バイオ・メディカル 試読不可 僅少
 糖鎖はその構造の複雑さや多様性により、研究の推進が遅れている状況にあった。しかし、近年のゲノム解析・分析技術の進展により、核酸・タンパク質に続く重要な生命鎖分子であるその構造や機能が、ポストゲノム研究として注目を集めてきている。
 本書では、糖鎖の構造・機能の解明、医療分野への応用、合成法、最新の展開を余すところなく解説。
 
2005年8月19日
本体17,600円+税
608頁
B5
ISBN4-86043-081-6
 
監修者
 谷口 直之 大阪大学大学院医学系研究科生体制御医学生化学・分子生物学(生化学) 教授
 伊藤 幸成 理化学研究所中央研究所細胞制御化学研究室 主任研究員
 
第1編 糖鎖を科学する

糖鎖のしくみ

糖鎖をはかる

糖鎖とタンパク質の品質

レクチン
 
第2編 糖鎖と医療の最新技術

疾病

医療技術の基礎

診断と治療
 
第3編 糖鎖をつくる

化学による合成

迅速合成

酵素による合成

その他の合成法
 
第4編 発展する糖鎖科学

機能性食品としての糖鎖

シュガーボール

糖鎖チップ

グライコデンドリマー

材料としての人工複合糖質高分子

糖鎖集合体の機能:人工糖脂質からガングリオシドまで

バイオセンサ

光アドレス可能電位計測法による集積型糖鎖センサ
 
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