マレー,ジェームズ・D.
1931年スコットランド生まれ。セント・アンドルーズ大学にて、1953年に数学の第一級優等学位を、1956年に応用数学の分野で博士号を取得する。数理モデリングを軸として、発生生物学、生態学、疫学、医学、心理学など様々な分野において数多くの業績を有する。特に、動物の体表パターン形成の数理モデルによる研究は広く知られている。1969〜1985年、オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジフェロー、1986〜1992年、同大学数理生物学教室教授、1987〜2000年、ワシントン大学応用数学教室教授を務める。現在は両大学の名誉教授。2010年より、プリンストン大学の応用・計算数学教室の上級研究員も務める
 
三村 昌泰
明治大学先端数理科学インスティチュート所長
1941年生まれ。京都大学工学部数理工学科卒業。同大学大学院工学研究科修了後、甲南大学理学部教授、広島大学理学部教授、東京大学大学院数理科学研究科教授、広島大学大学院理学研究科教授、明治大学理工学部教授を経て現職。工学博士。原著者マレー教授の直弟子。
 
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