核酸の分子栄養学
 
バイオ・メディカル 品切重版未定
人生100年時代……栄養素としての核酸研究が熱い!!
分子生物学的手法による食の機能研究が広がりを見せる中、
核酸の分子栄養学をその道のスペシャリスト陣がまとめた注目の書!

渡邊昌(元国立健康・栄養研究所理事長)推薦!
本書は気鋭の研究者が結集し核酸の吸収、代謝、排泄など生体内の核酸に
ついて分子栄養学的な視点を含めて分かりやすく解説した教科書である。
人生100年時代に認知症や老化を避け、健康創生に「食」が果たす役割は
大きく、その中でも核酸はこれからの大きな可能性を秘めた栄養素である。
栄養学や生命科学の研究者をはじめ、公衆衛生や公衆栄養を担う学生、
教職員にも広く本書をお薦めしたい。
 
発刊日 2019年5月
定 価 本体2,500円+税
頁 数 202頁
造 本 B5
発行所 (株)エヌ・ティー・エス
ISBN 978-4-86043-614-8 C3047
 
編集 加藤久典、加藤将夫


出版にあたって
略語
第1章 分子栄養学の基礎 
  1-1 栄養学の変遷 
  1-2 情報分子としての核酸の重要性 
  1-3 分子栄養学からニュートリゲノミクスへ 
  1-4 栄養学と分子栄養学の新たな展開 
第2章 核酸の構造と機能 
  2-1 核酸の基本化学構造 
  2-2 DNAの構造 
  2-3 遺伝子の発現と制御 
  2-4 遺伝子発現の調節 
  2-5 RNAの構造と機能 
  2-6 シグナル伝達物質としての核酸 
第3章 核酸の代謝
  3-1 核酸の代謝と基本構造 
  3-2 ヌクレオチドの生合成 
  3-3 ヌクレオチドの異化 
  3-4 核酸の代謝異常と疾患 
  3-5 まとめ 
第4章 核酸の体内動態とトランスポーター 
  4-1 核酸の体内動態 
  4-2 核酸トランスポーター 
  4-3 核酸トランスポーターの遺伝子変異や欠損による影響 
第5章 栄養素としての核酸
  5-1 栄養素としての核酸の歴史 
  5-2 栄養素の分類と働き 
  5-3 栄養素としての核酸 
  5-4 食品中の核酸含量 
  5-5 核酸摂取による尿酸値への影響 
第6章 核酸の生体への影響
  6-1 免疫と核酸 
  6-2 肝機能と核酸 
  6-3 脳機能と核酸 
  6-4 老化・寿命と核酸 
  6-5 生殖・発生からみた核酸の安全性 
  6-6 栄養としての核酸の新たな可能性
第7章 核酸の利用と応用に向けた研究
  7-1 核酸の応用 
  7-2 応用に向けた研究成果

索引
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