架橋反応ハンドブック 第2版
 
 
高分子 試読不可
高分子化合物は分子量が高いほど高性能で成形が困難である。
この矛盾を解消するために成形後の架橋による高分子化・
ゲル化が行われており、架橋技術は、機能性材料の開発に
欠かせない要素のひとつである。
本書は規範的な技術の発展をとげてきた塗料分野の成果を
中心に、架橋剤の性質・反応機構・副反応・架橋結合の
性質など必要な基本的知見を体系的にまとめ、他分野でも
応用できる知識をもれなく収載している。

第2版では、その後の動向として、材料面での酸素原子・
窒素原子から硫黄原子へのシフト、性能面での自己修復性・
再利用性に必要な再分解性機能および生理学的な目的で
用いるゲルの作製と解体に利用する生理学的な環境での
反応をコントロールする技術の開発研究、さらに精密電子
工学に利用するヘテロ原子を含まない架橋系・精密な
造形のためのダブル架橋・作業の安全を高めるための
UV→可視光→赤外光への変換等の研究について加筆している。
発刊日 2022年6月
定 価 本体30,000円+税
頁 数 472頁
造 本 B5
発行所 丸善出版
ISBN 978-4-621-30714-4
 
著者:中山雍晴


■章タイトル

第1編 架橋反応の基礎知識
第2編 架橋反応各論
 
 
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