"加齢や障害の特徴と機能低下に配慮したデザインは、社会の
高齢化や障害者権利の高まりとともに21世紀のモノづくりの
主要な概念となりつつある。ユニバーサルデザインやバリアー
フリーデザインなど、数多くあるデザイン概念の中で、アクセ
シブルデザイン(Accessible Design)は製品、環境、サービス
等を利用するユーザーを最大限に増やすというコンセプトを
基に進められてきた。
ISOなどの国際標準機関において日本が主導してきたアクセシブル
デザインの理念に基づき、高齢者や障害者のニーズにどのように
対処していくかについて、人間工学に基づく技術視点からその
デザイン手法と実例を解説する。"
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