監訳にあたって
翻訳にあたって

 
 

 水:自然が生んだ不思議
1.1物質の相
1.2原子モデル
1.3分子モデル
1.4分子モデルで使われる価電子:ルイス構造
1.5電子対の3 次元配置
1.6水分子の極性
1.7水が室温で液体になっている理由
1.8水の中の水素結合が果たすその他の構造的役割
 
1.9生体分子の中の水素結合
1.10相変化:液体から気体への変化
1.11分子の計数:モルの概念
1.12 水の比熱:地球の保温メカニズム
1.13章のまとめ
1.14展開事項:液体の粘度
 第1章 章末問題
 

 水溶液と溶解度
2.1溶液中の物質
2.2極性分子の水溶液
2.3イオン化合物水溶液の特徴
2.4イオン化合物の形成
2.5イオン化合物の溶解にともなうエネルギー変化
2.6イオン溶液からの沈殿反応
2.7イオン化合物の溶解度則
2.8濃度とmol 単位で表した物質量
2.9質量・モル・体積の計算
 
2.10溶液反応の化学量論
2.11気体の水溶液
2.12水自身の間での酸塩基反応
2.13水溶液中の酸と塩基
2.14プロトン移動反応の拡張−ルシャトリエの原理
2.15章のまとめ
2.16展開事項:CO2 と炭素循環
 第2章 章末問題
 

 原子の起源
3.1分光学そして星と宇宙の組成
3.2裸の原子:原子核
3.3宇宙の進化:星の誕生
3.4核反応
3.5核反応エネルギー
 
3.6宇宙における元素の存在比と原子核の安定性
3.7惑星の生成:地球の誕生
3.8章のまとめ
3.9展開事項:同位体−宇宙の年齢と蜜の甘味
 第3章 章末問題
 

 原子の構造
4.1元素の周期性と周期表
4.2原子の発光スペクトルと吸収スペクトル
4.3波動としてみた光
4.4粒子としてみた光:光電効果
4.5原子の量子モデル
4.6波動の粒子性と粒子の波動性
4.7原子内電子の波動モデル
4.8原子内電子が持つエネルギー:原子が崩壊しない理由
 
4.9多電子原子:電子スピン
4.10周期性と電子殻の関係
4.11波動方程式と原子軌道
4.12章のまとめ
4.13展開事項:球対称を持つ電子波のエネルギー
 第4章 章末問題
 

 分子の構造
5.1異性体
5.2ルイス構造と異性体の分子模型
5.3σ型分子軌道
5.4シグマ軌道と分子の幾何構造
5.5多重結合
5.6π型分子軌道
5.7非局在化軌道
 
5.8分子の幾何構造の表現法
5.9立体異性
5.10官能基:生命を面白くするしくみ
5.11分子認識
5.12章のまとめ
5.13展開事項:反結合性軌道と酸素
 第5章 章末問題
 

 化学反応
6.1化学反応の分類
6.2イオン化合物の沈殿反応
6.3ルイス酸とルイス塩基:定義
6.4ルイス酸とルイス塩基:ブレンステッド−ローリーの酸塩基反応
6.5ルイス/ ブレンステッド−ローリー塩基および酸の強度予測
6.6ルイス酸とルイス塩基:金属イオン錯体
6.7ルイス酸とルイス塩基:求電子試薬と求核試薬
 
6.8形式電荷
6.9酸化還元反応:電子の移動
6.10酸化還元反応の反応方程式をバランスさせる
6.11含炭素分子の酸化還元反応
6.12章のまとめ
6.13展開事項:滴定実験
 第6章 章末問題
 

 化学におけるエネルギー論:エンタルピー
7.1エネルギーと変化
7.2熱エネルギー(熱)と力学的エネルギー(仕事)
7.3熱エネルギーの移動
7.4状態関数と経路関数
7.5系と外界
7.6熱量測定(カロリメトリー)とエンタルピーの導入
7.7結合エンタルピー
 
7.8標準生成エンタルピー
7.9生体系におけるエネルギーの統御
7.10圧力−容積仕事、内部エネルギー、エンタルピー
7.11エンタルピーから分からないこと
7.12章のまとめ
7.13展開事項:理想気体と熱力学
 第7章 章末問題
 

 エントロピーと分子の秩序性
8.1混合と浸透
8.2確率と変化
8.3混合系における分子配置を計る
8.4巨視的な系における混合と浸透の位置づけ
8.5分子の間でのエネルギー分配
8.6エントロピー
8.7相変化と正味のエントロピー
8.8ギブズ自由エネルギー
8.9化学反応に対する熱力学計算
 
8.10油と水が溶け合わない理由
8.11両親媒性(Ambiphilic)分子:ミセルおよび二重層膜
8.12溶液の束一性
8.13浸透圧の計算
8.14分子組織化の代償
8.15章のまとめ
8.16展開事項:ゴムの熱力学
 第8章 章末問題
 

 化学平衡
9.1平衡の実態
9.2平衡点に対する数学的表現
9.3酸塩基反応と平衡
9.4共役酸塩基対の溶液:緩衝液
9.5タンパク質が持つ酸塩基特性
9.6イオン塩の溶解平衡
 
9.7熱力学と平衡定数
9.8平衡定数の温度依存性
9.9生体系における熱力学
9.10章のまとめ
9.11展開事項:平衡定数の熱力学的基礎
 第9章 章末問題
 

 酸化還元:電気化学
10.1電気分解
10.2化学反応から得られる電流
10.3電池の起電力
10.4半電池電位:還元電位 874
10.5化学電池で得られる仕事量および自由エネルギー
10.6起電力の濃度依存性:ネルンスト式
 
10.7還元電位とネルンスト式
10.8共役レドックス反応
10.9章のまとめ
10.10展開事項:起電力と非酸化還元平衡
 第10章 章末問題
 

 反応経路
11.1変化の道筋
11.2化学変化の速度の測定と表現
11.3反応速度に関する法則
11.4反応の経路すなわち反応機構
11.51次反応
11.6温度と反応速度
 
11.7光:反応を活性化するもう一つの方法
11.8熱力学と反応速度論
11.9章のまとめ
11.10展開事項:酵素の触媒作用
 第11章 章末問題
 
付録A 章末問題解答
付録B  298 K(25℃)における熱力学的データ
付録C  標準還元電位: E°およびE°(pH 7)
索引
 
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