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数理生物学の基本的モデルである個体群生物学や生理学だけにとどまらず、数理生物学全般を解説する世界的に定評あるテキストです。
複雑な生物システムに向けて数学モデルから解明するという数理生物学が、多くの例を交えて書かれており、既にポーランドやロシア等でも翻訳され、今や世界的に知られた数理生物学のバイブルになっています。
著者であるJames D. Murrayは医学、心理学、生態学、疫学、発生生物学等、数理生物学の様々な分野において、実験家との共同研究を通して、モデルを構築し、その解析から、機構の解明、予測を行ってきた現在の数理生物学の確立に貢献する偉大な研究者の1人で、数理生物学の世界だけではなく、数学・数理科学がいかに生物学に貢献しているかという学際的な視点から情熱を注いでいる研究者です。
原書 『Mathematical Biology I: An Introduction,3rd Edition』Springer(2011)
原書著者 James D. Murray
関連書籍:マレー数理生物学 応用編
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2014年1月31日 |
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本体7,800円+税 |
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468頁 |
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B5 |
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丸善出版 |
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ISBN 978-4-621-08674-2 |
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連続型単一種個体群モデル |
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離散型単一種個体群モデル |
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相互作用する個体群のモデル |
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温度に依存する性決定:ワニの生存戦略 |
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夫婦間相互作用の動態のモデル化:離婚予測と夫婦仲修復 |
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反応速度論 |
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生物学的振動子とスイッチ |
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ベロウソフ―ジャボチンスキーの振動反応 |
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振動子の摂動、結合とブラックホール |
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感染症のダイナミクス:流行モデルとAIDS |
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反応拡散、走化性、非局所メカニズム |
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振動子が生み出す波動現象と中枢パターン発生器 |
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生物学的波動:単一種モデル |
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フラクタルの利用と濫用 |
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付録A 相平面解析 |
付録B ラウス―フルビッツの条件、ジュリーの条件、デカルトの符号法、3次方程式の厳密解 |
索引 |
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マレー数理生物学入門 |
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