突然変異主導進化論 〜進化論の歴史と新たな枠組み〜
 
バイオ・メディカル 試読不可 翻訳
進化論 150 年の歴史をたどり
 分子進化から表現型の進化をひもとく

「進化を引き起こす原動力は何なのか?」 
これは,ダーウィン以来ずっと論争の的となってきた問題である.

本書では,過去150年間に提唱されたさまざまな進化論を振り返り,
近年のゲノミクスや発生生物学の知見をもとに,
進化における突然変異の重要性を明らかにする.

表現型の進化を遺伝子や分子レベルの進化からひも解くことで,
進化機構の本質がみえてくる.

分子進化学の発展を牽引してきた著者の集大成であり, 
この分野を専攻する学生や研究者,進化理論に興味のある読者に
とって必読の書.
 
原書『Mutation-Driven Evolution』Oxford Univ Pr.(2013)
原書著者 Masatoshi Nei 

 
発刊日 2019年4月26日
定 価 本体7,000円+税
頁 数 416頁
造 本 A5
発行所 丸善出版
ISBN 978-4-621-30385-6 C3045
 
著・監訳・改訂  根井 正利 
  鈴木 善幸、野澤 昌文


第1章  自然淘汰主義と突然変異主義
第2章  新ダーウィン主義と自然淘汰万能主義
第3章  新ダーウィン主義の時代における進化論
第4章  分子進化
第5章  遺伝子重複,多重遺伝子族,繰り返し配列
第6章  表現型の進化
第7章  種分化における突然変異と自然淘汰の役割
第8章  適応と進化
第9章  進化における突然変異と自然淘汰の役割
第10章  全体の総括と結論
付録  数学的注釈
参考文献
人名索引・用語索引

 
 
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