『生物の科学 遺伝』 バックナンバー
■ 2011年11月号 ISBN 978-4-86043-347-5
 
 
 
特集にあたって
佐藤 矩行・川島 武士(沖縄科学技術研究基盤整備機構)
 
多細胞動物の起源と進化のゲノム科学
川島 武士(沖縄科学技術研究基盤整備機構)
 
動物の発生と進化の遺伝子発現調節ネットワーク――ゲノムからの挑戦
將口 栄一(沖縄科学技術研究基盤整備機構)
 
深海化学合成共生細菌のゲノムと共生の進化
丸山 正・高木 善弘・吉田 尊雄(海洋研究開発機構)
 
サンゴ礁のゲノム科学
新里 宙也(沖縄科学技術研究基盤整備機構)
 
水産科学へのゲノムの挑戦
渡部 終五・木下 滋晴・浅川 修一(東京大学)
 
深海底(海洋堆積物)のメタゲノミクス解析
高見 英人(海洋研究開発機構)
 
【コラム】マリンゲノミクスへの期待
藤山 秋佐夫(国立情報学研究所/国立遺伝学研究所)
 
環境保全の現状
津波被災標本を救う――つながる博物館をめざして
鈴木 まほろ・大石 雅之(岩手県立博物館)
 
Review
鳥類の指の発生から考える動物形態の多様性進化
田村 宏治・野村 直生(東北大学)
 
自然免疫における核酸認識機構――核酸センサーRIG-Iと制御因子ZAPS
岡 晃教・山田 大翔・林 真寛(北海道大学遺伝子病制御研究所)
 
がんとニオイ――がん探知犬を用いた検討
園田 英人(有田共立病院/九州大学)/鴻江 俊治・前原 喜彦(九州大学)
 
トピックス
歩くサボテンと節足動物の進化
遠藤 一佳(東京大学)
 
環境応答性ゲノム――ミジンコのゲノム
國枝 武和(東京大学)
 
アメリカクロクマの冬眠――意外と体温は下がらない
笹川 昇(東海大学)
 
いきものの不思議
「光る」という形質はいかにして進化したのか?
大場 裕一(名古屋大学)
 
花便り
公孫樹(銀杏)
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
 
◆ 書評/お知らせ
◆ 総目次
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次回予告・奥付
 
 
■ 2011年9月号 ISBN 978-4-86043-346-8
 
 
 
特集にあたって
占部 城太郎・中静 透(東北大学)
 
自然変動する海洋生物資源の持続的利用
渡邊 良朗(東京大学大気海洋研究所)
 
リン資源の枯渇と農業生産への有効利用
齋藤 雅典(東北大学)
 
生物間相互作用を利用した資源低投入型の害虫管理
安田 弘法(山形大学)
 
自然免疫機構を利用した感染制御
倉田 祥一朗・後藤 彰(東北大学)
 
人工林景観における生物多様性の保全――マトリックス管理の概念と応用
山浦 悠一(北海道大学)
 
自然攪乱に基づくエコシステムマネジメント――破壊される必要性
森 章(横浜国立大学)
 
適応型技術・生態系サービスを考慮に入れた森林管理の経済分析
木島 真志(琉球大学)/吉本 敦(統計数理研究所)
 
持続的社会に向けた河川における生態系保全・管理
萱場 祐一(土木研究所)
 
【コラム】
生物多様性の保全へ向けた企業の責任と取り組み
――企業保有地における生物多様性保全
木村 幹子(東北大学)/三浦 隆(竹中工務店)/足立 直樹(レスポンスアビリティ)
 
【コラム】
自然の機能を利用した水質浄化技術
中野 和典(東北大学)
 
トピックス
海洋生態系を支える植物プランクトンの過去100年間の変化
吉田 丈人(東京大学)
 
トカゲから垣間見える性決定機構の多様な進化
岡本 卓(国立環境研究所)
 
記憶力を良くしたい!――インスリン様成長因子II (IGF-II) のはたらき
二井 勇人(東北大学)
Review
シダ植物イヌカタヒバのゲノム解読――陸上植物の進化研究の一里塚
西山 智明(金沢大学学際科学実験センター)/長谷部 光泰(基礎生物学研究所)
 
平らな葉を縮れ葉にしてわかったこと――葉の形を決める遺伝子ネットワークの新たな発見
小山 知嗣(京都大学)
 
覚醒を維持する神経ネットワーク
山中 章弘(岡崎統合バイオサイエンスセンター)
 
バイオイメージング――画像で迫る驚異の世界
細胞性粘菌の集合流形成における細胞間シグナル伝播
――超高感度蛍光Ca2+プローブによる可視化
堀川 一樹(国立遺伝学研究所)/永井 健治(北海道大学電子科学研究所)
 
 
花便り
曼珠沙華(彼岸花)
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
◆ お知らせ
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次回予告・奥付
 
 
■ 2011年7月号 ISBN 978-4-86043-345-1
 
 
 
特集にあたって
佐倉 統(東京大学)
 
社会脳とは何か
藤井 直敬(理化学研究所)
 
脳神経科学と経済学
二本杉 剛(早稲田大学)/西條 辰義(大阪大学社会経済研究所)
 
脳神経科学と政治学
加藤 淳子(東京大学)
 
脳神経科学と美学
川畑 秀明(慶應義塾大学)
 
脳神経科学と教育
安藤 寿康(慶應義塾大学)
 
脳神経科学と性差
北澤 茂(順天堂大学)
 
脳神経科学と社会
佐倉 統(東京大学)
 
【コラム】
脳神経科学と宗教
本田 学(国立精神・神経医療研究センター)
 
【コラム】
ゲーム脳と脳トレをどう考えるか
水島 希(東京大学)
 
【コラム】
中等教育と脳神経科学
長神 風二(東北大学)
 
いきものの不思議
右利きのヘビと左巻きのカタツムリ
細 将貴(オランダ生物多様性センター ナチュラリス)
 
トピックス
ヒトの涙に含まれる社会的化学信号――女性の涙は男性の性欲を減退させる
松村 幸一・東原 和成(東京大学)
 
受動喫煙が健康に及ぼす影響――世界規模では初の報告
笹川 昇(東海大学)
 
グレリンのアシル化阻害による血糖と体重のコントロール
柴崎 芳一(東京大学先端科学技術研究センター)
Review
ヒトの概日時計を評価するための新手法
明石 真(山口大学時間学研究所)
 
クロロフィルを緑にする酵素と関連タンパク質
栗栖 源嗣(大阪大学蛋白質研究所)
 
環境保全の現状
身近な生き物を通じて環境保全を考える――絶滅危惧種ニホンザリガニと特定外来生物ウチダザリガニを取り巻く問題
中田 和義(岡山大学)
 
花便り
紫陽花(アジサイ)
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
◆ 書評
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次回予告・奥付
 
 
■ 2011年5月号 ISBN 978-4-86043-344-4
 
 
 
特集にあたって  「種の多様性」と「遺伝子の多様性」
正木 春彦(東京大学)
 
原核生物の種概念
横田 明(東京大学分子細胞生物学研究所))
 
土壌微生物の多様性
大塚 重人(東京大学)/西山 雅也(長崎大学)
 
海洋微生物の多様性
木暮 一啓(東京大学大気海洋研究所)
 
光合成微生物の多様性
田辺 雄彦・渡邉 信(筑波大学)
 
地殻内生命圏と遺伝子の多様性
布浦 拓郎(海洋研究開発機構)
 
バイオフィルム
押木 守・岡部 聡(北海道大学)
 
腸内常在菌の多様性
辨野 義己(理化学研究所)
 
メタゲノミクスで見る微生物の多様性
谷口 亮人(近畿大学)/金子 亮・Mア 恒二(東京大学大気海洋研究所)
 
トピックス
種分化の分子生物学――最近の研究から見えてきたこと
澤村 京一・前原 一慶・村田 孝順(筑波大学)
 
ゲノム合成時代の幕開け
片岡 正和(信州大学)/板谷 光泰(慶應義塾大学先端生命科学研究所)
 
緑のかおりの不思議な機能
高林 純示(京都大学生態学研究センター)
 
濡れたクモの糸には方向性をもった水収集能力がある
大崎 茂芳(奈良県立医科大学)
 
Review
マウス生体内にラットの膵臓を作製
小林 俊寛(科学技術振興機構 中内幹細胞制御プロジェクト)/
中内 啓光(東京大学医科学研究所)
 
神経細胞が突起の長さを検知する仕組みと神経細胞の対称性の破れ
鳥山 道則・作村 諭一・稲垣 直之(奈良先端科学技術大学院大学)
 
バイオイメージング――画像で迫る驚異の世界
細胞がものを食べる仕組み
初沢 清隆・和田 郁夫(福島県立医科大学附属生体情報伝達研究所)/
櫻井 千恵(福島県立医科大学)
 
いきものの不思議
ないない尽くしの謎の動物――珍渦虫の進化と系統
中野 裕昭(筑波大学下田臨海実験センター)
 
環境保全の現状
諫早湾閉め切り以降の有明海奥部の底生動物相の変化
佐藤 慎一(東北大学総合学術博物館)
 
花便り
時計草(パッションフラワー)
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
 
◆ 書評
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次回予告・奥付
 
 
■ 2011年3月号 ISBN 978-4-86043-343-7
 
 
 
特集にあたって
大政 謙次(東京大学)
 
広域大気汚染の現状
アジア広域大気汚染と東アジア酸性雨モニタリングネットワークの進展
秋元 肇(日本環境衛生センター アジア大気汚染研究センター)
 
全国規模多地点における広域大気汚染物質観測
――全国環境研協議会酸性雨広域大気汚染調査研究部会の活動
村野 健太郎(法政大学)/他
 
植生影響
樹木に対するオゾンと酸性降下物の影響
伊豆田 猛(東京農工大学)
 
水稲の収量・品質および稲わら飼料に及ぼすオゾンの影響
河野 吉久(電力中央研究所 環境科学研究所)
 
植物への大気汚染ガスストレスを遺伝子発現から診断する
塚原 啓太(筑波大学)/佐治 光・玉置 雅紀(国立環境研究所)
 
植生影響評価法
空間情報を用いた対流圏オゾンの植生影響評価法
星加 康智・清水 庸・大政 謙次(東京大学)
 
リモートセンシングによる植生衰退状況のモニタリング
清水 庸・石村 彰大・大政 謙次(東京大学)
 
トピックス
光化学オキシダント生成物質である炭化水素ガスの植物による放出と吸収
谷 晃(静岡県立大学環境科学研究所)
 
トピックス
雌間競争が強くなると,雌がより装飾的になり,性的二型が小さくなる
――ムクドリ科の共同繁殖種における性的二型の縮小と雌への選択圧の増大
長谷川 寿一(東京大学)
 
熟睡する種子――アブシシン酸の受容と信号伝達
佐野 俊夫(法政大学)
 
Review
海洋生物のセンサスが明らかにした日本近海の高い生物多様性
藤倉 克則(海洋研究開発機構)
 
最古の脊椎動物ヌタウナギの下垂体における生殖腺刺激ホルモンの進化的起原
野崎 眞澄(新潟大学理学部附属臨海実験所)
 
自己免疫応答中枢としてのT細胞の分化機序Th17細胞と転写制御因子IκBζ
岡本 一男・高柳 広(東京医科歯科大学)
 
環境保全の現状
八重山諸島西表島におけるゲンゴロウ類の生息状況と保全
北野 忠(東海大学)
 
実験/観察のページ
高校生のためのダフニアの観察マニュアルと図譜の作成
渡辺 採朗(神奈川県立小田原総合ビジネス高等学校)
 
花便り
方波見(カタバミ)
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
 
◆ 書評
[レポート]コメッセ2010
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次回予告・奥付
 
 
 
■ 2011年1月号 ISBN 978-4-86043-342-0
 
 
 
特集にあたって
深津 武馬(産業技術総合研究所)
 
シロアリの腸内共生微生物群集―木質消化を担うバイオリアクター
北出 理(茨城大学)
 
アブラムシの細胞内共生―宿主の発生過程に組み込まれた内部共生細菌のゆくえ
古賀 隆一(産業技術総合研究所)
 
マルカメムシのカプセルと腸内共生細菌―ありふれた昆虫の知られざる行動
細川 貴弘(産業技術総合研究所)
 
母性愛あふれるツノカメムシ―子の保護行動と共生細菌塗布器官
工藤 慎一(鳴門教育大学)/菊池 義智(産業技術総合研究所)
 
ベニツチカメムシは孵化直前に細菌を渡す―卵塊のケアと共生細菌塗布行動
弘中 満太郎(浜松医科大学)/向井 裕美(佐賀大学)/細川 貴弘(産業技術総合研究所)
 
クヌギカメムシの卵塊ゼリー―雑木林の樹皮上で育つ幼虫の秘密
貝和 菜穂美(東京大学)/細川 貴弘(産業技術総合研究所)
 
ホソヘリカメムシの幼虫は土壌から共生細菌を取り込む―昆虫でみつかった垂直伝達なしの相利共生
菊池 義智(産業技術総合研究所)
 
ヒメナガカメムシの細胞内共生細菌―共生器官の進化的起源をさぐる
松浦 優(筑波大学)
 
昆虫と菌類の共生―キノコ栽培を始めたシロアリとアリ
山田 明徳(琉球大学熱帯生物圏研究センター)
 
トピックス
 
ネアンデルタール人のゲノム配列
遠藤 一佳(東京大学)
 
肥満の遺伝学―ありふれた病気の遺伝的素因解明に向けて
高田 豊行(国立遺伝学研究所)
 
体に模様を描き込む仕組み―昆虫における斑紋形成の進化と分子機構
田尻 怜子・林 茂生(理化学研究所)
 
海洋細菌由来食物繊維分解酵素をヒト腸内常在菌が取り込んだ
辨野 義己(理化学研究所)
 
キュウリのドラフトシークエンス
長田 敏行(法政大学)
 
いきものの不思議
一生を一枚の葉で過ごす植物とその仲間たち
西井 かなえ(国立台湾大学)/Michael Möller(王立エジンバラ植物園)/
長田 敏行(法政大学)
 
バイオイメージング―画像で迫る驚異の世界
顕微鏡画像の定量評価と自動分類から気孔開閉運動の仕組みを探る
桧垣 匠・朽名 夏麿・馳澤 盛一郎(東京大学)
 
Review
外来種ココポーマアカフジツボの越境と遺伝的特性
山口 寿之(神奈川大学)/他
 
毒即是薬 薬即是毒―ホルメティック回路による生体防御
三輪 錠司・長谷川 浩一(中部大学)
 
抗腫瘍効果を発揮する免疫担当細胞NKT細胞のiPS細胞からの分化誘導
渡会 浩志・谷口 克(理化学研究所)
 
花便り
福寿草
稲冨 茂樹(旭有機材工業)
 
 
書評・お知らせ
総目次
◆ 遺伝学普及会コーナー
◆ 次回予告・奥付
 
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