『生物の科学 遺伝』 バックナンバー
■ 2010年11月号 ISBN 978-4-86043-316-1
 
 
 
特集にあたって
小出 剛(国立遺伝学研究所)
 
線虫の行動遺伝学
飯野 雄一(東京大学)
 
ショウジョウバエの行動遺伝学
鳥羽 岳太・小金澤 雅之・山元 大輔(東北大学)
 
ゼブラフィッシュの行動遺伝学
揚妻 正和・岡本 仁(理化学研究所)
 
ソングバードの囀りを制御する神経回路・遺伝子
今井 礼夢・森 千紘・和多 和宏(北海道大学)
 
マウスの行動遺伝学
小出 剛(国立遺伝学研究所)
 
イヌの行動遺伝学
荒田 明香・武内 ゆかり(東京大学)
 
ヒト双生児における性格と遺伝
山形 伸二(慶應義塾先導研究センター)/安藤 寿康(慶應義塾大学)
 
精神疾患の行動遺伝学
治徳 大介・吉川 武男(理化学研究所)
 
いきものの不思議
シロアリの単為生殖による女王位継承
−−分身の術で遺伝的には不死身の女王
松浦 健二(岡山大学)
 
Review
哺乳動物ゲノムに潜むRNAウイルス化石
堀江 真行・朝長 啓造(大阪大学微生物病研究所)
 
磁石を作る細菌のゲノム
松永 是・新垣 篤史(東京農工大学)
 
トピックス
比較ゲノム解析手法を用いて雄特有なゲノムの進化を探る
黒木 陽子(理化学研究所)/藤山 秋佐夫(国立情報学研究所/国立遺伝学研究所)
 
生物多様性ホットスポット・マダガスカルの哺乳類はどこから来たのか?
松井 淳(京都大学霊長類研究所)/長谷川 政美(復旦大学/統計数理研究所)
 
動物家畜化の鍵となる従順さの選択
−−家畜化によって現れたさまざまな変化との関連
田邉 彰(国立遺伝学研究所)
 
バイオイメージング−−画像で迫る驚異の世界
流れを見る−−細胞周りの流れの共焦点マイクロPIV計測
石川 拓司(東北大学)
 
環境保全の現状
鹿児島市で生息が確認されたマングース−−分布拡大の阻止に向けて
船越 公威(鹿児島国際大学)
 
花便り
ポインセチア
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
 
書評・お知らせ
総目次
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次回予告・奥付
 
 
 
■ 2010年9月号 ISBN 978-4-86043-315-4
 
 
 
特集にあたって
渡辺 雄一郎(東京大学)/曳地 康史(高知大学)
 
植物病原性カビの感染戦略
高野 義孝(京都大学)
 
病原性細菌が動物を襲うとき,植物を襲うとき−−3型分泌装置による感染戦略
大西 浩平(高知大学総合研究センター)
 
植物に頼りきりとなった生物「ファイトプラズマ」の寄生戦略
大島 研郎(東京大学)
 
移動手段を手に入れた植物ウイルス
津田 新哉・大西 純(農業・食品産業技術総合研究機構)
 
植物を襲う植物−−寄生植物ストライガとの攻防
白須 賢・吉田 聡子(理化学研究所)
 
植物寄生性線虫がもつ植物ペプチドホルモン様遺伝子の機能とは?
別役 重之・澤 進一郎・福田 裕穂(東京大学)
 
トバモウイルスと植物との相互作用
石橋 和大・石川 雅之(農業生物資源研究所)
 
トピックス
深刻化する生物多様性の危機
藤井 伸二(人間環境大学)
 
ダイズのゲノム解読で何か変わるか?
林 誠(農業生物資源研究所)
 
ジャイアントパンダのゲノムが読まれた
笹川 昇(東海大学)
 
ガ vs. コウモリ−−食われる者と食う者の超音波による熾烈な闘い
中野 亮(農業・食品産業技術総合研究機構)/高梨 琢磨(森林総合研究所)
 
日本におけるカエルツボカビ症
伊藤 元己(東京大学)
 
Review
他殖から自殖へ−−シロイヌナズナにおける繁殖システムの進化をDNAから探る
土松 隆志・清水 健太郎(チューリッヒ大学)
 
環境保全の現状
ヒマラヤにおける氷河縮小の実態をさぐる
藤田 耕史(名古屋大学)
 
バイオイメージング−−画像で迫る驚異の世界
小さなタイムマシンを開く−−有孔虫の石灰化過程の可視化
豊福 高志(海洋研究開発機構)
 
いきものの不思議
不老不死で若返るベニクラゲ類の生活史
久保田 信(京都大学フィールド科学教育研究センター)
 
実験/観察のページ
すぐ使える原生動物教材! コルポーダを使った実習マニュアル
舟谷 亮二・十亀 陽一郎(高知大学)/末友 靖隆(岩国市立ミクロ生物館)/松岡 達臣(高知大学)
 
花便り
ヌルデ(白膠木)
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
 
書評・お知らせ
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次回予告・奥付
 
 
■ 2010年7月号 ISBN 978-4-86043-314-7
 
バイオミネラリゼーション-生命科学と鉱物結晶学の接点-
 
 
口絵
バイオミネラル写真館−−電子顕微鏡で見る生体鉱物の世界
小暮 敏博・向井 広樹・横尾 直樹・奥村 大河・藤井 英子(東京大学)
 
 
バイオミネラリゼーションとは−−緒言に代えて
長澤 寛道(東京大学)
 
バイオミネラリゼーションの起源と進化
遠藤 一佳・更科 功(東京大学)
 
バイオミネラルの鉱物・結晶学的特徴
小暮 敏博(東京大学)
 
真珠形成の分子メカニズム−−基質タンパク質Pifに着目した真珠層形成のメカニズムの解明
鈴木 道生(東京大学)
 
硬骨魚類における耳石の形成メカニズム
都木 靖彰(北海道大学)
 
バイオミネラリゼーション研究の応用−−材料科学
西村 達也・梶山 智司・加藤 隆史(東京大学)
Review
物理的操作で逆巻きの貝を作出
遠藤 文志郎(科学技術振興機構)/黒田 玲子(東京大学)
 
液胞が導く植物免疫
初谷 紀幸(北海道大学)/西村 いくこ(京都大学)
 
トピックス
大規模ゲノム情報からカイコの家畜化過程とその関連遺伝子を探る
伴野 豊(九州大学)/行広 研司(農業生物資源研究所)
 
モロッコのオルドビス紀の地層からカンブリア紀型動物群を発見
大路 樹生(名古屋大学博物館)
 
環境保全の現状
空飛ぶ森の守り神と島々の未来−−オガサワラオオコウモリの生態と保全策
鈴木 創・稲葉 慎(小笠原自然文化研究所)
 
いきものの不思議
擬態の一面をさぐる−−昆虫の体表紋様形成の分子機構
藤原 晴彦・山口 淳一(東京大学)
 
バイオイメージング−−画像で迫る驚異の世界
光シート型顕微鏡DSLMによる生物個体のイメージング
野中 茂紀(基礎生物学研究所)
 
実験/観察のページ
高校生のためのマサバとカサゴの比較解剖マニュアルと図譜の作成
渡辺 採朗(神奈川県立小田原総合ビジネス高等学校)
 
花便り
弁慶柱
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
 
 
書評・お知らせ
第9回 国際バイオEXPO
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次回予告・奥付
 
 
■ 2010年5月号 ISBN 978-4-86043-313-0
 
進化人類学の現在
 
 
特集にあたって
バイオロギングサイエンス−−見えない世界を観る科学
佐藤 克文(東京大学大気海洋研究所)
 
手法-1
エソグラファーを用いた動物の行動解析−−あなたの行動はすべて計算済み
坂本 健太郎(北海道大学)
 
手法-2
加速度から水生動物の姿勢や3次元経路を算出する方法−−“ペンギンストーキング”
塩見 こずえ(東京大学)
 
魚類の行動解析-1
イタチザメの遊泳行動−−海のギャングは効率良く振る舞っているのか?
中村 乙水(東京大学)
 
魚類の行動解析-2
マンボウの奇妙な形態と遊泳様式−−ペンギンみたいに泳ぐ魚
渡辺 佑基(国立極地研究所)
 
爬虫類の行動解析
ウミガメ類の3次元行動解析−−アカウミガメの潜水行動
楢崎 友子(東京大学大気海洋研究所)
 
海鳥類の行動解析-1
ヨーロッパヒメウの潜水と飛行−−海鳥もニュートン力学には逆らえない
綿貫 豊(北海道大学)
 
海鳥類の行動解析-2
加速度波形から判別するオオミズナギドリの飛翔行動−−樹に登らない“多”水薙ぎ鳥
佐藤 克文(東京大学大気海洋研究所)/勝又 信博(東京大学)
 
海生哺乳類の行動解析
アゴヒゲアザラシ幼獣に見られた遊泳能力の急速な発達
−−バタバタ泳ぎからスイスイ熟練スイマーへ
渡辺 佑基(国立極地研究所)
 
陸上動物の行動解析
イエネコ・ヤマネコの行動解析−−ネコの動きを“描写”する
渡辺 伸一(福山大学)
 
Review
微小重力環境におけるマウスの受精と発生−−人類は宇宙で繁栄できるか?
若山 清香(理化学研究所)/河原 裕美(広島大学病院)/弓削 類(広島大学)/若山 照彦(理化学研究所)
 
トピックス
2009年ノーベル医学生理学賞を読み解く−−テロメアおよびテロメラーゼの構造・機能解明の意義
中岡 秀憲・石川 冬木(京都大学)
 
DNAバーコードにより寿司ネタの誤表示が発覚
伊藤 元己(東京大学)
 
グローバルなデータ解析から明らかになったアマモ場の世界的減少
仲岡 雅裕(北海道大学)
 
ヒトとサルを分けるアミノ酸配列
笹川 昇(東京大学)
 
環境保全の現状
変貌する釧路湿原東部湖沼の生態系−−不可逆的な生態系劣化の予防とその再生
高村 典子(国立環境研究所)
 
いきものの不思議
風変わりな水生被子植物−−カワゴケソウ科の植物
加藤 雅啓(国立科学博物館)
 
花便り
風車(クレマチス)
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
 
書評・お知らせ
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次号予告・奥付
 
 
■ 2010年3月号 ISBN 978-4-86043-312-3
 
進化人類学の現在
 
 
特集にあたって
内田 亮子(早稲田大学)
 
人間の理解と進化人類学
内田 亮子(早稲田大学)
 
配偶者選択と好みの文化伝達
井原 泰雄(東京大学)
 
男女で異なる移住パターンとヒトゲノム多様性
太田 博樹(東京大学)
 
利他性の進化認知科学
小田 亮(名古屋工業大学)
 
進化人類学の現在
 
 
特集にあたって
大政 謙次(東京大学)
 
野菜や茶の品質とその評価法
堀江 秀樹/林 宣之/氏原 ともみ(農業・食品産業技術総合研究機構)
 
青果物の収穫後の品質変化と鮮度保持
長谷川 美典(農業・食品産業技術総合研究機構)
 
米および米加工品のDNA判別
大坪 研一(新潟大学)
 
微弱光計測による食品の品質評価
萩原 昌司(農業・食品産業技術総合研究機構)・齋藤 高弘(宇都宮大学)
 
機能リモートセンシングによる穀類の品質管理
松田 真典/保坂 幸男(サタケ)・大政 謙次(東京大学)
 
グリーンハウスオートメーション−−栽培の自動化と品質管理,そして環境対策
大政 謙次(東京大学)
 
 
トピックス
フェロモンの歴史と現在−−「フェロモン」誕生50年の節目にあたって,
中 秀司(鳥取大学)
植物が水没するとき−−イネの水没への適応戦略から
長田 敏行(法政大学)
初潮と閉経に相関する遺伝子が同定された
石浦 章一(東京大学)
 
いきものの不思議
カメはどうやって甲羅を作ったのか?
長島 寛/倉谷 滋(理化学研究所)
 
Review
生殖系列に寄与する非ヒトトランスジェニック霊長類の作出
前田 拓志/佐々木 えりか/岡野 栄之(慶應義塾大学,他)
 
バイオイメージング−−画像で迫る驚異の世界
病原細菌,マイコプラズマのユニークな滑走運動を支える細胞骨格
宮田 真人/中根 大介(大阪市立大学)
 
実験/観察のページ
自然選択による進化を学ぶ教材origami bird (Avis papyrus)−−実践から見えてきたさらなる改良への方向性
山野井 貴浩(白鴎大学足利高等学校)
 
花便り

稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
書評・お知らせ
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次号予告・奥付
 
 
■ 2010年1月号 ISBN 978-4-86043-311-6
 
 
 
日本の化学合成生物群集研究の系譜-緒言にかえて
藤倉 克則(海洋研究開発機構)・延原 尊美(静岡大学)
 
化石から見た化学合成生態系の進化史
ジェンキンズ ロバート(東京大学海洋研究所)
 
メタン湧水場の地下断面からシロウリガイ類繁栄の背景をさぐる
延原 尊美(静岡大学)
 
日本産シロウリガイ類化石の分類と分布
天野 和孝(上越教育大学)
 
化石からいかに化学合成生態系の情報を引き出すか?
貝殻に残された親生元素安定同位体による解析
山中 寿朗(岡山大学)
 
熱水から始まる微生物生態系
山本 啓之(海洋研究開発機構)
 
深海メタン湧出域における真核微生物の多様性
真正細菌でも古細菌でも動物でもない生物の存在
瀧下 清貴(海洋研究開発機構)
 
深海化学合成生物群集の幼生分散
頼末 武史(東京大学海洋研究所)・渡部 裕美(海洋研究開発機構)
 
DNAからみる熱水噴出域と湧水域の生物群集のつながり
渡部 裕美(海洋研究開発機構)・小島 茂明(東京大学海洋研究所)
 
シンカイヒバリガイ類と近縁なイガイ類の系統と分類学的問題
宮崎 淳一/別符 沙織(山梨大学)・藤原 義弘(海洋研究開発機構)
 
化学合成生態系の多毛類を覗く
特にムカシゴカイ科多毛類について
大越 和加(東北大学)
 
いきものの不思議
イリオモテヤマネコ--水の島のヤマネコ
伊澤 雅子/中西 希(琉球大学)
 
Review
花粉管誘引物質LUREの発見が解き明かす植物の助細胞の機能
笠原 竜四郎/東山 哲也(名古屋大学)
 
環境保全の現状
磯焼けのしくみ----海中林に支えられる沿岸岩礁域の生物生産と種多様性の保全
吾妻 行雄(東北大学)
 
実験/観察のページ
安全で簡便に行えるDNAの電気泳動実験
本橋 晃(雙葉高等学校)
 
トピックス
髪の毛がなくなる遺伝
石浦 章一(東京大学)
マウスをモデルにヒトの研究をする是非
笹川 昇(東京大学)
 
花便り
寒牡丹
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
書評・お知らせ
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