|
|
 |
環境浄化 |
|
第1節 | バイオレメディエーション技術 |
| バイオレメディエーション技術の現状 バイオレメディエーション技術のプロセス バイオレメディエーション技術の種類 米国におけるバイオレメディエーション 塩素化脂肪族炭化水素で汚染した土壌・地下水浄化のためのバイオレメディエーション技術の開発 バイオレメディエーション技術の最近の動向 |
第2節 | 排水中の有機物,BOD除去 |
| 有機物の好気性微生物処理 有機物の嫌気性微生物処理 好気性微生物処理における余剰汚泥生成の抑制 |
第3節 | 活性汚泥微生物による下水からのリン回収技術 |
| 生物学的脱リン法 活性汚泥微生物が蓄積するポリリン酸 余剰汚泥からのリン回収技術 パイロットプラントによる実証試験 |
第4節 | 排水の窒素除去と 抑止 |
| 窒素サイクルと温室ガス 活性汚泥微生物が蓄積するポリリン酸 微生物の新規窒素呼吸系 発生抑止型水処理技術開発のために |
|
|
第5節 | 重金属の除去 |
| 水銀 六価クロムの微生物処理 |
第6節 | 揮発性有機塩素化合物の分解・除去 |
| TCE,PCE PCB ダイオキシン |
第7節 | 微生物による石油汚染の浄化 |
| 石油を構成する成分と分析 石油を分解する微生物 流出石油のたどる運命 流出油のバイオレメデイエーション |
第8節 | その他の有害汚染物質の分解除去 |
| 内分泌かく乱物質の微生物分解 農薬の微生物分解 合成高分子 悪臭物質 排ガス中の窒素酸化物の除去 |
第9節 | 有害微生物の除去 |
| 赤潮の予防と駆除 アオコ |
第10節 | バイオエコモニタリンク |
| 環境分析技術の現状 生体機能の応用可能性と研究開発課題 生体への影響評価 |
|
|
 |
副産物,廃棄物の有効利用 |
|
第1節 | 酒かす類の利用 |
第2節 | ビール酵母の利用―乾燥酵母・酵母エキス |
| ビール酵母について 乾燥ビール酵母 酵母エキスへの利用 |
第3節 | アミノ酸製造廃液の有効利用 |
| グルタミン酸発酵工業の廃液および副生物の排出量 高濃度廃液(母液)の肥料化 高濃度廃液(母液)の家畜飼料化 高濃度廃液(母液)の水産養殖餌料化 |
|
|
第4節 | 酵素固体培養廃棄物の利用―廃ふすまの肥料化 |
| 微生物酵素の工業的生産 酵素固体培養法によって生じる廃棄物 酵素固体培養廃
| | 棄物の削減とリサイクル化 |
|
|
|
特別座談会 将来の大展開に向けて―第3編 |
|
第4編 微生物の生体成分利用 |
 |
 |
|
 |
生体触媒の利用 |
|
第1節 | 微生物酵素 |
| 工業用酵素:洗剤 工業用酵素:デンプン加工 工業用酵素:その他 物質生産のための生体触媒の探索と開発 |
|
|
第2節 | その他の生体触媒 |
| 高効率リボザイム発現系の開発 抗体触媒 |
|
|
 |
機能性生体成分の利用 |
|
第1節 | 脂質 |
| イコサポリエン酸の生産 ドコサポリエン酸の生産 |
第2節 | ビタミン |
| ビタミン (リボフラビン) ビタミン ビタミンC(アスコルビン酸) β-カロチン ビオテン(ビタミンH) ビタミン (メナキノン-n) ビタミン ビタミンE |
第3節 | バイオサーファクタント |
| バイオサーファクタント生産菌の分離 バイオサーファクタントの生産と精製 分類 |
|
|
第4節 | 生分解性プラスチックとしての微生物ポリエステル |
| ポリヒドロキシアルカン酸(PHA) 組換え微生物によるPHA生産 からのPHA生産 PHAの工業生産と今後の展望 |
第5節 | バイオポリマー―エキソポリサッカライド |
| β-グルカン 過ヨウ素酸酸化による酵素の安定化 |
|
|
 |
分析法 |
|
第1節 | 遺伝子分析法 |
| 環境中の微生物モニタリング 遺伝子診断法 LCR法による変異の検出 DNAチップ(マイクロアレイ)の利用による遺伝子発現の解析 |
第2節 | 酵素を用いる生体成分分析と診断薬としての利用―酵素的測定法 |
| 酵素的測定法の歴史 診断薬における酵素的測定法の普及 酵素的測定法の原理 酵素的測定法の新展開 |
|
|
第3節 | バイオセンサ |
| 酵素電気化学センサ 微生物センサ 水晶振動子バイオセンサ DNAセンサ,DNAチップ |
|
|
特別座談会 将来の大展開に向けて―第4編 |
|
第5編 微生物の将来展望 |
 |
 |
|
 |
微生物による炭酸固定 |
|
第1節 | 炭酸固定経路 |
| 生物的炭酸固定系の種類 還元的TCA回路 メタン生成菌の炭酸固定 酢酸生成細菌のアセチルCoA経路 3-ヒドロキシプロピオン酸回路 超好熟始原菌由来のRubisco |
第2節 | 光合成細菌(ラン藻も含む) |
| 光合成原核生物の多様性 光合成原核生物の炭酸固定反応 光合成微生物の生育環境と無機炭素の化学状態 光合成微生物における無機炭素の濃縮機構 光従属栄養下における還元的ベント―スリン酸サイクル 固定微生物利用技術の現状と課題 紅色非硫黄細菌を利用した に関するゼロエミッションシステムの可能性 固定産物の利用 |
|
|
策3節 | 化学合成独立栄養微生物 |
| 化学合成独立栄養微生物における炭酸固定 今後の大展開 |
策4節 | 微生物による新規炭酸固定反応 |
| 嫌気性ルーメン細菌による 固定 嫌気発酵における 固定 脱炭酸酵素の逆反応を利用した 固定 好気性コリネ型細菌による嫌気条件下での 固定 |
|
|
 |
バイオエネルギーの生産 |
|
第1節 | バイオマスの利用 |
| バイオマスからのアルコールの生産 原料の前処理とリグニンの分解 リグニン分解菌およびリグニン分解酵素の利用 担子菌の分子育種 |
第2節 | 生物的水素生産 |
| はじめに:優れた環境調和性 水素生産能を有する微生物 ニトロゲナーゼとヒドロゲナーゼ ラン藻類 緑藻のヒドロゲナーゼ系を用いた水素生産 光合成細菌 光バイオリアクター 非光合成微生物による嫌気的水素発酵 |
第3節 | 生物的メタン生産 |
| メタン発酵技術の概要 メタン発酵法の原理と特徴 メタン発酵汚泥中のメタン生成菌 高速メタン発酵法 固体有機廃棄物の高速メタン発酵技術の進展 |
|
|
第4節 | 生物的石油生産 |
| 生物における炭化水素の役割 緑藻類によるアルケンの生成 石油を嫌気的(微好気的)に分解する細菌 石油菌の特殊な石油代謝経路 石油菌による石油生産 石油菌の炭化水素合成経路 石油は今でも微生物により作られつづけているか |
第5節 | 複合酵素反応によるATPの生産 |
| ATP生産プロセス概観 C.ammoniagenesを用いるATP生産プロセス ATP生産プロセスの改善 |
第6節 | 静止菌体のATP再生活性を利用した物質生産法 |
| バイオ法による物質生産の利点と限界 実用的なATP再生系 大腸菌の静止菌体化 異菌体間共役反応法 自己共役反応法によるグルタチオン生産法 |
|
|
 |
グリーンテクノロジー―廃棄物処理,ゼロエミッション,リサイクル |
|
第1節 | 世界の動向,日本の動向 |
| 工業の持続可能性:達成可能な目標 バイオテクノロジーの利用への障害 |
第2節 | ボトルネックとポテンシャル |
| 課題とポテンシャル メーカーはなぜバイオテクノロジーに注目するのか ある企業の環境報告への取組み |
第3節 | LCAとグリーンテクノロジー |
| LCAの一般的な手順 LCAにおける環境影響の統合評価 LCAとグリーンテクノロジー |
|
|
第4節 | ケーススタディ |
| グリーンプロダクト ゼロエミッションネットワークとグリーンテクノロジー |
第5節 | R&Dとオポチュニティー |
| 応用研究と実証プロジェクト 新規生物触媒の探索 バイオテクノロジー研究の新しい方向 |
|
|
特別座談会将来の大展開に向けて―第5編 |
|
本ハンドブックの結びに代えて |
|
微生物利用の未来展望「ヒトよりすごい微生物遺伝子」 |
|
●学名索引 |
|
●略語一覧 |
|
●事項索引 |
|
●監修者・編集委員プロフィール |
|
|
|