食品開発における「匠の技」とその再現技術

序文  (山野 善正) 

第1章 「匠の技」おいしさの見える化  
第1節 おいしさと「匠の技」 〈山野 善正〉
第2節 おいしさを可視化する味覚センサ  〈都甲 潔〉 
第3節 食品の伝熱シミュレーション技術  〈柴田 奈緒美〉 
第4節 初心者と熟練者の調理操作・調理の段取りの特徴  〈高橋 ひとみ〉 
第5節 AIを利用した料理人の五感の数値化と品質の安定化−視覚の数値化と天ぷらの品質−  〈山中 由実 ・小川 宣子〉 

第2章 食品の大量調理技術 
第1節 大量調理機器を用いた食品の調理科学的変化  〈古賀 貴子・吉永 奈津希〉 
第2節 大量調理の調理特性と調理後栄養成分値の検討  〈岡部 哲子・久保田 のぞみ〉 
第3節 大量調理における匠の味再現技術   〈一ノ倉 諒太〉 
第4節 学校給食で食文化を次世代につなげる調理工夫  〈古本 美栄〉 

第3章 調理機械の開発  
第1節 そば・うどん店向け自動化システムの開発  〈渡邉 恭介〉 
第2節 煮炊撹拌機〈クッカーミキサー〉の開発と調理用加熱撹拌機の発展  〈半澤 太治〉 
第3節 Wカット回転釜HTKの開発  〈佐藤 聖〉 
第4節 3Dフードプリンターの現在地  〈本多 隆史・山口 雄多〉 

第4章 調理ロボットの開発  
第1節 人の隣に並んで盛り付け作業ができる人型協働ロボット「Foodly」の開発  〈中川 友紀子〉 
第2節 スマートコーヒースタンド「rootC」の開発  〈中尾 渓人〉  
第3節 かき氷の全自動調理ロボット「Kakigori Maker」の開発  〈中尾 渓人〉 
第4節 ビールサーブマイスターロボットの開発  〈中村 昌弘〉 

第5章 調理家電の開発 
第1節 調理機器の変遷と改良  〈肥後 温子〉 
第2節 IHクッキングヒーターの開発  〈藤谷 麻由〉 
第3節 ホームベーカリーの開発―匠の技を再現する技術とおいしさの秘密―  〈濱 あつみ〉 
第4節 IH炊飯器の開発  〈中村 有希・野間 雄太〉 
第5節 「真空保温調理器シャトルシェフ」の開発  〈簑島 久男〉 

第6章 「匠の技」の応用事例 
第1節 自動計測システムと調理支援システムによる精密かつ包括的なアプローチ  〈西 恵理〉 
第2節 伝統的職人技の原理解明による水産練り製品の品質向上  〈植木 暢彦〉 
第3節 「本格炒め炒飯?」の開発  〈森 公博〉 
第4節 醸造酒の極意:匠の技の伝統と現代の創造が生み出す日本酒,ビール,ワインなどの醸造酒造り  〈中西 弘一〉 
第5節 国菌を用いた発酵食品  〈横山 勉〉 
第6節 グローバルな食文化や味覚に対して日本の技を正しく伝えていくため、理解しておくべき事柄  〈鈴木 孝一郎〉 
第7節 おいしさを生み出す「庖丁」の切れ味  〈信田 尚男〉 
第8節 顧客満足を実現する「食品包装・流通技術」―高度化・多様化・法制化・国際化への対応―  〈田中 好雄〉


※ 2025年5月現在。変更の可能性があります。

 
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