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分離工学を体系化し、横断的な理解により、低エネルギー・
高精度な分離操作の実現へ!
ガスや液体中の特定成分を分離するための分離工学の重要性が
増しています。SDGsを達成するため,地球温暖化問題では二酸化
炭素の分離・回収, エネルギー問題では水素分離,環境問題では
水処理技術などの高度化が求められています。分離工学はすでに
蒸留,吸着など単位操作として整理されてきましたが,そこでは
旧来のチャートや図式解法が装置設計の手法でした。しかし
最近の化学プロセスシミュレータの進展などより物性推算も
装置設計もパソコン上で容易になり,現在では分離工学の設計・
解析法が大きく変化しています。
本書ではこのような分離工学の進展を含めて,単位操作毎に
基礎から技術の解説をおこないました。分離工学の最新技術
情報の習得や,知識の再整理ににお役立てください。
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