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昨今、高分子材料の設計方法に「超分子」という新しい流れが生まれようとしている。これまでは分子鎖の一時構造設計を通じて高分子の特性を設計する分子科学的手法が用いられてきた。一方で近年、分子間の弱い結合力を利用し、高分子高次構造の動的な制御により高分子の特性を設計する、いわゆる「超分子」の考え方を用いた高分子設計が注目される。例えば、8の字形のモノマーを架橋点として導入し、機械物性を大きく向上させたゲルや、架橋点の可逆性を利用した、リサイクル性を有するゴム等が報告されている。
本書では、このような新技術の芽、新産業の芽としての「超分子」について、応用例を中心に紹介をしている。
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高分子学会主催「ポリマーフロンティア21 超分子−高分子材料創出の新戦略−」セミナー(2006年9月)を編集。 |
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2007年3月1日 |
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本体20,800円+税 |
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182頁 |
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B5 |
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ISBN978-4-86043-172-3 |
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【講演者】5名 |
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超分子の歴史と高分子とのかかわり合い |
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超分子的水素結合ネットワークを利用したリサイクル性エラストマーの開発 |
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超分子による材料開発と事業展開 |
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メソゲン自己配列を利用した高熱伝導エポキシ樹脂 |
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分子集合体が作る化粧品機能 |
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