第1章 | 人工臓器用バイオマテリアル |
1節 | 歯科─ 金属材料系 <米山 隆之> |
1 | 歯科材料 |
2 | 成形修復 |
3 | 歯冠修復 |
4 | 欠損補綴 |
5 | 歯科鋳造用合金 |
6 | その他 |
2節 | 整形外科 <茂呂 徹> |
1 | はじめに |
2 | 生体材料の種類と用途 |
3 | 人工関節 |
3節 | 循環器─人工心臓T:次世代型人工心臓研究開発の現況<巽 英介> |
1 | はじめに |
2 | 人工心臓の歴史と現在の開発目標 |
3 | 全置換型人工心臓(TAH)と補助人工心臓(VAD) |
4 | 拍動流人工心臓と連続流人工心臓 |
5 | 体内埋込み型人工心臓 |
6 | 拍動流型VAD の開発 |
7 | 連続流型VAD の開発 |
8 | おわりに |
4節 | 循環器─人工心臓U <西村 隆> |
5節 | 代謝系─人工腎臓T <小泉 智徳> |
1 | はじめに |
2 | 人工腎臓(透析)膜の特徴 |
3 | 分子量分画性 |
4 | 生体適合性について |
5 | 透析治療施行手法 |
6 | おわりに |
6節 | 代謝系─人工腎臓U <秋澤 忠男> |
1 | はじめに |
2 | 透析を要する患者の現況 |
3 | 透析療法に求められる透析膜の特性/4 透析療法の現状 |
5 | 透析療法の展望 |
7節 | 皮膚T(皮膚関連バイオマテリアル) <平 嗣良> |
1 | はじめに |
2 | 皮膚とバイオマテリアル |
3 | 人工真皮 |
4 | 皮膚関連バイオマテリアルの商業的および薬事的側面 |
5 | おわりに |
8節 | 皮膚U(人工真皮) <河合 勝也/森本 尚樹/鈴木 茂彦> |
1 | はじめに |
2 | 人工真皮の問題点と最新の臨床応用 |
3 | 人工真皮+ bFGF 併用療法 |
4 | bFGF 徐放性人工真皮の開発 |
5 | 医師主導型臨床治験 |
6 | 自家培養真皮 |
7 | 人工真皮の今後の課題 |
9節 | 安全性と機能性に優れた医療用接着剤 <玄 丞烋> |
1 | はじめに |
2 | 研究内容 |
3 | おわりに |
第2章 | 再生医療・組織工学用バイオマテリアル |
1節 | 材料系バイオマテリアル |
1 | アモルファスポリマーが創り出す組織再生用マテリアル <渡邉 順司> |
1.1 | ポリマーバイオマテリアル |
1.2 | アモルファスポリマー |
1.3 | 親水─ 疎水型ブロックポリマーが示す自発的な連通管構造の構築 |
1.4 | アモルファスポリマーが示す選択的な分子の取込み |
2 | 細胞の再生誘導能力を高める新世代型バイオマテリアル <田畑 泰彦> |
2.1 | 再生医療におけるバイオマテリアルの重要性 |
2.2 | 細胞の再生誘導能力を高めるバイオマテリアルを利用した再生治療の実際 |
2.3 | 再生医療に対するバイオマテリアル技術の新しい展開 |
2.4 | ますます高まる再生医療へのバイオマテリアルの貢献 |
3 | ハニカムフィルムによる細胞機能制御 <河野 喬仁/下村 政嗣> |
3.1 | はじめに |
3.2 | 自己組織化によるハニカム状多孔質フィルムの作製 |
3.3 | ハニカム状多孔質フィルム上での細胞培養 |
3.4 | おわりに |
4 | 高分子超薄膜(ナノシート)の外科手術用創傷被覆材 <藤枝 俊宣/武岡 真司> |
4.1 | はじめに |
4.2 | ナノシートの作製およびその物性 |
4.3 | ナノシートの創傷被覆材としての医療応用 |
4.4 | 薬物担持ナノシートの作成と評価 |
4.5 | 細胞足場用機能性薄膜への展開 |
4.6 | おわりに |
5 | 骨ナノ構造の再現─水酸アパタイトとコラーゲンの自己組織化─ <菊池 正紀> |
5.1 | 生体の模倣 |
5.2 | 骨の進化と階層構造 |
5.3 | 骨のナノ構造の模倣 |
5.4 | HAp/Col 骨類似ナノ複合体の生体反応 |
6 | 組織再生に有用なコラーゲンビトリゲルの開発 <竹澤 俊明> |
6.1 | はじめに |
6.2 | 第1世代コラーゲンビトリゲル |
6.3 | 第2世代コラーゲンビトリゲル |
6.4 | おわりに |
7 | リン原子含有ポリマーのバイオマテリアルへの応用 <岩ア 泰彦> |
7.1 | はじめに |
7.2 | 歯科材料 |
7.3 | 血液適合性ポリマー |
7.4 | 組織工学用材料 |
7.5 | 薬物輸送担体 |
7.6 | おわりに |
8 | セルコンテナー <金野 智浩> |
8.1 | はじめに |
8.2 | 細胞親和性環境(セルコンテナー) |
8.3 | セルコンテナー内への非侵襲細胞固定および機能評価 |
8.4 | おわりに |
9 | 再生医療のためのナノゲル基盤ヒドロゲル <下田 麻子/秋吉 一成> |
9.1 | はじめに |
9.2 | ナノゲル架橋ゲルの設計 |
9.3 | ナノゲルによる骨吸収抑制ペプチドの徐放制御 |
9.4 | ナノゲル─骨形成タンパク質複合体による骨再生 |
9.5 | ナノゲル架橋ゲルの骨再生誘導膜への応用 |
9.6 | おわりに |
10 | 幹細胞分化誘導型バイオマテリアル <山下 敦/山岡 哲二> |
2節 | 細胞系バイオマテリアル |
1 | 細胞シート工学による機能性組織の構築 <熊代 善一/小林 純/岡野 光夫> |
2 | 人工ゲルによる幹細胞機能制御 <菱川 慶一> |
2.1 | はじめに |
2.2 | 合成ハイドロゲルによるゲノム安定性制御 |
2.3 | 合成ハイドロゲルによる分化誘導制御 |
2.4 | おわりに |
3 | プリンティング技術で生きた生体組織を作り出す「バイオプリンティングからバイオファブリケーションへ」 <岩永進太郎/中村 真人> |
3.1 | はじめに |
3.2 | 細胞を利用した組織の再構築技術 |
3.3 | 印刷技術の応用:バイオプリンティング技術で細胞を3次元印刷する |
3.4 | バイオファブリケーション用のゲル材料の開発─バイオマテリアルの重要性─ |
3.5 | バイオファブリケーション用のゲル材料の検討─我々の取組み─ |
3.6 | おわりに |
4 | テーラーメード型3 次元細胞複合組織 <松崎 典弥/明石 満> |
4.1 | はじめに |
4.2 | 細胞積層法 |
4.3 | 血管モデル組織の構築と薬剤応答評価 |
4.4 | インクジェットプリントを応用した組織チップの構築と薬剤応答評価 |
4.5 | 細胞集積法による血管網を有する積層組織の短期構築 |
4.6 | まとめ |
5 | 脱細胞組織 <山岡 哲二/藤里 俊哉> |
5.1 | はじめに |
5.2 | 組織工学におけるスキャホールド |
5.3 | 脱細胞組織 |
5.4 | 最後に |
6 | 絹フィブロインによる細胞支持担体 <玉田 靖> |
6.1 | はじめに |
6.2 | フィブロイン |
6.3 | フィブロインフィルム |
6.4 | フィブロインスポンジ |
6.5 | フィブロイン材料と細胞 |
6.6 | フィブロイン材料と再生医療 |
6.7 | おわりに |
7 | 幹細胞分離カラム <馬原 淳/山岡 哲二> |
7.1 | はじめに |
7.2 | 幹細胞と細胞分離法 |
7.3 | 幹細胞分離カラム |
7.4 | おわりに |
第3章 | DDS用バイオマテリアル |
1節 | 生分解性インジェクタブルポリマー <大矢 裕一> |
1 | インジェクタブルポリマーとは |
2 | 化学架橋型 |
3 | 物理架橋型 |
4 | おわりに |
2節 | 免疫とDDS <高橋 治子/秋吉 一成> |
1 | はじめに |
2 | アジュバント |
3 | 経粘膜ワクチン |
4 | がん免疫ワクチン |
5 | おわりに |
3節 | 機能性デンドリマーとDDS <河野 健司> |
1 | デンドリマーについて |
2 | バイオナノマテリアルとしてのデンドリマー |
3 | デンドリマー─ ドラッグコンジュゲート |
4 | 機能性デンドリマー |
5 | デンドリマー遺伝子ベクター |
6 | おわり |
4節 | バブルリポソームを利用したDDS <鈴木 亮/小田 雄介/丸山 一雄> |
1 | はじめに |
2 | バブルリポソームについて |
3 | ソノポレーションを利用した遺伝子デリバリー |
4 | 微小気泡と超音波の併用による遺伝子デリバリー |
5 | ソノポレーションを利用した薬物デリバリー |
6 | おわりに |
5節 | 多機能性エンベロープ型ナノ構造体による遺伝子デリバリー <小暮健太朗/林 泰弘/原島 秀吉> |
1 | 新たなパッケージングコンセプト |
2 | R8 ─MEND |
3 | 多重型MEND(T─MEND) |
4 | in vivo delivery of R8─MEND |
5 | 今後の展望 |
6節 | 温度応答性高分子ミセルとDDS <中山 正道> |
1 | はじめに |
2 | 温度応答性高分子ミセル |
3 | 温度応答性高分子ミセル型キャリア |
4 | おわりに |
7節 | 機能性ポリマーによる遺伝子キャリア <位 啓史> |
1 | はじめに |
2 | 生体適合性カチオンポリマー |
3 | ナノミセル型遺伝子キャリア |
4 | まとめ |
8節 | β─1,3─ グルカン/DNA 複合体の性質と核酸医薬DDS への応用 <櫻井 和朗/望月 慎一> |
1 | はじめに |
2 | シゾフィラン(SPG)/核酸複合体 |
3 | DNA/SPG 複合体の安定性
4 | DNA/SPG 複合体の抗原提示細胞特異性 |
5 | CpG─DNA のデリバリーへの応用 |
6 | アンチセンスDNA のデリバリーへの応用 |
7 | おわりに |
9節 | 中空タンパク質ナノカプセル(バイオナノカプセル)を用いる遺伝子・薬物のピンポイントDDS <良元 伸男/黒田 俊一> |
1 | はじめに |
2 | バイオナノカプセルコンセプトの着想 |
3 | バイオナノカプセルの生産 |
4 | バイオナノカプセル内部への物質封入法の変遷 |
5 | バイオナノカプセルの再標的化 |
6 | バイオナノカプセルの最近の動向 |
10節 | 「ポリロタキサン」の超分子構造による薬物キャリア <由井 伸彦> |
1 | はじめに |
2 | 細胞内分解性ポリロタキサン設計と可動性リガンドによる多価相互作用の亢進 |
3 | 細胞内分解性ポリロタキサンによる遺伝子デリバリー |
4 | おわりに |
11節 | 深部がん血管内治療用セラミック微小球 <川下 将一/李 志霞> |
1 | はじめに |
2 | 血管内放射線治療用セラミック微小球 |
3 | 温熱治療用セラミック微小球/4 おわりに |
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