はしがき / 著者紹介 / 文献
第1章 総論 海外技術移転の現状と課題を探る
― 国際化・Globalization への対応 ―
第1節 開発途上国の食品包装・流通の現状と課題
1.1 ODA(政府開発援助)の現状
1.2 食品包装・流通の永遠のテーマ
1.3 食品包装・流通の潮流
1.4 技術移転のポイント
第2節 食品包装産業のM&A(合併・買収)への道のり
2.1 はじめに
2.2 M&A(合併・買収)対象企業の基本情報の整理
2.3 設備機器の導入状況を工程ごとに整理
2.4 M&A 対象企業の比較表の作成
2.5 相互理解
2.6 同業種企業のM&A の実態調査
2.7 対象国の投資環境の調査
第3節 開発途上国の産業を支える「5S 活動」の必要性
3.1 はじめに
3.2 5S 活動とは
3.3 「5S 活動」から「カイゼン活動」、そしてISO9001 へ
第2章 各論 食品包装・流通技術士の活動の軌跡
― 高度化・Innovation への対応 ―
第1節 南米編
第1項 ボリビア・メルコスールの食品包装・流通事情
1.1 南米ボリビアの概要
1.2 ボリビアの食品包装・流通事情
1.3 JICA プロジェクト「青果物流通機能改善指導」の活動結果
1.4 メルコスール域内包装・物流標準化の課題の整理
1.5 まとめ
第2節 アジア編
第1項 中国山東省 ズーボー博市沂イーユェン源県における「中国製造2025」への協力
1.1 まえがき
1.2 2030 年にむけて中国経済が直面する課題の整理
1.3 沂イーユェン源県の技術指導の内容
1.4 まとめ
第2項 韓国中小企業技術指導事業に参加して
2.1 はじめに
2.2 韓国中小企業技術指導マッチング相談会の内容
2.3 日本のハウス栽培の現状
2.4 まとめ
第3節 ASEAN(東南アジア諸国連合)編
第1項 タイの食品包装・流通事情
1.1 はじめに
1.2 タイの主要産業
1.3 タイの食品産業
1.4 タイの食品包装・流通産業
1.5 タイの食品法規制
1.6 タイの包装産業
1.7 まとめ
第2項 フィリピンの食品包装・流通事情
2.1 はじめに
2.2 フィリピンの食品包装・流通事情
2.3 まとめ
第3項 マレーシアの食品包装・流通事情
3.1 はじめに
3.2 マレーシアの食品産業
3.3 包装材料加工工場における品質不具合への対応
3.4 まとめ
第4項 ブルネイの食品包装・流通事情
4.1 はじめに
4.2 ブルネイの産業
4.3 現状と課題
4.4 指針と対応
4.5 まとめと提言
第5項 ベトナムの食品包装・流通事情
5.1 ベトナムの概要
5.2 ベトナムの産業構造
5.3 ベトナムの食品産業
5.4 まとめ
第6項 カンボジア王立農業大学寄附講座に参加して
6.1 ASEAN 人材育成事業とは
6.2 カンボジアの概要
6.3 カンボジアの産業構造
6.4 カンボジア王立大学寄附講座の内容
6.5 まとめ
第7項 NSU(国立シンガポール大学)寄附講座に参加して
7.1 寄付講座の内容
7.2 シンガポールの産業構造
7.3 シンガポールの食品包装・流通産業
7.4 まとめ
第8項 ミャンマーの食品包装・流通事情
8.1 はじめに
8.2 ミャンマーの産業構造
8.3 ミャンマーの食品包装・流通産業事情
8.4 まとめ
第9項 ラオスの食品包装・流通事情
9.1 ラオスの概要
9.2 ラオスの産業構造
9.3 ラオス食品産業事情
9.4 ラオスの観光資源
9.5 まとめ
第4節 アフリカ編
第1項 ケニアの食品包装・流通事情
1.1 ケニアの概要
1.2 プロジェクト準備調査の目的
1.3 ケニアの食品包装・流通産業
1.4 課題の整理
1.5 まとめ
第2項 チュニジアの食品包装・流通事情
2.1 チュニジアの概要
2.2 チュニジアの歴史
2.3 チュニジアの産業構造
2.4 市民生活と今後
第3項 タンザニアの食品包装・流通事情
3.1 はじめに
3.2 タンザニアの産業構造
3.3 包装・物流に対する国の施策
3.4 食品産業と包装技術の関係
第3章 食品包装・流通コンサルティングを経験して得た教訓
― 多様化・Diversification への対応 ―
3.1 コンサルタントとは
3.2 コンサルティングに必要な条件
3.3 海外コンサルテイング活動のキッカケ
3.4 海外コンサルティング活動への参加のために
3.5 海外技術移転で得られた教訓
3.6 まとめ
第4章 国内外の食品包装・流通に関するホットなトピックス
― 法制化・Reguliation への対応 ―
第1節 低温流通包装部分肉(チルドビーフ)による流通システムの変革
1.1 はじめに
1.2 業界の説得
1.3 鮮度・衛生・温度・包装管理などのインフラ整備への取り組み
1.4 包装材料に必要な強度、耐油、耐熱、シール(密封)性、透明性等の物性の付与
1.5 腐敗、変質、異味、異臭、異物混入、真空戻りなどの返品発生への対応
1.6 まとめ
第2節 食品安全・衛生の確保への対応
2.1 食品事故の現状と課題
2.2 ISO22000 と食品安全の関係
第3節 容器包装の技術開発と食品ロス削減
3.1 食品ロス、食料資源・人口増加の関係
3.2 消費期限と賞味期限
3.3 3 分の1 ルールと食品のムダ
3.4 包装・流通技術とムダの排除
3.5 包装・流通と商品の付加価値向上
3.6 超バリア・レトルト用包装材料の開発
3.7 流通改革の進展
3.8 まとめ
第4節 容器包装に関する法制度
4.1 はじめに
4.2 日本の容器包装産業の規模
4.3 容器包装加工工場としての前提条件
4.4 容器包装加工工場の実際
4.5 容器包装加工工場のトラブルシューティングあれこれ
4.6 容器包装法制度の歴史
4.7 容器包装「自主規制組織」と対象樹脂
4.8 容器包装の「規格基準」
4.9 食品用包装材料「プラスチック製等」に関わる「法令」
4.10 「乳等省令」による規格・基準
4.11 海外における「法規制」の考え方
4.12 まとめ
第5節 フードサプライチェーンからバリューチェーンへの変革戦略
5.1 はじめに
5.2 世界の食品産業の潮流を探る
5.3 フードサプライチェーンとは
5.4 ASEAN における養殖エビ事業の事例
5.5 中国・北京とカザフスタンにおけるスマートファーム(ハウス栽培)建設の事例
5.6 牛肉流通変革(冷蔵真空包装部分牛肉・チルドビーフ)の事例
5.7 包装・流通と商品の付加価値向上
5.8 物流の革新
5.9 コンビニでの無人店舗化が進む事例
5.10 廃プラスチック削減の世界的な動き
5.11 パッケージの「モノマテリアル・ハイバリア化」
第6節 ハラール食品ビジネスの現状と課題
6.1 はじめに
6.2 イスラム教の文化
6.3 ハラール認証システムのアウトライン
6.4 ハラールとは
6.5 日本食などへのハラールの浸透状況
第7節 売れる商品化へのアドバイス
7.1 食品包装の持つ機能を国内・海外へ展開する場合の戦略
7.2 フードサプライチェーンからバリューチェーンへの変革を実現するための要因
第8節 国家試験「生産・包装・物流技術士」への道
8.1 技術士とは
8.2 技術士試験への道標(ロードマップ)
8.3 「技術士」試験のアウトライン
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