高分子
 グリーン調達に呼応して、環境に配慮したエコ電線・エコケーブルの普及が図られるようになり5年が経過した。しかし、電線分野でのエコ材料は歴史が浅いこともあり、技術的な進歩改良の余地がまだ多く残されている。
 本書では環境にやさしい電線被覆材料であるノンハロゲン難燃材料の材料物性・押出成形加工性・信頼性向上などを目指し、その開発状況・課題について解説する。さらにメーカーおよびユーザーへのアンケート調査をもとにした実態調査結果も収録している。
 


(社)電線総合技術センター主催「エコ電線の最先端」セミナー
(2004年6月)を編集。
 
2004年11月1日
本体18,400円+税
224頁
В5
ISBN4-86043-065-4
 
 序文 会田二三夫   (社)電線総合技術センター  
 

電子機器用バイオプラスチック
の最新動向
 
ポリエチレン系エコ材料
位地 正年  日本電気(株) 立川  毅  日本ユニカー(株)
 
電線被覆用ノリル 樹脂
 
耐酸性トリニティFR
糸井 秀行  General Electric International, Inc 瀬田  寧  リケンテクノス(株)
 

エコ材料へ対応する高分子添加剤
 
ノンハロゲン難燃材料“ライデックス”の開発
宮地 保好  味の素ファインテクノ(株) 新美 佳治  プラス・テク(株)
 

ノンハロゲン電線材料の開発動向
 
ノンハロゲン難燃ポリエチレンの
各種評価法
八木 敬祐  アプコ(株) 川端 秀雄  日本ポリエチレン(株)
 

電線用オレフィン系材料の最新技術
   
エコ電線についての電線メーカーおよび電線ユーザーへのアンケート調査結果
江島 靖和  昭和化成工業(株) 清水 修  (社)電線総合技術センター
 
Copyright (C) 2004 NTS Inc. All right reserved.